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「なんか面白そうじゃないですか」という意見を聞くとイラッとしてしまう理由と、自分の思考タイプについて考えてみる。


「〜〜したら、なんか面白そうじゃないですか?」と言われると、ついイライラしてしまうことが多い。
アイデアを考えている時などに言われたら特に怒りが湧いてしまう。

なぜ怒ってしまうのか考えてみる。

▽なぜイラっとするか


・誰にとって面白いの?
誰にとって面白いのか。
もし表現者であるあなたが面白いのであれば、それ自体に価値はなくね?
受け手はどう感じるの?と思ってしまう。

文化祭委員とかの「私たちが楽しまなきゃ、みんな楽しくない理論」が嫌いなのと似ている。
そんなことないし、自分達が楽しむのが上位目的に来たらあかんやん。現実から目をそらすなよと思ってしまう。

・結局、何が面白いの?
抽象度が高くて、どの部分に面白みを感じてるのか想像できない。
仕組みなのか、色彩なのか、体験なのか。
言語化してくれ!と思って、ついつい突っ込んでしまう。
(これは単純に自分のコミュニケーション問題かもしれない)

・本当にやってみる気ある?
特にこれが根本にあるのだが、すごい他人事の感想に聞こえる。
当事者として自分が試してみる気がないですよね?
思考放棄した結果、適当に話しているように思えてならない。


▽自分の思考タイプ

ここまでは発言した側の問題点を列挙してみたが、自分自身の問題点も探してみる。

・他人に過度に期待する+無駄なことが嫌い
他人が自分と同じような思考経路で考えて欲しいと思う。
相手への期待が高く、無駄が多い意見・時間の使い方されると直したくなってしまう。
「他人と自分は価値観が違うんだよ」「それは勝手な期待だよ」と時々思い出させてあげないとダメ。

・当てに行く思考

相手の考えてそうなことを予想して当てに行く。計算して分析して打算的に考える。今までにあったものを組み合わせたアイデアを発想するタイプ。

独自性にこだわるのはナンセンスだと思っている。目的が優先されるので、自分が「面白いか」は気にしない。

→(バットポイント)
ありきたりな考え、みたことあるアイデアが生まれやすい。
人の想像を超えるのは難しい。

面白がるのを大切にすることで生まれる表現もある。色々な方のnoteを読んでみて思った。


自分の感性を大切にできるのも才能だと思う。
その自己表現的な才能は自分は薄い。苦手意識を持っている。


・自分だって「これ面白くないですか?」と話してる。
本末転倒だけど、振り返ってみると自分もこんな切り出し方で雑談を切り出す事ある。話したいから話す。そんな時は誰にでもある。

▽今後

今後は「面白そう」の発言だけで毛嫌いして選択肢から潰すのは我慢してみようと思う。自分の欠点を補ってくれる人材かもしれない。

何を面白がっているのか質問投げてみる。それで浅そうだったら自分の中では見切ればいいし、着眼点として新しかったら取り入れてみる。それも「面白そう」

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