見出し画像

パレスチナ問題を自分の身近な問題に例えて理解してみた話①

私がUAEに行ってよかったことは
UAEだけでなく
周辺国に対しての知識も身についたことです。

飛行機の中では
Wi-Fiが飛んでいなかったため
映画なども普段観ない私は
UAEから行き来する飛行機の中
ずっと飛行経路を眺めて

「ああ、今この国の上空を飛んでるんだな」
と思いを馳せていました。

そのおかげで
中東の位置関係も
かなり頭に入ってくるようになりました。

日本人にとって
パレスチナ問題の理解が難しいのは

ただでさえ複雑な上に
宗教観というものが
そもそも多くの日本人に理解しにくいこと
なども原因として挙げられますが

そもそも私のように
旅行に行ったりしたこともなければ
中東自体に馴染みがなく
どこにどの国があるのかすらも
ほとんどの人が知らないことも
要因として挙げられると思います。

それはUAE旅行前の私もそうでした。

UAE旅行直前までは
UAEという国が
どこにあるのか
どんな形をしているのかすら
知りませんでした。
(UAEの面積の中のアブダビの占める比率も
びっくりしました)

日本人にとっては
決まりごとが多く厳しいイメージのある
イスラム教国家の中で

UAE(とくにドバイ)が
どれだけ緩いかも
行ってみるまではわかりませんでした。

さてUAEに対して
理解が深まった帰国後
今度はやたらとサウジアラビアから
広告が来るようになりました。笑

ここで帰国後に
サウジアラビアのイメージが
一気に変わります。

サウジアラビアといえば
UAEに比べると
少しだけイスラム教の規律が厳格で

外国人でも常にアバヤを
着ていないといけないし

ビザの取得も必要で

外務省の危険レベルも
UAEより少しだけ高いレベル1
(UAE、カタール、オマーンはレベル0)
ということで
旅行するには少々ハードルの高いイメージが
ありましたが

今回のパレスチナ問題が
起きたことをきっかけに
またYouTube大学で
中東の歴史を復習しなおした私は

サウジアラビアが
倫理観、政治観ともに
近い感覚であることを
知りました。

ここでタイトル回収なのですが
この日本人にとって難しい
パレスチナ問題を理解する上で
私は自分にとって
身近な紛争に落とし込みました。

なぜかというと
そもそも戦争反対な私が
どちらか一方の肩を持つという行為すら
疑問に感じていたからです。

だからウクライナ戦争の時も
あまりにも西側に寄りすぎた報道に
疑問を持っていましたし

今回もどうせ
イスラエル側に有利なようにしか
報道は流さないのだろうと
斜に構えて見ていましたが

日本はアラブ諸国とも
仲が良いので
今回に関しては
少々微妙な立ち位置のようです。

私は昔からそうやって
みんなが正とするものを
疑う性格ですし

今回に関しては
旅行を経験していることもあり
少々アラブ諸国に肩入れする
気持ちもありました。

ですがいざ渦中になる時に
どっちの味方につくのか
これは自分の身の回りの実体験に
落とし込んでみないと
わからないなと思い

とある私の身近にある
家族の紛争に落とし込んでみる
という思考実験をしてみました。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?