自分の才能を開く方法
結論から言うと「自分の才能を開く方法」は、「自分を好きになる」あるいは「自分を愛せるようになる」ということです。
なぜかといえば、自分を好きになったり、自分を愛せるようになれると、自分の行為に抵抗を持つことがなくなって、黙々と前に進んで行けるようになるからです。
抵抗とは「素直に受け入れがたい気持ち。反発する気持ち」であり、自分の心の中に抵抗を抱えていると、前に進もうとする気持ちを抑えてしまうものです。
しかし、自分を好きになることができ、自分を愛せるようになると、そうった抵抗がなくなるため、自分の望むことを遠慮なくできるようになっていくでしょう。
こういった自分に対して抵抗のない状態を生み出すことができるようになったとき、人はスムーズに自分の才能を開花することができるようになるものです。
たとえば大谷選手が、自分を嫌っている姿を想像することはできません。
きっと彼は自分のことが好きなのはもちろんのこと、おそらく自分という存在を愛していると思います。
自分を愛するということは、自分の全存在をそのまま肯定しているということであり、全く否定がないとうことです。
「自分を好きですか?」と尋ねられたら、「もちろん」と即答できるような感じだと思います。
今回、なぜこういったことを書こうかと思ったかというと、先日、友人と笠間日動美術館に行き、ある作家の自画像を見ていて「芸術家の人って自分のこと好きなのかな?」と尋ねたところ、友人は「そうだよ」とあっさりと答えたからです。
友人のその答え方は「何、当たり前のこと聞いてるの?」というような印象すら感じました。
この答えが、妙に心の中に残ったのです。
友人は普段、絵を描いていることもあり、おそらく数えきれないほど自画像を書いてきたことと思います。
もしかすると、彼は自画像を書くことで自分を受け入れることができるようになったのかもしれません。
あるいは、自画像を書くこと以前に、彼は自分を素直に愛せているのかもしれません。
いずれにせよ、人は自分が好きであったり、自分を愛せるようになると自分に自信を持てるようになって、その結果、自分の才能を開花しやすくなるといっていいでしょう。
では、どうすれば自分に対して抵抗のない状態、つまり、自分を好きになったり、自分を愛することの出来る状態を生み出すことができるようになるのでしょうか。
その方法は、自分が夢中になってできることをとことんする、ということなのだと思います。
たとえば、現状で自分を好きになれなかったり、自分を愛することができなかったとしても、何かに夢中になることができれば、そこに抵抗が生れなくなるものです。
目の前のことに集中して自分を忘れることができると、そこに抵抗の作用が働かなくなくなっていくものであり、自分のことを否定することすらできなくなるものです。
人は、好きと思う対象と向き合うとき、好きという思いを全面に前に出せるようになるものであり、そういった好きという思いが巡り巡って自分を好きにさせる作用を生むのです。
大谷選手は野球が好きであり、野球をしている自分が好きなのだと思います。
あるいは、名だたる画家の人たちは絵を描くことが好きであり、絵を描いて楽しんでいる自分が好きなはずです。
つまり、人は好きと思える対象に向き合うことで、人は自分を肯定できるようになり、そういった肯定感が自分を好きにさせたり、自分を愛せるようにさせてくれるようになって、自分の才能を素直に発揮できるようになっていくのです。
そして、一度、自分の好きに向き合う経験から自分の才能を開花させることができるようになると、今度はそれ以外のことでも上手くできるようになっていったりします。
なぜかというと、好きなことに夢中になることで自分を好きになったり自分を愛せるようになった経験が、新しいことにも活かされるからです。
天は二物も三物も与えます。
夢中になって何かに向き合えば、必ず自分の能力を開くことができるという経験が人を多彩にしていきます。
そうやって、自分の好きに向き合っていくことができれば、自分の才能をどんどん開花できるようになり、ますます自分を愛せるようになることでしょう。
そういった意味でも、好きなことや夢中になれることに向き合うこと、それが自分の人生を丸ごと豊かにする方法です。
しかも、そうやって自分を愛せるようになって自分の才能を開花できるようになっていくと、今度は自分の役目を自覚できるようになっていくものです。
我々は誰もが役目を持って生まれてきています。
役目とは自分を最大限に活かせることをすることです。
我々の多くが自分の役目に気づいて、その役目を果たしていけるようになったとき世の中が循環していくことでしょう。
循環とは、抵抗のない状態です。
自分を活かし互いを補っていくことで、世の中は循環していきます。
我々が望む社会は、誰もは自分が喜びを感じることで自分の役目を果たしていける社会です。
それができれば自分を好きになり、自分を愛せるようになって自分の才能を開花させることができるでしょう。
自分の才能を世の中の役立てられるようになることが、我々の真の喜びです。
それを生み出すのが今の我々の役目でもあるのです。
我々の力で、時代を変えていかなければなりません。
我々は、次の時代の橋渡しをする役目を担っています。
一人でも多くの人が、自分の才能に気づいて役目を果たせるようになったとき、世界のあり方が変わることっでしょう。
そのためにも自分が夢中になれることを出来るところから始めていく、それが自分の才能を開花させていく方法だと思います。
いつもサポートありがとうございます。感謝ですー😆👍💓