見出し画像

第5回・福井~越前戦国物語、越前朝倉遺跡を紹介

福井県の県庁所在地である「福井市」は、北陸三県の一つとして知られるが、経済圏としては、関西に限りなく近い。
福井市、そして周辺の代表観光スポットは、一乗谷朝倉氏遺跡、永平寺、福井城(北庄城)、瑞源寺(マイナースポット)があげられるが、今回は、一乗谷朝倉氏遺跡を紹介したい。

一乗谷朝倉氏遺跡は、越前の戦国大名「朝倉義景」の居城であり、応仁の乱にての戦火を逃れた文化人が、ここに身を寄せたことで、北陸における都と呼ばれ栄えた。
屋敷や寺院を含む町並みが完全に近い形で発掘され、朝倉義景館に残る唐門は、義景の菩提を弔うために、豊臣秀吉が寄進したものと伝えられる。

最終的には、織田信長の北上にて炎上し終焉を迎える一乗谷
歴史上、いまいち評価の低い義景であるが、あの織田信長を、あと一歩まで追い詰めたのは間違いない。

ここ福井には、一乗谷のほか、永平寺、大野勝山など、織田信長との戦いを物語る史跡が数多く存在し、戦国マニアには、是非お勧めしたいエリアである。
道元により開創された曹洞宗の本山「永平寺」は、朝倉家からの外護を受け、織田軍侵攻時には、五百羅漢が永平寺を戦火より救われた伝説が語り継がれる。
また、大野勝山には、越前大野城、朝倉家終焉の地「六坊賢松寺」、朝倉義景墓所など、まだまだスポットあり。
楽しんでください。

ここまで、第4回、第5回と福井県をご紹介させていただきましたが、次回の第6回からは、皆様からの情報提供をお待ちしております。
第6回・武生~燧ヶ城(ひうちがじょう)、新羅神社を調査したい
第7回・敦賀~金ヶ崎城跡は絶対に行く
第8回・小浜~籠神社そして、竹取翁博物館が気になる!?

よろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?