見出し画像

言ったもん勝ち

姉と私は4つ違い
家族全員 おかしかった。
きっと私も おかしい。

姉は小さい頃から
リーダー的な存在で
近所の子供達と遊ぶ時も
皆を座らせ中心に立ち
遊び方の指示を出したり
していたらしい。

彼女は自分の思う通りに
人を世論を動かす事に
長けていたのだと思う。

姉が面倒、やりたくない
と思った事は

「私は得意じゃないから
 それは、出来ない
と宣言する。その上で

それは しっぽなが得意
だから、得意な人が
やるべき!と言う。

そんな風に嫌な事から
堂々と逃げる姉を
注意する事なくスルー
した大人達も悪い。

面倒な事は全部
妹の私がやる事になる。
その繰り返しの人生でした。

私は与えられた役割を
必死にこなし
上手に出来た時は
姉に親に褒められた。

姉がやりたくない事は
妹にやらせればいい。
その流れはいつから
始まったのだろうか?

当時の私の気持ちは?
嫌だなと思うより
「しっぽなのほうが得意」
と褒められた事が嬉しくて
期待に応えようと
一生懸命 頑張った。

その時点で私への
コントロールはすでに
成功していたのだと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?