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  • たそがれの國ー外伝ーひなかの星

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 私たちは、星を目印にして暗い夜を進んでいく。  その日旅立ったのは子供らの中では年長で、先日15の祝いを迎えたばかりの少年だった。キャラバンの大人たちは、口をそろえて彼を軟派な男で旅をするには心もとないと言っていたが、銀工の腕と商才について言わせればここで彼の右に出るものはいないのだ。このキャラバンから旅立つものの多くは、銀工と情報を商売道具にして町から町を渡り歩く。旅に出る許しがもらえるのは一人前の腕を持つと認められ15の祝いを終えた子供だけだ。  夜も明けぬうちから旅の

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