見出し画像

北の都市、タンペレへ|DAY78

今日は日帰りでタンペレという、ヘルシンキから北に向かって電車で2時間くらい行った場所にあるところに旅行に行ってきた!この間熱出して行けなかったから、早々リベンジできて良かった^^
北にあるうえに内陸だからか、とにもかくにも寒いしあっっと言う間に日がくれて滞在時間の半分くらいは暗くて、フィンランドの冬を痛感させられる1日だったけど、ヘルシンキとはまた違う雰囲気が感じられて楽しかった!

ムーミン美術館

まず最初に向かったのはムーミン美術館!トーベ・ヤンソンの描いた原画や、ムーミンのお話のワンシーンを表した立体のミニチュアとかが飾ってあって、大好きなムーミンの世界に浸れた幸せな時間だった(*´︶`*)
美術館で作品の解説とか案内に使われてた4つの言語(フィンランド語、ロシア語、もう1つは忘れた)のうちの1つが日本語だったのがびっくり!フィンランド国外にムーミンパークができたのも日本の飯能が最初だし、日本のムーミン愛の強さをしみじみ感じた(笑)

このムーミンのポーズと顔大好きで、私のPCにも同じステッカーが貼ってある笑

カレヴァ教会

ムーミン美術館で友達と合流してそこから歩くこと約10分、次の目的にカレヴァ教会へ。見るからに誰もいなそうな雰囲気で空いてるのか心配になるほどだったけど、ドアを開けてみたらちゃんと開いてた(ホッ)!教会だもんね、観光地じゃないもんね、ってちょっと反省。
フィンランドのモダニズム建築教会の代表作とも言われるこの教会は、外から見ると知らなかったら絶対に教会とは思わないような外観だけど、なかに入ってみるとものすごく高い天井、全方向にある窓、そして飾り気の全くないシンプルな空間でものすごく心が静まるのを感じる。ついこの間行ったテンペリアウキオ教会もそうだったけど、フィンランドの教会は中に入ると木とか石とか光とか、不思議と外にいる時以上に自然を感じられることが多いなって思う。

外から見たら教会とは気づけなそうな建物
大部分がコンクリートなのに、木のおかげか冷徹さを感じない教会の中

ランチ&おやつ@マーケットホール

意外と良い時間になったので、中央駅の反対エリアを散策がてらお昼ご飯の目的地に向かうことに。タンペレはBlack Sausageっていう、本当に名前の通り真っ黒なソーセージが有名だからそのレストランへ歩くこと約30分…(寒い)地図を片手に同じ場所を何度も何度もぐるぐる回ってるのに一向にレストランがない…(寒い)
結論:地図上でレストランの場所にあった工事現場がその残骸(心も寒い)
ってことで、潔く諦めて、その後向かう予定だったマーケットホールに向かってみることに。と、あった!!

マーケットって入るだけでテンション上がるよね

マーケットだからレストランというよりは本当にその場でも食べられるようにしました、程度の簡単な盛り付けと席だったけど、その分フィンランドでは破格?ってくらい安かったし逆にマーケットの雰囲気を堪能できて楽しかった(笑)肝心の味はといえば、思ってたより何倍もやさしい味!このソーセージは血でできてるって聞いてたから結構臭いと思ってたけど、中に混じってる穀物のおかげもあってか、がっりめのお粥みたいな味と食感だった(伝わる?())ちなみに、どうやらこれもミートボールと同じくベリーソースをつけて食べるようで、時々くる甘酸っぱさといい、黒と赤のコントラストといい、不思議だけど美味しいお料理でした^^

見た目のインパクトは強いけど味はとってもやさしい味!

そしておやつはドーナツ!Pyynic Daughbut(ピューニックドーナツ)っていう、元々はPyynic Observatory Tower(後述)という展望台の麓にあるカフェで長年愛されているドーナツだそうで。嬉しいことにお昼を腹八分目にしたので早速行ってみることに!見た目はなんの変哲もないこのドーナツ、めちゃうまっっ!!!ふわもちっの生地とザクザクの砂糖、それにカルダモンの程よい香りが絶妙にマッチした逸品でお腹も心も満たされたおやつタイムだった^^

スパイスの効いた甘いものは幸せの味がする^^

スパイミュージアム

なんかもう寒すぎて嫌になったので、とりあえず室内の面白そうな場所を探すことに。タンペレもめちゃくちゃ博物館・美術館あるけど、スパイミュージアムっていう名前に惹かれたので行ってみた(笑)
フィンランドに限らず、古代から現代まで、いかに敵にバレずに情報を届けてきたか、スパイやその機材の展示で、たまに映画やドラマでは見るけど普段なかなかその詳細を知ることってないから面白かった!自分で暗号解いたり機材使えるコーナーも多くて、フラっと入った割に充実しててラッキーだったな〜

残念ながら中は撮影禁止…スパイ機材だから?

ピューニッキ展望台

すっかり日が暮れてもまだなお2時間以上電車まで時間があったので、唯一18:00以降も空いてる展望台に向かうことに。中心から20分くらい歩かなきゃ行けなかったからちょっと億劫だったけど、夜道でもまだまだ子どもがたくさん歩いてて、夜が長いフィンランドでは「夜だから活動しない」は成り立たないんだな〜って実感…

夜道は続くよどこまでも…

展望台自体はものすごく高いわけじゃなかったけど、小高い丘の上に位置していることもあってタンペレ駅とそこから広がる街の夜景が見渡せたのはなかなか感動的だった…!特にクリスマスのイルミネーションが始まってたこともあってカラフルな街の光が綺麗だったな〜

手前の森と奥の町のコントラストがくっきり

タンペレ教会

恐らく行くべき場所結構トップに入るであろうこの場所を明るいうちに行き逃したので、駅からの帰り道寄ってみることに。行ってみたら思ってたのとだいぶ雰囲気違う!!教会っていうより中世の城壁みたい??
なか入れなかったの残念だから、次行く時はまここから回ろうと思う笑

どっかで見たことある気が…って思ってたら、フィンランド国博物館の外観と色使いが似ていた!

タンペレは通りも広々としているし、色んな所に教会や博物館があるから町を歩いているだけであっという間に1日が過ぎる場所でした。今回は寒すぎた上に早い時間に日が暮れちゃったけど、あったかくなったらもう一回行ってみたいなと思うくらい好きな場所になりました^^
Moi!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?