51.「幸せ」になる確率を上げていく方法
ここ数日、『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』という本をテキストにして、どうすれば「幸せ」になれるか、ということを書いています。
これまで書いてきたことを簡単にまとめると、「この世界をどう観測するかで、観測した通りの世界を生みだすことができる」ということになります。
観測とは、過去にあった出来事や、今起こっている出来事を「どう捉えるか」ということであり、これから先の未来を「どのような意図を持って臨むか」ということでもあります。
そして、過去にあった出来事や、今起こっている出来事を「どう捉えるか」ということと、これから先の未来を「どのような意図を持って臨むか」ということをイコールで結ぶことができると、自分の望む世界で過ごしていけるようになると考えることができます。
例えば、過去にあった出来事や今の状況を「幸せ」と捉えることができ、これから迎える未来を「幸せ」になると考えることができれば、「幸せ」の確率が1になるため、人生を通じて「幸せ」を経験できるようになります。
その一方で、過去にあった出来事や今の状況を「不安」と捉え、これから迎える未来も「不安」だと考えるならば、「不安」の確率が1になるため、結果的に「不安」の人生を歩んでいくことになります。
もちろん、生きていれば「幸せ」を感じることもあるし、「不安」になることもあります。
ただその時々の状況にあわせて、「幸せ」を感じたり「不安」感じて過ごしていたりすると、「幸せ」と「不安」の確立が半々になるため、人生が山あり谷ありなものになってしまいます。
しかし、どうせ生きるなら「不安」を出来るだけ少なくして、「幸せ」の状態を多く作っていきたいと思うものです。
そこで「幸せ」に対して主体的になって、「幸せ」の視点を常に持って生活することができれば、幸せになる確率を上げていくことができます。
では、どうすれば「幸せ」の状態を多く生み出し「幸せの確立を1」に近づけていけるようになるかというと、過去や今の「捉え方」や、未来の「意図」の中に「幸せ」の要素をふんだんに加えていけばいいということになります。
『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』の第五章の「パラレルワールドを飛び移る方法」の目次には、次のようなことが書かれています。
◉あなたはどんな世界にもいける。決めているのはあなたです。
◉ありがとうを観測する①
◉ありがとうを観測する②
◉「せいで」を「おかげで」に変える方法
◉「未来の私だ」と観測する
◉「豊かさ」を観測する
◉「すぐに払う」を習慣にする
◉「飛び込む」感覚を大事にする
◉「他者のため」を観測する
◉「好き」を大事にする
◉「好き」をお役立ちに繋げる
◉「集中」とは自我を少なくすること
◉「ちょっと話があるんだけど」はNG
◉「痛み」はねぎらいで観測する
◉苦しいときこそ「幸せ」を観測する
◉観測してもすべてが叶うわけではない
◉ゼロポイントフィールドはあなたを生かそうとしている。
この17個の項目は、幸せの確立を1に近づけていく方法です。
詳しい内容は本書に譲るとして、これらは「幸せ」になる確立を上げるための方法として、「観測」という「捉え方」や「意図の仕方」を統一するやり方といっていいでしょう。
例えば、『「せいで」を「おかげで」に変える』の方法を使うならば、「過去のあの出来事のせいで不安な気持ちが生まれるんだ」というような考え方を「過去のあの出来事のおかげで成長できる機会を得ることができたんだ」と変更できれば、幸せの確立を1に近づけていくことができます。
また、『「痛み」はねぎらいで観測する』や『苦しいときこそ「幸せ」を観測する』のやり方は、「痛み」や「苦しさ」をそのまま観測している限り、現状を変えることができなくなってしまうため、「痛み」や「苦しさ」があるときこそ「ねぎらい」や「幸せ」に意識をフォーカスさせていけば、そこから先の未来を変えることができるようになる、ということを表しています。
さらに、「好き」や「集中」を使って生きていけるようなると、自然と気持ちが前向きになっていくものであり、前向きな意識は「幸せ」の確立を上げる力になるものです。
僕は、この本を読み終えたあとに、どんな出来事も「幸せ」の視点で統一して観測していくことが大切なんだな、という感想を持ち「一意専心」や「強気」の大切さに気付くことができました。
「一意専心」とは「考え方を統一する」という意味であり、「強気」の意味は、「成功するイメージが持てるのは強い気持ちがあるから」ということです。
そして、強い気持ちを持って一意専心の意識を使っていけば、必ず「幸せ」になる確率を上げていくことができると思い、これまで記事を書いてきました。
また、第5章の目次の一番最初に、「あなたはどんな世界にもいける。決めているのはあなたです」とあるように、ひとつのことを強い気持ちで決めて維持していくことができると、「幸せ」になる確率を上げていくことができるようなるといっていでしょう。
「幸せ」になりたいなら「幸せ」を観測し「幸せ」を意図していくだけでいいでしょう。
あるいは「豊か」になりたいなら「豊かさ」を観測し、「豊かさ」を意図して行動していくだけでよかったりします。
しかも、望む幸せや豊かさに対する思いの中にに、可能な限り雑味を加えることなく、純粋な気持ちで観測し意図していけば、「幸せ」や「豊かさ」の周波数帯の純度を上げてくことができ、望む現実を創造できるようになっていきます。
この世界は「思い」が原因となって、その思いによって結果が生み出されるため、「思い」の純度が上がれば、結果として目の前に現れる現象の純度も高まっていくものです。
といったわけで、これまで『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』をテキストとした記事を書いてきましたが、次回の記事でこのシリーズを終えたいと思います。
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