Kanna

フィンランド留学を期にnoteを始めました。 帰国後の今は、日々の生活や日本の地方を回…

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フィンランド留学を期にnoteを始めました。 帰国後の今は、日々の生活や日本の地方を回りながら感じたことを少しずつ書いています。

マガジン

  • 日記

    日常生活、お出かけ、内省など何でも。毎日の終わりに今日1番書き残したいと思ったことをそのまま書いてます。

  • フィンランドお出かけ記録

    フィンランド内でお出かけしたときの記録!

  • アールト大学紹介

    フィンランドにあるアールト大学(Aalto University)の勉強、学生生活、キャンパスなどなどを交換留学生が紹介するマガジンです。

  • ヨーロッパ旅行記録

    滞在中にフィンランド以外に出かけたときの記録!

  • フィンランドでこれを成し遂げる!

    留学中に達成したいこと五選をまとめて書いた記事です。

最近の記事

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フィンランドで見つけた素朴で確かな幸せ

この間の週末何してたかっていうと、デザインの学生がやってるマーケットでハンドメイドのアクセサリーやオーナメントを眺めて、ワップの後のキャンパスのゴミ拾いのイベントに参加して、そのアフターパーティーでビール片手にバーベキューをしてサウナに入って、友達とラーメンを作って食べて、寝た。 つまり、マーケットに並ぶ繊細で美しい雑貨に癒やされて、晴天の春の森の中でのゴミ拾いで心身ともにリフレッシュして、そのお礼でサウナに入ってちゃっかり美味しいマッカラ(フィンランドでバーベキューで焼いて

    • 関西旅行ハイライト③〜熊野〜

      さて、今回の旅の目的である熊野古道に行ってきた話。 宿に着いてから調べていたら、熊野までの公共交通機関はあるものの、乗り継ぎが悪く、車のない私が自力で行くにはかなり難しいことが判明(なぜゲストハウスを予約した時に行けると思ったのかいまだに不明)。 割と絶望していた時に現れた救世主が、それまで意気投合していたニュージーランド人。「君が行くって言ってた場所、僕も行きたいから一緒に行く?」と声をかけてくれて、思わず飛び跳ねそうになってしまった。 いくら意気投合していたとはいえ、正

      • 関西旅行紀行②〜白浜〜

        旅の後半戦は、京都から和歌山へ。 和歌山に向かう理由は2つ。 私の人生の師である南方熊楠(みなかたくまぐす)ゆかりの場所を訪れること、そして熊野詣! ところがです。 和歌山広いっっ!! 今回の一人旅はこれまでの中でも特に"ぶっつけ本番旅"度が高めだったのだけど、想像以上に和歌山が広くて移動に苦しめられました・・・。完全に私のリサーチ不足のせいだとさすがに反省(とか言いつつ、いつも猛ダッシュかましたりなんだりでどうにかなっちゃうせいで、すぐ反省の気持ちを忘れるのが私の問題)

        • 関西旅紀行① 〜京都河原町・嵐山エリア〜

          先週から1週間、京都・大阪・和歌山に一人旅に出かけてきました。 半分自分の備忘録も兼ねて・・・のたわいもない内容をつらつらと書き連ねる3部作です。 1日目 新幹線で京都へ 今回は「ぷらっとこだま」という新幹線のプランを使いました。ほぼ各駅なので、東京から京都まで通常約2時間のところが3時間くらいかかるけど、新幹線だから座席も快適だし、3000円くらい浮くのでなかなかお得だなという印象。 ちなみに東京→京都間で、私の隣の席の人は複数人が途中で乗り降りしたので、長距離というよ

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          「いる」のではなく、「ある」存在

          今日は大阪の万博公園にある国立民俗学博物館に行ってきました。 実は3/28から6/11まで「日本の仮面」という企画をやっていて、ずっと気になっていたのでようやく念願が叶ってとても嬉しい! この展示は、能、神楽、その他地域ごとの祭りや神事に使われているお面(おめん、ではなくおもて、と呼びます)を集めてきたもの。 獅子舞に使われるような立体感と迫力溢れるものから、どうしてこうなった!?みたいなオカシかわいい面様まで、表情豊かで幅広いバリエーションの面様たちとご対面してきました。

          「いる」のではなく、「ある」存在

          「社会貢献」っていうの、もうやめません?

          こんにちは。 大学を卒業してから、この1年はギャップイヤーとしてのんびり過ごしています。良い季節なので、天気の良い日に出掛けて花を見にいくのが最近の楽しみです。 ところで。 「社会貢献」っていうの、やめません?って最近思ってたりします。 社会ってなんでしょう? 貢献ってなんでしょう? 社会は無限の多様な人の絶妙な組み合わせによって成り立っていて、誰か一人があがいたところで簡単には変わるものじゃない。 そんな社会に貢献すると言われたって、万人がハッピーになれることはないし

          「社会貢献」っていうの、もうやめません?

          (続)幸福度ランキングに対する勝手な見解

          今日ちょうどフィンランド留学時代の知り合いの方と会って例の幸福度ランキングについて話したので、昨日の補足。 なんでフィンランドの幸福度は高い(少なくともランキング上は)のか?という話。 話した結論から言うと、 1)そもそもフィンランド人に"競争"的な思考があまり無いので人と比べて自分の劣等感を感じることも少ない 2)フィンランドは格差が少ないので、比較的高い値に回答が集中しがち(=ものすごく幸せな人とものすごく不幸せな人がいて打ち消し合うことがないので、平均値を取ると高く出

          (続)幸福度ランキングに対する勝手な見解

          世界幸福度ランキング2024発表

          昨日、2024年の世界幸福度ランキングが発表されましたね! フィンランドに1年間留学していた身ながらきちんとこのランキングのことを理解していなかったので、復習もかねつつ少しまとめてみました。 世界幸福度ランキングとは? 世界幸福度ランキングは、毎年「世界幸福デー」の3月20日に発表されている国ごとの幸福度のランキングです。国連のSustainable Development Solution Network(サステナブル・ディベロップメント・ソリューション・ネットワーク、

          世界幸福度ランキング2024発表

          "過去を今に活かす"とは

          フィンランドから帰国してから9ヶ月近く、ずっと心がスッキリと晴れない毎日を過ごしていました。 その時その時でその理由は色々だったのだけど、少しずつ思考が落ち着いてきて久しぶりにまとまった文章を書ける気がしているので、なんだかんだ帰国後初の投稿をします。 私が答えを探して彷徨っていたのは、 "今の社会の抱える課題と自分の存在の折り合いの付け方" なのだと思います。 環境問題、格差社会、戦争といった人間の引き起こす凄惨でやるせないニュースに日々怒り落胆する一方で、自分が生きるた

          "過去を今に活かす"とは

          エピローグ

          10ヶ月間のフィンランド留学を終え、昨日無事に帰国しました。 最後の数日間はパッキングをしながら、色んな人に会って残りの時間を過ごしました。大学の授業が全部終わっていたから他の国に旅行に行くか迷っていたんだけど、やっぱり私にとってはフィンランドで過ごす時間がとても貴重だったし、友達と過ごせるのは今だからこそできることだと思ってフィンランドで最後の時間を過ごすことに決めました。 夏のフィンランドはとにかく抜けるような青空と緑が最高に心地よくて、そんな中でフィンランド人がカラフ

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          22歳になりました!

          先日今年も無事に誕生日を迎え、22歳になりました。19歳から20歳は大人(今はもう18歳から大人ですが…)、20歳から21歳は本格的に大人の仲間入り、という感じで誕生日が来るたびに歳の変わる重みを感じていましたが、21歳から22歳はしょーじき重みゼロです。というか、昔両親の誕生日にピュアな子ども心で「また1歳大きくなっておめでとう!」と言ったら「老けちゃうからむしろ悲しい」と言われてよくわからなかった気持ちに共感できたしまった自分がいて、いわゆる老いってやつを感じ切ないです。

          22歳になりました!

          念願の蒸留所&Mökki文化を満喫!

          だいぶ前からフィンランドでずーっと行きたかった場所が一つある。それがヘルシンキから北西に車で向かうこと約5時間の場所にある、Kyröという名前のジン&ウィスキーの蒸留所。日本のイタリアンレストランでバイトしていたとき、オーナー、常連さん、バイト先の同期にお酒のことを色々教えてもらったり、蒸留所に連れて行ってもらったりしてその土地のお酒には結構興味をもっている、というのと、SNSでKyröのCMを見つけて雰囲気にとても惹かれて、行ってみたい!と思ったのがきっかけ。 で、電車で

          念願の蒸留所&Mökki文化を満喫!

          デザイン思考@Turku Design Studio

          以前私が打ちのめされると同時にとても刺激を受けたという記事を書いた教授からお誘いいただいて、Turku大学のDesign Studioで3日間デザイン思考・サービスデザインについてのインテンシブレクチャーに参加してきました。 3日間、その先生と私含め3人での少人数かつ超密度の高い講義で、とにかく贅沢で学びの多い時間だった! デザイン思考という言葉は結構認知度が高くなってきているような気がするし、実際アールト大学ではプロダクト開発の授業でもビジネスの授業でもジェンダーの授業で

          デザイン思考@Turku Design Studio

          就活のESを書きながら文系・理系について考えていること

          いよいよ留学も残すところ1ヶ月を切りました。 というわけで残されたフィンランドでの時間を思い切り楽しみたいところなのだけど、ちょうどサマーインターンの応募がぼちぼちと開始されてESに取り組み始めています。 今日はESを書きながらぼんやりと思っていることについて。 いわゆるガクチカや自己PRで私が書いている内容を改めて見直すと、社会学部で勉強したことは一切登場せず、DDP(データ・デザイン・プログラム)やアールトのSchool of Engineeringで習得したソフトウ

          就活のESを書きながら文系・理系について考えていること

          アールト大学ってこんなとこ!|フィンランドの大学生のユニフォーム?

          日本と違ってフィンランドの中高には制服がない。でも逆に大学に入ると、制服…ではないけれど、学生がオーバーオールを着る文化がある。初めてキャンパスでオーバーオールを見たときは私も意味が分からなかったけど、今では愛着や誇りを感じるようになったオーバーオールについて今日は紹介します。 アールトには各学部やプログラムごとに「ギルド」と言われる学生の団体があって、その団体によって色の違うオーバーオールを着るのが伝統。 そしてこのオーバーオールの上についているのは、イベントに参加した

          アールト大学ってこんなとこ!|フィンランドの大学生のユニフォーム?

          アールト大学ってこんなとこ!|学食紹介

          アールト大学はもうすぐキャンパスの中にトラムが走るようになるほど大きなキャンパス。だから学食(Student Resutaurant)のチョイスもたくさんある。 それぞれの学食に特色があるけど、どこも共通なのは ・Kelaカードという学生がもらえる福祉カードか学生証を見せれば、通常は9,1€(約1370円)のランチが2.95€(約440円)で食べられる ・ビュッフェスタイルで自分の好きな量を食べられる ・ビュッフェはサラダ・ご飯orポテトorパスタ・おかず・パンからそれぞれよ

          アールト大学ってこんなとこ!|学食紹介