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漫画『銀の匙』を読んで人生を考える

何年も前に実写映画は見たの。ポスターの子豚が可愛さハンパなくて(°▽°)✨

実写映画は子豚も牛も馬もみんな可愛くて゛命゛についての物語って要素を深く感じたものです。

漫画はそれらを踏まえた『人生』のお話だったな、と思った。あくまで主人公ハチの物語。ハチから見た畜産の世界と、ハチと出会い共に歩んでいく仲間達のお話だったね。

クラスメイトも部活の人達も、先生方も。本当にみんな魅力的で!もちろんハチのお話なんだけど、ちょっと群像劇なところもあったかな。

タマコちゃんがすごく好きw強キャラだし美人()だし!

物語を早く進めたくなっちゃう性分なので、細かい経済やお勉強の話(台詞)は少し斜め読みしちゃった💦

リアルでも二次元でも賢い人が好きなので、八軒パパも嫌いじゃなかったな。クラスメイトも得意ジャンルにめちゃめちゃ強くて頼りになるから本当にみんな好き。みんな好きだからこそとても楽しくて、読後感が最高だった!

『いのちの食べかた』っていうドキュメンタリー映画を見たことがあって、ひたすら命が食品に加工されていく様子を映してる作品なんだけど。向日葵畑で種取ったり牛の屠殺やヒヨコの選別、そしてそれらの工場で働く人達のお昼ご飯の様子を音楽もナレーションもなくただひたすら流してる映画。

鶏の丸焼きのレーンで逆さ吊りの鶏の首を手で引きちぎってるのが衝撃的だったなぁ。その後の行程でちゃんとカタチ整えて切る作業があるから、手早く流せるようにやってるんだけど中々すごい光景だよね。

ボク食べるの大好きで、美味しいものはお肉も野菜も大好きなの。魚介も。

ちょっと田舎の出身だから農業は身近で、同じ中学校の人が家の農業継いでいたりする。米農家。

だから余計に作中の高校生達に親近感があって。みんな可愛いし真面目だし、ほっこりしながら読み進められた印象。

命、ってものに向き合うし、もっと胸にずっしりくるかと思ってたんだけど、高校生の元気さと純粋な食欲にむしろ清々しさを感じた(笑)

扱ってるテーマは大きくて、それこそ本当に答えがないことばかりだけど

少年漫画らしいギャグとテンポですんごく読みやすかった!面白かったな~✨


ボクが今こうやってnoteやTwitterで発信したり、YouTubeで朗読したりってしてるのは「逃げた」先の場所だと思うのよね。

それは「芸能界」とか「事務所」みたいなことから。もしくは「普通の社会人」から。

にのまえは少しだけ芸能事務所に所属していた時期があって、業界のブラックさや不純だと感じる部分を垣間見ちゃった経験がある。ここに居たら精神削がれるって思って逃げた。

でも、にのまえ規則正しい生活が出来ないし、自己管理あまあま人間だから「普通の社会人」の才能が全然なくて、義務教育期間に不登校とかしてたし社会性がゼロ。

……安定しない生活をしてる。

だけど詩を書いたり、朗読したり、「表現」ってものにしがみついてる。好きだからなんだよな~やっぱり。

やりたいこと、自分に出来ること、頑張らなきゃいけないこと。この漫画を読んで改めて「やりたいことをやろう」と思えたよ。

本気でやったからって全部が上手くいくわけじゃないけどさ、やらなきゃ何も変わらないんだよな……って。ハチ君達から教えてもらった気がしてる(灬╹ω╹灬)☆


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