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二輪免許取得記9.5。

朝一番の教習で、すっかりへこんでしまった。
もちろん体調管理ができていない自分が悪いし、もっとがんばるべきだと思う。
とはいえ、へこんでいるのは事実なので、気が晴れるようなことをしようと思った。
美容院に行って前髪を切り、買い物をし、お昼に好きなものを食べる。
それでも元気が出なかったので、バイク屋さんに行くことにした。
たとえば、50ccのMT車で練習して、エンジンをなんとかして排気量を上げる、みたいなことができないだろうか?と思ったのだ。
が、バイク屋さんいわく、そういうことはできないとのこと。
50ccは車体もそれ用にできているし、改造になるので保証もできないですよ、と言われて、なるほどそうなのか、と納得する。
その流れで、今日の教習でうまくいかなかったこと、全然進めなくてけっこう参っていること、などを打ち明けた。
現状で10時間オーバー、このままでは卒業できないかもしれない、とこぼしたら、バイク屋さんはあっさりと「大丈夫ですよ」と言う。
29時間とか35時間とかかかった人もいるけれど、不安にならなくなるまでとにかく教習所で練習すれば、いざ公道に出たときに自信になりますよ、まあお金はかかっちゃいますけど。
それに、普通二輪で苦労すると、大型は簡単に取れちゃったりしますし。
根が単純なので、そう言われるとそうか、と思う。
特に30代後半で教習所に通い始めた女性とかはけっこう苦労するみたいですね、と言われ、ほんとにその通りです!と思う。
発進の時にふらつくようなら遠くを見るようにするとか、半クラがうまくいかない時はちょっと多めにアクセルをひねるとか、アドバイスをもらう。
まだ店頭に出ていない中古のVTRなども見せてもらい、また遊びに来てくださいね、と見送られて帰路についた。
へこんでいるなりに元気が出た気がする。

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