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常に新しい知り合いを作った方がいい理由

お久しぶりです、SISです。

私は今1ヶ月という長期の休みが終わり
無事新しい仕事場での勤務を始めています。

今私が職場で改めて習っている内容は
前職では私が周りから
「苦手認識」されているような
内容ばかりです。

でもそれがかえって充実しています。

前職は人間関係においては
良好だった分
良くも悪くも
人によって役割が明確に
固定化してしまう側面もありました。

営業、販売特化型のスタッフとして
前職では長年勤めてきましたが
次第に役割が固定化されていったことにも
不満があったのかもしれません。

それと同時に
彼氏との付き合いが長くなる中で
徐々に思い出してきたことがあります。

それは「新しいことに挑戦したいなら
定期的に人間関係を変える必要がある

ということです。

私がUAE旅行一人旅や転職を
実現できた要因のひとつとして
これをやってきたことがあると思います。

私はもう一人暮らしが長いのですが
なぜそんなに若い頃に
一人暮らしをしたかったのかというと
自己肯定感の育ちにくかった
子どもの頃の家庭環境によります。

両親が離婚したとか
転校を経験したとか
そういうことではないのです。

その証拠に
同じような家庭環境で育ったはずの兄弟は
私より自己肯定感が育っています。

私は家族の中で
「どんくさくて、体が弱くて
 1人で何もできない」存在として
見なされていました。

たしかに私は自分でも自分のことを
体の弱い個体として
生まれてきたと思っていますし

運動神経も悪いし
ストレス抱えやすいし
手先も不器用だし
整理整頓も苦手な
コミュ障なこどもでした。

でもフィクションならば
見にくいアヒルの子みたいに
だいたいこういう子どもの方が
大器晩成するじゃないですか。

だから自分はきっとそういう存在なのだと
どこかで信じていたかったのです。

ですが日常生活を送る上では
私は単にスペックの低い子どもなので
徐々に周りから言われるようになるのです。

「SISはどんくさいもんね。」
「SISちゃん、それは苦手だから
 1人で出来ないでしょ。
 だからやってあげるね。」と。

自分の中で人生経験を重ねて
見方が変わってきた今だからこそ
「人に頼る」ということも
大事なスキルの一つなのですが
私はそれが嫌でたまらなかったのです。

たしかに人より習得には
時間がかかるかもしれないが
時間さえかけて反復すれば
私にも出来るようになるのに。

そうやってちょっと頑張れば
出来るようになることを
周りの善意から奪われていくことが
煩わしいと思うようになりました。

もちろんそうやって
周りに頼むというのも
一つのスキルかもしれませんが

私はこの経験から
「自分が苦手なこと
(だと周りが認識していること)ですら
  やってみたい」という
欲求が働くようになります。

何よりもそうやって周りに言われ続けることで
自己肯定感が下がり
「自分は何もできない存在なんだ」
と自分を信じられなって
挑戦を避けるようになるのが
何よりも嫌だったのです。

こんな私ですから
最初に一人暮らしした時も
さぞかし親や親戚は心配していたでしょう。

でも私にとってはそれは不要でした。

最初からうまくできなくても
自分一人で経験してみたかったから。

そこから先の人生で私はなぜだか
付き合いの浅いたちとの交流に
居心地の良さを感じていきます。

理由は他にもあるのですが
付き合いの浅い人たちというのは
「どんくさくて習得が遅くて失敗しがちな私」
というイメージを持っていないのです。

だから新しい人たちは
今まで私が経験できなかった体験を
与えてくれます。

それを繰り返してアップデートをした私は
古い知り合いから
ビックリされたりもします。

古い知り合いというのは
自分のことをよくわかっているようで
日々成長している私のイメージが
アップデートされていないことが
往々にしてあります。

親や兄弟もかもしれません。

だから私がUAEに一人旅するというのは
付き合いの長い知り合いにこそ
言わずに実行しました。

逆に付き合いが浅い知り合いというのは
こういった
「ちょっと頑張って実現させる必要があること」
の実現に向けては
背中を押してくれることが多いです。

それが無責任と言われようとも
私にとっては関係ありません。

「背中を押して欲しい」時には
素直に「背中を押して欲しい」と言います。笑

これは幼少期に
「どんくさい」扱いをされてきた
私なんかはとても顕著な例ですが

人間関係に流動性がないと
自分のイメージがアップデートされていない
周りの人々に
自分の可能性を縛り付けられる恐れがある
ということは
多くの人々に当てはまるのでは
ないでしょうか。

人間は思った以上に環境の奴隷です。

貧困や差別から抜け出せないのが
個人の努力では解決しづらいのも
人間関係の流動性がないことが
往々にして助長しているのではないでしょうか。

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