No16 虐待防止のための週休3日制

最近頻繁に取り上げられているニュースの一つに、児童施設や福祉施設での虐待などがある。学校の体罰も多々ニュースになっている。
それらのニュースを見る度に私は思う。
みんな働きすぎじゃね?と。
週休2日になって以前より働きやすくなったとは言え、それでもまだまだサービス残業や実質的には休憩無しが当たり前の職場なんて山ほどあると思う。そりゃ普通に考えてもストレス溜まるでしょ?
まあでもこれも個人差があるから、多く働いて多く稼ぎたい人がいるのも事実で、働くことが苦ではないって人も中にはいると思う。
実際に私は雇う側しかほぼ経験していないので、労働基準法なんて自分には適用しないから、24時間体制の介護サービスをしていた時なんかは「月600時間」くらい働いてた。それでも今もピンピンして生きてるので個体差があるのは間違いないのだけど、今そんな時代じゃないし。
生きてるだけで、ストレス抱えるような時代だからこそ、もっと生きるための基盤を作る「働き方」に関しては大きく改革しないといけないと思う。
福祉系の仕事はよく「やりがい」があるでしょうと言われるけど、そんな綺麗事で済まされるような聖域では決してない。他の仕事と同じで、大変なことも山ほどある。そんな中で年々法律改訂されて「やらなければならないこと」ばかり増える。強いられることも増える。無資格で入れますよって言ってるけど、そんな気軽な気持ちでできる仕事ではない。(20年前はそうでもなかったけど)
そんな中で特に今「虐待防止」「身体拘束防止」が叫ばれていて、そのためにはストレスチェックや研修で知識を身につけてなんて言ってるけど、手っ取り早く「週休3日」にして(安いと言われている)今の給料をキープしたら良いと思っている。実際にうちの会社は祝日が休みなので、時々は週休3日になる週があるのだけど、そんな週はみんな良い顔して働いているもんね。「心に余裕」ができるんだと思う。
それ以上稼ぎたい「身体的、精神的余裕がある人」は副業なりすれば良いと私は思っている。ただし、実際的な人員配置基準の問題から事業所独自に週休3日にするのはまだ困難なので、私は国の考え方がどうなのかを機会がある度に聞いてこの考えを伝えているところだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?