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ストレスケアとして料理を作ることが有効である理由

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingoです。今回は自分でできるストレスケアのひとつとして有効である「料理を作ること」について解説してみたいと思います。
ストレスは、現代社会でほとんどの人が日常的に経験する普遍的な現象で、避けては通れないものです。仕事のプレッシャーや家庭の責任、健康上の懸念など、さまざまな要因でストレスを感じる方は多いでしょう。しかし、そのストレスを管理することは健康に暮らす上でとても大切です。料理を作ることは、そのようなストレスケアの方法のひとつであり、実際に非常に有効であることがさまざまな研究により証明されています。
(注意)
絶対に料理なんかしたくない!料理を作ることは苦痛でしかたないという方は無理に実践しないでください。あくまでも料理することに強い抵抗がある方には逆効果になる可能性があります。

料理がストレスケアに有効な理由

  1. リラックス効果
    料理は、手を使って食材を切ったり、調理したりすることによって、心をリラックスさせる効果があります。これは緊張している状態からリラックスモードに切り替えることに役立ち、ストレスレベルを低減します。

  2. 創造的なアウトプット
    料理は、自分のアイデアを実現し、新しい体験をするためのとても有効なアウトプット手段です。料理中に創造性を発揮することで、ストレスから解放され、リフレッシュすることができます。
    新しいレシピを試したり、自分なりのアレンジを加えたりすることで、創造性を刺激し、楽しみながらストレスを解消できます

  3. マインドフルネス効果
    料理をするとき、すべての感覚が集中します。香りや味、触感など、食材や料理のプロセスに意識を集中することで、マインドフルネスを促進し、「今ここ」に集中することができます。

  4. 満足感と達成感
    料理をすると、最終的に美味しい食事ができあがります。(不思議と自分が作った料理はとても美味しく感じます)この達成感は、自己肯定感を高め、満足感をもたらします。この感覚は、ストレスを軽減し、心の安定をもたらします。
    美味しい食事を作り上げたときの喜びは、心をリフレッシュし、ポジティブな気分を促進します。

  5. 栄養価の高い食事
    自分で料理をすることは、栄養価の高い食事を用意する機会でもあります。栄養バランスの取れた食事は、身体の健康を維持し、ストレスに対する抵抗力を高めるのに役立ちます。
    自分自身や家族のために栄養バランスの取れた食事を提供する機会でもあります。

料理のプロセスがもたらす満足感

また料理のプロセス自体が、ストレスを軽減し、心身のリラックスをもたらすことにつながります。料理するためには食材を選び、切り、調理し、最終的に美味しい食事を完成させる一連のプロセス(工程)がありこのプロセス全体が、達成感と満足感をもたらします。自分で作った料理を食べるときには、自己肯定感が高まり、ストレスが軽減される効果があります。

まとめ

料理は、ストレスケアの重要な手段のひとつです。手を使って食材を調理し、自分自身で作り上げることで、心をリラックスさせ、ストレスレベルを低減させることができます。また、自分で料理をすることで、栄養バランスの取れた食事を摂ることでき、自己肯定感や達成感を高めることができます。自宅で料理を楽しむことで、心身の健康と幸福を促進し、ストレスを軽減することができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

しんしん心理研究所では料理は教えられないですが、ストレスマネジメントについてサポートすることができますので、気になる方はぜひ無料相談にお越しください。

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