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ニコンおもしろレンズ工房「どどっと400」で望遠鏡もどき

400mm望遠「どどっと400」

左から「ぎょぎょっと20」「ぐぐっとマクロ」「どどっと400」

この前から「iPhnoneでカメラレンズを使うシリーズ」──勝手にネーミングしているだけです(^^;)──【スマホ+アイピース+対物レンズ代りのカメラレンズ】というパターンをいろいろ試しています。

発端は、KENKO のスコープアイピースキットを持て余して、これをもう少しお手軽にスマホ写真で使いたいという発想で、35mm〜105mmあたりは、気分転換に遊ぶくらいには使えたので、400mm望遠でどうかなというお試しです。

とりあえず、カメラレンズとして普通に撮ってみます。

実写例(APS-Cカメラ)

2023.9月2日(旧暦7/18) 月齢17.10 居待月
FUJIFILM X-A7 NIKONどどっと400 F:8 + KENKO 2×Macro TELEPLUS MC7
2022.6/18 旧暦5/20月齢19.13  更待月(ふけまちづき)
FUJI X-A7 Tamron SP500mm F:8 + KENKO 2×Macro TELEPLUS MC7 

季節も気象条件も違うので単純比較はできませんが、
上がどどっと400、下がTAMRONの500mmミラーレンズです。
(どちらも動画コマから書き出し、補正あり)
これにアイピースをつけてスコープ化、iPhoneでコリメート撮影という手順です。

M42 マウントに変換

「どどっと400」もNIKON Fマウントなので、先述のアイピースキットのようなものを使えばスコープのようなものはできそうです。他にもこんな記事がありました。

ただ、手持ちのもので汎用性がありそうということで L39とM42マウントのレンズを試してきた経緯もあり、かといってM42マウントの望遠レンズは持っていない。なので、せっかくの400mmということで、邪道っぽいですが、NIKON F →  M42 マウント変換で試してみます。

NIKON Fマウントのフランジバック 46.5mm
M42マウントのフランジバックが 45.5mm
厚み1mmでマウント変換できれば、M42のカメラやM42マウントアダプタでNIKON Fレンズが使えるわけですが、今回のF → M42マウントアダプタの厚みは10mmほどあるので、当然ながらこのままカメラボディにつけても無限遠が出ない、本来より9mm繰出し状態の近距離専用になってしまいます。

左:レンズ側(NIKON F)   右:ボディ側(M42)

とりあえずNIKON F-M42変換アダプタの後ろに
L39レンズ用にセットしていたM42ヘリコイドリング+焦点距離15mmアイピース(M42延長リングに組み込み)のセットをつけてみました。

全長340mm 本体+接眼部で750gほど
マウントアダプタの後ろをM42ヘリコイドリングで調整

ヘリコイドリングを短めにすれば、無限遠が出て倍率×26ほどのスコープもどきになります。

とはいえ、アイピース交換できないと倍率調整もできないので、手持ちのアイピースホルダを試してみます。

アイピース組み付け

左からNIKON F-M42マウントアダプタ、M42-T2変換リング
T2-31.7mmアイピースホルダー、アイピース
上のパーツを繋いだ状態
どどっと400にアイピースを付けた状態
(アイピースはMAKSY60付属の20mm)

M42マウントのレンズの時は、このセットで使えたのですが、NIKON F-M42マウントアダプタの厚み分アイピース位置がバックしてしまうので、やはり、このままでは無限遠が出ません。
短めのT2-アイピースホルダーがあれば解決しそうですが、M42-T2変換リングを省けば無限遠出そうなので、試してみます。
(NIKON F-M42マウントアダプタの後ろにアイピースフォルダをネジ込み)ネジ山を痛めてはまずいと思いつつ、意外とすんなりネジ込めます。ネジピッチがアバウトなのかな(^^;

どどっと400 + NIKON F-M42マウントアダプタ
+T2-アイピースフォルダ + 23mmアイピース
この状態で全長36.5cm
ピントリングを繰り出すと41cmほど
MAKSY60付属の20mmアイピースとスマホアダプタをセット

実写例(iPhone)

2023年9月3日 旧暦7/19
月齢18.18 寝待月
どどっと400 + 15mmアイピース + iPhone 12mini
ProCameraアプリ使用

400mm ÷ 15mm = 26.666・・・
iPhone 12mini (換算焦点距離26mm) ×26.6倍で35mm換算 690mmくらいの画角。

カメラ撮影に比べて、アイピース・iPhoneカメラのレンズ と通過物が増える分、画質が落ちてしまうのは致し方ないとしても、やはりセットが大変(^^;
とくに月はスマホアプリのオートだとピントが合わないとか白トビするので、アプリ側でマニュアル設定するのですが、暗い中、下手にタップしてしまうと設定が狂ってしまったり・・・
倍率とか考えなければ、普通にカメラで撮る方が良さそうです。

ただ肉眼で覗いている分には、きれいに見えますし、アイピース次第ですが20倍〜50倍くらいのスコープ代用品にはなります。
とはいえ、倒立像になってしまいますし、上のものを見るには体勢的に苦しいので正立プリズムとか使いたくなってきます。
まぁ、そもそもがお手軽にスコープもどきの試行錯誤なので、アプリでなく光学的に正立像にさせようとすると、正立プリズムで光路が長くなる分、鏡筒を切って詰めるとか、凹レンズかまして焦点距離伸ばすとか、どんどん本末転倒みたいな話になってしまいます。
やはり、用途に適した望遠鏡や地上スコープの方がグッドでしょう。

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