#3 【スケボー先生の移住への記録】〜2024年の大きな決断
こんばんは、スケボー先生です。
前回は昨年2023年の移住に向けた1年間を振り返りました。
今回は、今年の大きな決断(目標)について綴っていきます。
【今後のキャリア】〜2024年の大きな決断
まず結論から述べると
今回の移住を機に、現職の中学校社会科の教員ではなく、公立の高校(地歴科)、そして国際バカロレアの教員を目指すことに決めました!!
なぜ公立の高校なのか、そして地歴科なのかを整理したいと思います。
【目標決定までの道のり】
昨年、移住を真剣に考え始めた際は
できれば国際バカロレアの学び、資格を活かせる環境
公立・私立は問わない
第一希望は中学校(現職)、それが難しいようなら第二希望は高校もありかも(チャレンジ)
といった優先順位で考えていました。
去年は、移住する県や移住先に近い政令指定都市の教員採用試験の説明会、また夏休みには、移住する県内にある私立の国際バカロレア認定校に直接アポをとって採用について聞いてきました。
これで分かったことは
そこの私立は、国際バカロレアの教員資格を活かせる一方で、日本人教員に対する雇用条件(金銭面、福利厚生)が公立よりも全然良くなかった。
移住する県内に、今後国際バカロレア認定校を目指す中高一貫校が設置される予定である。
政令指定都市から別の政令指定都市への移動は、色々システムが同じで教員採用試験も受けやすい。
ということでした。
また、移住先に今後設置される国際バカロレアの中高一貫校は「県立」であり、中学部の方も県採用の高校の教員が教える(県の中学校の教員が派遣される、といった形はとらない)といったこともわかりました。
つまり、整理すると
今後、移住先の県の公立学校で国際バカロレアに関わっていくためには、中学校ではなく高校の教員採用試験を受けるしかない、ということです。
また地歴科にした理由は、公民科の教員採用試験の倍率はあまりにも高すぎるからです(本当は、哲学や政治経済も大好きですが…)。
家庭がある私としては「まずは安定した正規採用」という選択肢も捨てきれません。
ですので、最終的に今年は以下の順位で進路を進めていきます。
移住先の県の高校の教員採用試験(地歴科)を受ける(チャレンジ・本命)
移住先のすぐ隣にある政令指定都市の中学校社会科も受ける(滑り止め)
万が一、もし両方がダメだった場合は秋ごろから近隣の私立も探す。もしくは上の1・2の臨時採用枠も探す(極力避けたい)
【行動すれば、ご縁がある】
こうして自分の進路について考え行動する中で、ご縁があるなぁと感じたこともありました。
移住先の県には、中学校、高校の教員の知り合いは誰1人いません。
少しでも教員採用試験や職場の情報を得たいと思い、現在通っている大学院の仲間や、高校時代の担任に「○○県(移住先)の高校や中学校の先生の知り合いはいませんか?いたら紹介してください!」と声をかけていました。
するとある日、大学院の仲間が
「ちょうど、昨年まで○○県の高校の校長をやっていた方が、大学院に勉強しにきています。紹介しましょうか?」
と声をかけてくれました。
私は「ぜひ!すぐにでも都合あわせて会いに行きます!」とお願いをし、次の週に年休を取って大学院へ向かいました。
そうして出会った移住先の県立高校の元校長・Aさん。
Aさんは元々その県の教育委員会で採用担当を務めていたということもあり、私が聞きたかった情報を丁寧に教えてくださいました。
また現在移住先の自治体では、国際バカロレアの教員資格を持った人材が少ないことから、そうした人材の需要があることも教えてもらい、少し自信にもつながりました。
そしてさらに、なんとそのAさんのお住まいが私の移住先と同じでご近所さんでした!!
なんと世間は狭いのか!?
それとも、何かのご縁が我々を結びつけてくれたのか!?
こうしたご縁を無駄にしないためにも、高校の教員採用試験に挑戦したいと思います。
【目標達成するためにやるべきこと】
最後に、自分が高校の教員採用試験合格のためにやるべきことをお話しします。
私は現職のため、教員採用試験は「現職教諭特別選考」という枠になります。
この特別選考の場合、私が受ける自治体では1次選考の教職・一般教養が免除となり、それ以外の教科専門と小論文を受ける必要があります。
そして、この教科専門こそ私が頑張らなければならない部分だと自覚しております。
やはり、中学校の社会科と高校の地歴科では、高校の方が取り扱う内容や範囲がより細かく、専門的です。
過去問を解いてみて一番厳しかったのは「世界史」でした。
なので、1月から高校の受験生と同じように共通テストの参考書を買い、スキマ時間で少しずつ高校の復習をしています!
勉強し始めた1月当初は、共通テストの内容を約半年でマスターできるのか、と少し不安になりました。
しかし、「私が自分の教員採用試験に向けて勉強すればするほど、今教えている生徒たちにも還元できるのではないか」と見方を変えてからは、前向きに取り組めるようになりました!!
それに何てったって、こちとら家庭があります。弱音は吐いてられません!
大学院での国際バカロレアの学習も無事終わったので、次は地理歴史の勉強をしっかりし直して、まずは一次試験を突破します!
では、また!!
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