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簡単にポジティブになれる方法

前回の記事で、「ポジティブ」という言葉を少し悪者にした感じがありましたが、ポジティブという言葉は、我々の中でかなり定着している言葉でもあります。

そういった意味では、言葉はその場その場の状況に応じて使い分けた方が、ニュアンスとして伝わりやすいのではないかと思います。

そんなわけで、今回は「簡単にポジティブになれる方法」というタイトルで記事を書いていきたいと思います。



結論からいうと「簡単にポジティブになれる方法」とは何かというと、口角を上げるということです。



人は、口角を上げるだけで、なぜかテンションが上がってしまうものです。

なので「気分が落ち込んでいるな」と感じたら、すぐさま口角を上げれば、明るい気持ちになれたりします。

たとえば、気分が落ち込んでいると感じたとき、思考で気分を変えようとしてもなかなか上手くいくものではありません。

嫌なことがあって、そのことをぐるぐると考えていたとします。

そういったときに、意図して前向きになれることを考えようとしても、ぐるぐると考え続けていた思考の方がパワーがあったりします。

このため思考で気分を変えようとしても、それまでしていたぐるぐるの方が勝ってしまうものです。

しかし、ぐるぐる思考には身体で戦えば、必ず身体の方が勝つものです。

なぜかというと、身体感覚の方が思考より強いからです。

身体の記憶は、生まれてから今の今までの蓄積です。

思考によるネガティブなぐるぐるは、所詮、数分とか数時間とか数日とかの持続であり、身体がこれまで蓄積してきた記憶の方が思考のぐるぐるよりパワーがあるのです。

口角を上げるということは、いわば喜びの感覚であり、この喜びの感覚は幼い頃から誰もが培ってきた感覚です。

なので、ネガティブなぐるぐる思考には口角を上げるという身体感覚で対抗すると、気分のスイッチが切り替わって、意味もなく楽しく感じられるようになってポジティブな気分になれたりします。

もちろん、口角を上げていても、やがてすぐにぐるぐる思考がやってきます。

しかし、口角を上げ続けることでスイッチがポジティブに切り替わってしまうため、ぐるぐる思考の重みが軽減されはじめます。

このため再ぐるぐる思考が浮かび上がってきても、意図して口角を上げればぐるぐるする思考の力を弱めていくことができます。

また、ぐるぐるが始まったと気づいたら口角を上げる、そういったことを繰り返していると、いつしかぐるぐるの原因となったネガティブな出来事を受け入れられるようになっていき、いつしか「いい経験を得ることができた、同じ過ちをしないようにしよう」と思えるようになったりします。

つまり、口角を上げるという身体感覚の方がぐるぐる思考よりも強い力があるのです。



人は口角を上げると目じりや眉が下がり、顔の中に「〇」を作ることができます。

しかし、怒ったり難しい顔をしたりすると口角が下がると同時に、目じりや眉が上がるため、顔の中に「✕」を作ることになります。



口角を上げて目じりや眉を下げて表情に「まる」を作れば、自然と肩の力が抜けていくのに対し、口角を下げて目じりや眉を上げると、肩に力が入っていくものです。

こういった身体感覚が、ネガティブな思考を緩和させる力となっているといえるでしょう。

そこで、もし思考のぐるぐるが止まらないときは、例えば3分とか5分とか一定の時間を決めて口角を上げ続けると、気分を変えることができるようになります。

しかも、口角を上げながら何かの作業をすると、不思議とその作業自体も楽しめるようになったりします。

ちなみに、昨日、メルカリに出品するために、以前、資格取得のために購入した問題集の書き込みを消しゴムで消すという作業を口角を上げながらしていましたが、飽きることなく楽しみながらできたりしました。

また、晩御飯の準備をしている最中も、意識して口角を上げながらしていましたが、いつもしている作業なのに、なぜか新鮮な気持ちでできることができました。

今回、なぜ口角のことを書いているかというと、昨日、ネドじゅんさんの3週間限定の動画(今は削除されています)を観たからで、その中で「口角を上げると喜びの感情が芽生える」ということが語られていたからです。

僕も口角を上げると、気分が変わるということは知っていましたが、その動画を見るまですっかり忘れていました。

そこで、しばらくその動画を見ながら口角を上げていたら、だんだん気分が上がっていきました。

そこで、動画を見終えたからも、しばらく口角を上げたまま日々の作業をしていたところ、不思議とテンションが上がっていき、いつもよりポジティブになることができました。

しかも、幸か不幸か思考がぐるぐるする出来事がたまたまあり、せっかくなので、ぐるぐるが始まるたびに口角を上げていたら、そのぐるぐるの原因となった出来事の執着を短時間で手放すことができたのです。

そういった経緯もあり、この記事を書いていますが、もしかすると口角を上げながら日々の生活をしていれば、それだけですべてが上手くいってしまうのではないかと思うようになっています。

ネガティブな感情を持ったまま過ごしていると、脳内にストレスホルモンを出し続けることになります。

こういったストレスホルモンを長時間出し続ければ、当然身体に害を与えることになります。

しかし、ストレスホルモンの発生を早めに止めることができれば、いつでも元気に過ごすことができます。

しかも、口角を上げることが習慣化できれば、恒常的に幸せを感じながら過ごせるようになるのではないかと思うのです。

口角を上げていると、自然と幸せホルモンが出てくるのではないかと思います。

思考よりも身体感覚の方がパワーがあります。

身体は思考と違って、いつでも「いまここ」に存在しています。

我々という存在は、常に「いまここ」にいます。

しかし、思考のぐるぐるは「過去の出来事」や「未来の不安」に逡巡しているだけに過ぎません。

このため、「私」という存在を「いまここ」に戻すには、身体に意識を向ければいいのであり、半ば強制的に口角を上げ続ければ、思考の逡巡を中和させることができ、やがて消滅させることができるようになります。

身体に意識を向ける。

それが「いまここ」に戻る方法です。

その中でも「口角を上げる」という行為は、結構強力だと思います。

ぜひ、いまここで1分間、口角を上げてみてください。

何かしらの変化を感じられると思います。

といったわけで、しばらく口角を上げることを意識して生活していこうと思います。

また何か気づきがあれば、記事にしたいと思います。

口角を上げるだけで、幸せの格を上がられるかもしれません。

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