しおん
何日目だろうか。外界の空気を吸っていないのは。 僕が生活している範囲はたった6畳の狭い部屋。しかも部屋は北部屋。そして一階。さらにベランダの向こうには、部屋を隠すためだろうか、謎の草木が覆い茂っている。 部屋から出なければ、一日中太陽の光を浴びることができないそう言う状況の中で、僕は生活している。 買い溜めていたカップラーメン、そして親が送ってくれていた食料ももう底が尽きそうだ。普通は少なくなっていく食料を見ると焦るのが一般的だろうが、僕の場合はそうではない。正確に言え
皆さんはタイトルを見てどのような内容を思い浮かべただろうか? おそらく大多数の人が、「素敵な彼女とのラブラブタイム」とか「愛犬との幸せな時間」とか誰かと一緒に幸せな時間を過ごしているシチュエーションを想像したでろう。 本当はそういう記事を書きたかった、、 が、残念なことに素敵な彼女も愛犬もいない、 ただ、私には一生忘れられないであろう、特別な思い出がある。その思い出を今から全身全霊で書こうと思う。なので皆さんにも覚悟して見ていただきたい。おそらく読み終わった時には、き