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平凡な(つまらない)会議を、記憶に残る面白いワークショップに転換する挑戦

この事に、いま全力で取り組んでいます。参加いただいた皆さんが満足するだけでなく、「自分もやってみよう」と思えるよう、知恵を絞っています。世の中の多くの組織、特に歴史があったり、格式が高い場面ほど、定型的な会議進行がアタリマエのものとして、今も続いていると思います。

それらを、どのようにして「こんな方法があったのか!」という驚きとともに、「議論から対話へ」常識の根本を変えていくか。決して強制ではなく、自ら「やってみたい」と感じていただけるモチベーションを持ってもらえるかどうか。

それらの全ては「具体的で細やかなスキルと配慮の積み重ね」で構成されている、と私は考えています。つまり、その気になれば誰でも習得することができる、再現性のあるものです。

ですから、目の前の会議を「気づいたら面白いワークショップだった」状態に進行しながら、所々で流れを止めてその背景にある考え方や、一つ一つの動きの「意味・効果」を伝えながら進めています。種明かしをしながら手品を見せるような感覚です。

私一人では影響を与えることのできる範囲は限られています。だから、賛同してくれて、やってみたいという皆さんの存在には、本当に価値があります。

今日も、ほぼ初対面の30名の皆さんとそのような時間を過ごしました。終了後、何人もの方々から関心を持って声をかけていただきました。大丈夫、まだこの組織は終わっていない。そう思える瞬間でした。

明日は、web検索からまったくの初対面で、某自治体から「オンライン対話の質を高める」ためのワークショップ相談を受ける予定です。対面でもオンラインでも、民間でも公的機関でも、「議論から対話へ」の関心は共通しているようです。

そんな事を考えながら週末を迎えます。正直、疲労はやや蓄積していますが、それを上回る「誰かの役に立つことへの実感」があります。それが自分の存在価値、なのかもしれません。引き続き頑張っていきたいと思います。

*最近は、近くにある森のような公園で、レジャーシートに寝転がって気分転換しています。

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