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静かな怪物は時を待ち死を食らう「ディープ・ブルー」

「ディープ・ブルー」
サメ映画を紹介するならこの映画を無視しては通れないでしょう。
僕のサメ映画ランキング2位です。すいません、1位ではないですが、
1位と変わらない熱さで紹介します。
1位もいずれは紹介しますので、今後も付き合っていただけたら幸いです。

予告 少しが映像が荒いです

あらすじ

太平洋上に浮かぶ巨大な海洋研究施設、アクアティカ研究所でサメの脳を活性化させることで、アルツハイマー病の特効薬を治せる薬を作る研究が行われていた。実験を進める途中、サメが研究員の腕を噛みちぎるという事件が発生する。嵐が巻き起こる中、救急ヘリが助けに来るがサメの妨害に乗ってヘリとオペレーター室が破壊され、海の下にある研究所には海水が入って浸水していく。ありえないサメの行動にサメの飼育員カーターとその他が研究員であるスーザンを問いただすと、禁止されている遺伝子操作をしたことでサメの頭脳が大きくなっていることが分かったのだった。
そして、サメによって次々に出口が潰されていく中、カーターたちは脱出を決意する。

このサメ映画が他と違うのは、脱出モノでもあり、頭が良いサメが追ってくるというスリル。この設定は他にはないとは思います。
例えば、魚であるサメが後ろ向きで泳いだり、追い込んだりありえないけど、脳が大きくなっているらしいのでOK。

観て欲しポイント

一つ目「殺し方の演出レパートリーが多い」

この映画の良いところはやっぱり殺し方の演出でしょう。普通のサメ映画と違って海の上だけでなく、「オーブンで焼き殺そうとしたり、説教中に食われたり、サメに引きずり込まれたと思ったらもう一度這い上がってきたり」と、どれも他にないと思います。
特に、もう一度這い上がって来た演出を初めて見た時、サメの怖さもありますが、この演出を考えた人は天才だなーと、子供ながらに思った記憶が残っています。

二つ目「もう一人の主人公コックのプリーチャー」

この映画唯一の面白キャラであるプリーチャー。その理由はサメ映画では死ぬと言われている黒人面白枠だからです。サメを焼き殺し、主人公のピンチを救うなど、サメ映画でここまで輝いているサブキャラはそうそういないでしょう。

三つ目「サメという生き物の恐怖」

サメを知っている方ならわかると思いますが、血の匂いを嗅いだ瞬間サメの目が黒くなるのは何よりも怖いですね。
この映画の設定で脳を大きくしたサメですが、やはりどれだけ頭が良くなろうと本能には勝てないんだなと思いました。

最後に

この映画は色々な感情をしっかりと視聴者に持たせる映画としての出来が素晴らしいと思ました。恐怖や絶望のマイナス面はもちろんのこと、キャラ達でクスっとさせる場面あり、しまいにはサメも気を利かせて説教している奴を半分にして食い殺すなどなど。
そして、なんと言ってもサメのリアリティがすごい。途中水から上げたサメは本物さながら。実はあれロボットなんだそうです。

途中、スーザンが「死んだ意味が無い」と言ったことにプリーチャーが「死に意味なんてないさ」と言うのですが、最後にスーザンが死ぬことの意味を行動で返していたのは良かった。

初めてこの映画を観たのは確か「土曜ロードショー」か「金曜ロードショー」だったと思います。その時は確か小学生で、初めてのサメ映画だったと思います。それからでしょうか、サメ映画が好きになったのは。
しかし、最近はサメ映画も増えて生きていて、僕はどれもこれも観たいとは思わないので、これは面白そうと思ったものしか見てないです。
そして最近知ったんです、ディープ・ブルーに2・3があると知ったのは。
まぁ、今のところ観る予定はないですが、この記事を読んで面白かったなら感想などを書いていただけるとありがたいです。

Netflixには配信中なのでぜひ観てください。

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