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彼氏を追って引っ越ししたけど別れて結局もとの地域に戻った話2



彼氏はITリテラシーの高い人で
私が苦手なワードでの履歴書の作成を
手伝ってくれました。

私の角の立つ部分も添削してくれました。

記憶にあるのが
当時私が一番アピールしたかったのが
「親に施しを受けずに自分の稼ぎだけで4年生大学を卒業したこと」
でしたが

「そこを押し出すと
 自分ひとりでやってきた、と傲慢さが目立つから辞めた方がいい」とのことで削られて、少しだけ不服だったことです。

今思えば
この時から私と元彼は
生き方について大きく価値観がズレていたのです。

戸建の持ち家が欲しい彼氏と
マンション賃貸派の私

他の人間関係を持っているくせに
私の人間関係を奪おうとする彼氏

お金に対して価値観を持っていた彼氏と
お金にルーズだった私

引っ越して一緒にいる時間が長くなるにつれ
歪みが出てきました。

休みの日は在宅で仕事をする彼氏の家に
前日から連れてこられて
ほとんど監禁状態で部屋の漫画を読む

私は彼氏以外で遊ぶ友達がほとんどいなくなっていました。

そんな状態になってから
突如として振られてしまったのです。
しかも泣きながら。
(いや、泣きたいのこっちやし)

最初はすぐに復縁するだろうとか
思っていたのですが
白黒つけたい性格だったのでしょうね。

別れた元カノに対して一切の接点を
経ってきました。
しつこく連絡した記憶もないのに
LINEのアカウントごと消されて
大袈裟か、って腹が立ちました。

なんだかんだ結構落ち込んだし
引きずりました。

元々住んでいた土地とは言え
彼氏と別れてからは
より
「なんで私はこんなところにいるんだろう」
と考えるようになりました。

私は元いた会社を辞めたことは
後悔していないのですが
元々住んでいた地域はすごく気に入っていて

最初に彼氏から
こっちに来いよって言われた時も
拒否していて
根負けして引っ越した
というのもありました。

振られた理由のひとつに
「私が元いた地域に帰りたそうにしていた」
ということがありました。
これに関しては確かにそうだと思いました。

職場の人間関係は悪くはありませんでした。
むしろ失恋で激しく落ち込む私に
すごく気を遣ってくれて
よく遊びにつれて行ってくれました。
すごくいい仲間だったと思います。

ただ、うちの会社の中から
私が元いた地域への出店が決まったという話が出て
私はすぐに名乗り出ました。

話が出て
実際に出向が決まるまでは
半年ぐらい時間がありましたが
その間で職場の人と深い絆や
信頼関係が出来ていたので
その点ではまた名残惜しい気がしました。

でも元々隣の県で行き来はしていたので
今後もまたたまに戻って来ればいいと思って
喜んで出向しました。

次回→円形脱毛ができて降格した話

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