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社会福祉士国家試験一発合格の勉強法〜はじめに〜

まずは、私の自己紹介。

現在、社会福祉法人の就労移行支援サービスで、就労支援員をしています。
第31回社会福祉士国家試験に一発合格しました「さしさし」と申します。
現在は、福祉業界に入って、7年目のようやく中堅というところです。
ずっと就労移行支援サービスに関わっています。

社会福祉士を目指したきっかけは、2017年の2月頃、福祉業界に入って5年目、ちょうど40歳になった時でした。
会社の健康診断の待ち時間で、同僚社員の先輩に、沈黙が嫌で私から声をかけました。
「やっぱり資格あったほうが良いですかね〜、○○さんは、社会福祉士でしたよね?」と聞くと、「あったほうが良いよ!さしさしさんも、社会福祉士とったらいいよ」と言われました。
何をする資格なのか、精神保健福祉士と何が違うのかもわからない私でしたが、ちょうど節目の歳だし、チャレンジしてみるか、という軽い気持ちで資格取得を目指すことに。
そこから調べだして、通信の養成校に通い、受験資格を取得するところからのスタートでした。美大出身ではもちろん、受験資格なんてありません。


独立、転職、そして・・・

ここで、お察しの方は、40歳で業界歴7年目ということは、その前何やってたの?と思われるでしょう。
長くなりますが、ここで私の変わった経歴を、恥ずかしながら説明します。
22歳で、美大を卒業後、デザイナーとして東京で3年ほど勤務。
その後、ITの発展とともに、WEBクリエイターとして転職し、数ヶ月で独立。そこから、35歳までの10年間はフリーランスとして、SOHOスタイルで働いていました。
30歳過ぎに、子供が生まれ、東京での家族生活と思っていましたが、待機児童になり、意を決して、実家の田舎に戻ります。
場所が離れていても食べていけるだろうと思って。。。

実家に戻り東京での仕事をこなす中、地元のシャッター商店街、高齢化を目の当たりにしました。
かつての活気はどこにもなく、知り合いのおじさんやおばちゃんも、今では、みな高齢者。自分の病気自慢か、店を閉める話、誰かが死んだ話。
住んでる町の人口も私が20歳の頃の2/3。

これは、なんとかしなければならない!
子供たちの世代に迷惑を掛けてしまう。

苦悩の日々からの脱出。

子供たちに負の遺産を残すわけにはいかない。
せめて、地元の町を住みやすく活気のある町にしたい。
そんな思いで、地元の企業といろいろ連携しながら取り組むも、コンサルやディレクション、デザイン費に対する考え方が違いすぎて、苦悩する日々。
「デザインってお金かかるの?」と何度も聞かれました。。。
そのうち、私の中で、商業デザインに対する熱意は消えていきます。
いくら頑張っても、儲かるのはクライアント。
いつも足元を見られた価格、良い出来だと思っても、季節が変われば、別のものに切り替わる。毎年繰り返しになっていく感覚。
そんなに良いものでもないものをいかに良いものに見えるか、どれだけ売れるか、そんな資本主義の根本に嫌気が指していたのです。

そんな中、うちの授産商品をなんとかしてくれないかという話に巡り会いますが、そんな安い価格では出来ない、食べていけない。と折り合いがつかない状態でしたが、施設の中を見学させてもらい、今まで生きてきた世界と、まったく違う障害者施設の生々しい現実を知ります。

その時、ふと思いました。
社会的弱者となった人たちのために、儲けるためではなく、人のために自分のスキルを活かせるかもしれない。
それなら、雇用の形でなら、やります!と。

そして、今までの経験を活かし就労移行に関わりながら商品のリニューアルも行っていく日々が始まったのです。

35歳での転職。しかも、まったくの異業種。すべてが初めてで、すべてが新鮮で、そしてやりがいを感じることが出来る福祉の仕事が始まりました。

ということで、長々と自己紹介を書きました。
次は、私の人生観や考え方について書きたいと思います。

第31回社会福祉士国家試験に一発合格した私の勉強法をまとめていきます。ほかに、福祉のこと、支援のことも書いていきます。