石炭

しがない精神障害者。元退院促進事業ピアサポーター。WRAPファシリテーター。いじめサバ…

石炭

しがない精神障害者。元退院促進事業ピアサポーター。WRAPファシリテーター。いじめサバイバー。元ヒキ。おもちゃとプラモと造形物。これからも生き延びる。

最近の記事

通所しているB型作業所の障害者枠の職員さんが年末で辞めてたって言うよくある話。

一昨日、1月4日木曜、B型作業所の今年初の通所日だった。 1時間ほど作業して中休みの時に、そこで障害者枠で職員として働いてた人が12月31日付けで退職したとサビ管の職員さんから報告があった。 マジかー、寂しいなーというのと、またかーいつものやつだなコレ、仕方ねーよなというので、なんつーかお約束みてーな脱力感。 自分も支援事業所で障害者枠とかやったりしたし、就労支援の現場では就労しても1年持ってせいぜいなんだよね、というのが当たり前のようなことになっていた。自分もそんな感じだ

    • グライダー

      前回、退院促進ピアサポーターの最初の仕事の事を書いた。「誰でもすぐに退院できる方ばかり」というのが違っていたこと。自分にはそれでも仕事としては大変ではなかったこと(当時はそう思っていた)。そしてまた別のケース。仕事が入ってくる日々。 印象に残っていること。病棟内での暮らしに適応して穏やかに過ごしている人が多いこと。外の社会とは違う、別の世界とでもいうべき場所で退院できるという事を忘却するしかないということ。看護師さんは優しい人も意地悪な人もピンキリ、当たり前に普通の人たちだ

      有料
      100
      • 退院促進の話。水中毒。

        退院促進ピアサポーターの仕事をして知ることがある。色んな病状、その人にとっての社会とはなにか、苦悩する家族との関係、制度の不備。 水中毒というものを知った。中毒と言うとアルコールや薬物、体には悪いが気分が良くなるもの。水中毒とは過度に水を飲みたくなると言うものだ。何の毒素もないように思うが、大量に飲むと血液中のナトリウムの濃度が薄くなり、意識障害などが起きて命に関わる物である。低ナトリウム血症という。なぜ水が飲みたくてたまらなくなるのか、これは精神の病で毎日服用する薬の副作

        • ヒキからピアサポーターになって辞めるまでの話

          以前、ピアサポーターという仕事をしていた。約8年間。その前は引きこもりだった。その事を書こうかと。ピアを辞めてから(辞めざるを得なかったというのもある)役3年経った今。まだまだ負った傷を癒せないままで。 引きこもり時代の話の前にまずはピアサポーターの話をしようと思う。 仕事内容は退院促進事業(地域移行とも言う)における精神科病棟の長期入院患者さんの退院の意欲を促すこと。同じ精神障害者という仲間として分かり合える者として。PSW(精神保健福祉士)の上司に促され、仕事をした。

          有料
          300

        通所しているB型作業所の障害者枠の職員さんが年末で辞めてたって言うよくある話。