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97.「いまここ」でいれば自然と上手くいく

「いまここ」を楽しんで生きることが、人間にとってニュートラルな状態なのではないかと、最近は思うようになっています。

そして、「いまここ」というニュートラルな状態でいられるようになるだけで、どんなことでも自然と上手くいくようになるのではないかと思っています。

前回、「いまここ」でいることができれば、「許し」が起こると書きましたが、許しとは過去の出来事を手放すということだけではなく、未来に許可を降ろすことでもあります。

つまり、今を楽しんで生きていけるようになると、未来に対して明るい展望を抱くことができるようになるため、結果として、自分の未来に許可を出すことができるようになるのです。

ネガティブな気分でいると、自分の未来の展望も暗いものになってしまいます。

しかし、「いまここ」で明るい気分で過ごせると、未来に対して明るい展望を抱くことができ、いわば根拠のない自信を得られるようになっていきます。

根拠のない自信とは、前回のバシャールの言葉を借りれば、過去のリンクを手放すことで得られる自信であり、過去の失敗と同じことはもうしない、という自信でもあります。

では、なぜ過去と同じような失敗をしないという自信を持てるようになるかというと、「いまここ」で生きていると自分に自信が持てるようになるからであり、今を充実させて生きていれば、この先、何があっても大丈夫であるという確信が生まれるからです。

過去の失敗は、自分に自信がなかったから起こった失敗だったりします。

過去の失敗は、本当はやりたくないのに無理をしてそれをしていたから起こったのです。

過去の失敗は、不安を解消するために打算的に行動したから起こったといっていいでしょう。

失敗のその原因は、考え方が後ろ向きだったからこそ起こった現象だったのです。

しかし、今という瞬間に自分が楽しいと感じることができるようになると原因が変わります。

ネガティブを原因に行動するのではなく、「いまここ」から生まれる前向きな気持ちを原因とすることができれば、どんな出来事があったとしてもその現象を前向きにとらえられるようになるものです。

人は、前を向いている限り前に進むものであり、この「前を向けている」という実感が根拠のない自信となります。

日々の充実感が、人に自信を与えてくれ、充実感は人の眼を輝かせます。

人は目が輝き出すと、エネルギーが増していくため自然とやる気が出てくるものであり、そういったやる気が根拠のない自信になります。

そういった意味でも、何かを選択するときは「面白そう」とか「楽しそう」を基準にしたり、「心地がいい」と感じることを積極的に選んでいけば、それだけで自分に自信を持てるようになっていきます。

さらに、そういった選択ができれば、どんな結果が出たとしても「結果オーライ」にできるものであり、仮に失敗してもそれを成長に繋げていけるようになっていきます。

ネガティブを基準に選択をしてしまうと、そうはいきません。

なぜなら原因がネガティブなら結果もネガティブになってしまうのは当然のことだからです。

人生は「いまここ」を楽しむことから始めることができるものであり、今を楽しめる人が豊かな人生を歩んでいけるようになるといっていいでしょう。



人は「いまここ」を楽しめるようになると、心も身体も負荷を感じることがありません。

この今を楽しんで、心と体に負荷のない状態を創り出すことができれば、人生が上向きになるのは自然なことです。

なので、どんなときでも「今を生きる」ことに注力していけばいいのです。

これさえできれば、楽しく生きていけるようになるものであり、そういった楽しさが人生を上向きにさせます。

今を楽しんで生きられるようになれば、あとは自然な流れに任せて生きていけばいいでしょう。

それが「委ねる」生き方であり、自分の未来に許可を出す生き方となります。

今を楽しめば自分に自信を持てるようになり、その自信が自分の未来に信頼を与えてくれます。

そして、自分の未来を信頼できるようになれば今を生きるのみです。

あとは難しいことは考えずに、これから先の未来に期待感を持って生きていればいいでしょう。

「いまここ」で過ごしていれば自然と上手くいく。

生きるとは、本当はとてもシンプルなことなのだと思います。

今を楽しみ将来に期待感を持って生きられるようになると、幸せを感じられるようになっていきます。

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