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SIW2022イベントレポート③〜小南絢音さん〜

続々とSIW2022のイベントレポートが届いておりますので、こちらでご紹介していきます!

第三弾は、國學院大学の小南絢音さんです。

1. スポーツ x デジタルで目指す新しいスポーツエコシステムの創出

イベント概要

キーワード:NFT市場、スポーツ、デジタル
海外では既に大きな市場として注目されているNFT市場。これをスポーツと融合することでスポーツとNFTの両者の可能性を引きだすことが出来る。例えば、試合中の名シーンをNFTにすることで、その瞬間の感動をいつでも振り返ることが出来る。”記憶”を”記録”することが出来るのである。加えて、チケットをNFT化することで健全な市場を守ることが出来る。

また、スポーツをデジタルと融合することでさらなる可能性を引きだすことが出来る。ベッティングやゲームなどを取り入れることで、スポーツファン以外も仕様に巻き込むことが期待できる。
今後はインターネットを前提として、どのようにスポーツの価値を高めるかがカギとなる。これを達成するためにもNFTやデジタルと融合して、多くの人にスポーツを楽しんでもらうことが出来る未来の創造が大切になってくる。

当日のアーカイブ動画はこちらです!

イベントを聞いて感じたこと

印象に残った言葉:「砂漠で水を売るようなビジネスが出来ているか」
私は経営学科に所属しているため、授業で何度も”新規事業を開発せよ”というテーマに取り組んできたため、ビジネスの創出の難しさを3年間痛感してきた。そのため、この言葉を聞いた際にずっと悩んでいたテーマの根本が見えた気がした。ビジネスでは需要を開拓する必要があるが、それを問う言葉に出会った気がした。
世の中の需要を開拓するためには、世の中の”かわき”を見つけてそこにアプローチすることが大切であると学んだ。

当日の様子

夢を描くことがスタート
登壇者の方々の話を聞いていると、お互いが夢を語り合っていた。中には、「渋谷のスクランブルスクエアを丸ごとバスケットボールのコートにして観戦出来るようにしたい」というアイデアもあった。ビジネス創出の際はどうしても実現可能性を重要視してしまうが、3人が未来を描く姿を見ていると、まずは夢を描くことがスタートであると感じた。
ワクワクする未来を創造して、それに近づくために1つ1つの課題をクリアしていくことがビジネスの創出に繋がっているのだと感じた。

イベントを通して今後に活かしたいこと

LIVE映像をNFT化
スポーツとは少し離れてしまうが、アーティストのライブ映像をNFT化してほしいと感じた。アーティストのライブ映像は、現代はDVDとして発売されたり、配信サービスのサブスクリプションサービスのコンテンツになったりしている。しかし、これをライブ単位ではなく曲単位で購入出来たら嬉しいと感じた。もちろん、ライブ映像の一部始終はかなり需要が高い。しかし、曲単位で購入できることで多くのファン層を取り込むことが出来ると感じた。
【まとめ】
スポーツとNFT、そしてデジタルを融合することで、これまでにないスポーツ観戦が可能になったり、スポーツファン出ない人を取り込むことが出来る。つまり、さらなる可能性を引きだすことが出来るのである。

2. DIVERSITY CITY SHIBUYA 当たり前ってなに? 渋谷区長とryuchellが今伝えたいこと。

イベント概要

キーワード:当たり前、多様性、渋谷
“当たり前”という言葉に縛られてしまうことが多々ある。しかし、個性は1人1人違う。当たり前の社会がある中で、どのように多様性を尊重していくか、そして自分はどのようにして生きていくのか。これらを、ryuchellさんと長谷部区長が今まで行ってきたこと、これから発信していきたいことを語る。

当日のアーカイブ動画はこちらです!

イベントを聞いて感じたこと

印象に残った言葉:その時の自分を楽しむ
私はどうしても周りの意見や目を気にして、自分を取り繕ってしまう。しかし、それは実際に楽しんでやっているわけではなく、どちらかというと苦しんでやっている場合が多い。
今の自分にこの言葉を問いてみると、縦にうなずくことは出来ない。
しかし、このイベントをきっかけに自分の中でも思考を少しずつ変えていって、今を楽しむ、自分を楽しめるようになりたいと感じた。

当日の様子

イベントを通して今後に活かしたいこと

多様性を尊重する渋谷のCMを作る
ryuchellさんがおしゃっていた、「原宿だから許される」という気づきを他の人にも与えられたらと感じた。そのため、媒体を問わずCMを行って発信していくことでどこかで息の詰まる思いをしている人が、渋谷に集まって自分を思いっきり出せたらいいなと感じた。

【まとめ】
渋谷は多くの人が集まるからこそ、たくさんの人が自分を出せるように多様性を尊重する。
これからはそれをさらに発信して、多くの人が自分を出して好きな格好をして歩くことが出来たら良いと感じた。

3. YOUは何しに就活へ?

イベント概要

キーワード:就活、服装自由、スーツ
企業と就職希望者のマッチング活動である就職活動。就職希望者は自分をアピールすることで、企業に必要な人材であると思ってもらおうと奮闘する。しかし、個性をアピールする場でありながら、なぜ服装をスーツに統一するのか?「服装自由」とは本当に「自由」なのか?そして、自分たちが本当にやりやすい就活はどのようなものなのか?
このように、就職活動の根本的なルールを見直し、自分たちがやりやすいような理想の就職活動について学生たちが主体となって議論する。

イベントを聞いて感じたこと

印象に残った言葉:就職活動が上手な人と能力が高い人は別
就職活動はマッチング活動でありながら、選考方法が決まっている場合が多い。そのため、多様な選考方法を用意し自分を最大限アピールできる場を設けることで、企業側は本当に能力が高い人が採用でき、就職希望者は自分にあった採用活動ができる。
人々の多様性が注目されているからこそ、それを審査する採用活動も多様であったほうがそれぞれにあった個性の出し方ができるのだと感じた。

イベントを通して今後に活かしたいこと

お互いに服装自由
企業側から服装を自由にしていくことで、就職希望者も個性を出しやすくなる気がする。
人はリラックスしたほうが自分を出すことができるが、面接ではそれが難しい場合がある。また、自分を取り繕ってしまう場合もあるため、自分がいつもと変わらない服装をすることで安心感が生まれ、更に自分という個性を最大限引き出すことができる場を設けられると感じた。

【まとめ】
多様性が謳われている今だからこそ、就職活動も変わっていくべきだと感じた。
特に服装面に関しては、言われてみないと気づくことができなかったが、それほどまでにスーツが浸透していることがわかった。また、スーツを販売している青山商事さんがこのような取り組みをしていることに、強いメッセージ性を感じた。



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