フィルムが手元に帰ってくるという感覚
※つながる写真、この連載は365日毎日欠かさず、写真と日常と旅をテーマに写真と言葉で文章を綴っています。
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ぼくはフィルムでも写真を撮っています。
フィルムで撮るのが好きな理由の1つについてちょっと今日は書いておこうと思う。
今日もいつものラボさんからフィルムのデータが届いた。
かれこれ1年以上、届けてもらっているが毎回この瞬間は心が弾む。
見る。
見ていると、あれ?こんな写真撮ったっけ?だったり、こんな写真になったのかという撮影者の意図とは違うものを垣間見える写真があったりする。
フィルムの独特な体験
これは完全にお世話になっているラボさんの受け売りだが、フィルムは自家現像さえすればひとりで完結できるが、ぼくみたいにラボにお願いする人はひとりでフィルム写真を完成させることはできない(そういう感覚でいうとデジタルカメラも前者のような感じ)。
だから、撮影者・ラボ・撮影者という順番にフィルムは流れていくわけだけど、ラボという第3者がいることで何だか俯瞰して仕上がった写真を見ることができる感覚がある。
それは良いのか悪いのかは別
として、特殊な体験で感覚だと思っていて今のところぼくは心地よさを覚えています。
人それぞれフィルムを好きな理由はたっくさんあるから、たまにSNSで好きな理由を書いてある言葉に出逢うとそんな理由があったのかと、また魅力を知ることになります。
ぼくは、機材博士だったり写真のことが博識ではないので、あくまで使ってみた感覚だったり、考えみたいなことを書きがちだけど、なんとなく触れていることをあえて言葉にすることは大切な気がしています。
意外なこと
デジタルカメラから写真を始めた人間で、正直フィルムに手を出すとは思わなかった。周りにフィルムで撮る人はいたけど、へ〜ふーん、くらいで気にもとめていなかったくらい(もし過去の自分に声をかけれるなら、興味をもて、そして今すぐフィルムカメラとフィルムを買いなさいと伝えたい)。
はじめるきっかけは些細なことだったけど、今は撮りはじめてよかったな〜と思うことばかりです。
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