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確認と調和が大切!                     お葬式で飾るお花の注文マナー


ご親族や友人知人の方の訃報を受けた際、
お花を注文したことはあるでしょうか?

ご家族以外でも、お葬式に参列する方もしない方も
お葬式に飾るお花を注文し贈ることができます。

以前、供花の選び方、贈り方について書いてはいますが、
今回はもっと深掘りして、How to ではなくマナー編!


お香典をお渡しする機会に比べると、
お花をお贈りする機会はそんなに多くないかと思いますが、
今回は、そんなお葬式でお花を贈る際のマナーについてお伝えいたします!




【ご家族編】大事なのは相談と共有!


先ずは、お葬式の施主側、ご家族様やご親族様側の立場でのポイントです。

お葬式の全体を取り仕切るのは、総監督の立場の喪主様
先ずは喪主様の意向や、故人様が生前伝えていたご希望などが
お葬式全体の主軸となります。

祭壇の規模感やテイスト、飾る供花や供物のグレードから
ご用意する返礼品の内容に至るまで、
主導して決定していくのは喪主様の役割となります。

喪主様のご意向によっては、ご家族やご親族様ともよく相談して
意見を取りまとめながら決定していくこともありますが、
お葬式まで時間がない場合は、喪主様のご意向のみで進むこともあります。

いろいろなパターンはありますが、供花を贈るにあたり大事なのは
確認相談・共有です!

① 先ずは喪主様のご意向や、お葬式全体のグレードなどを確認しましょう。
  供花のテイストやベースのカラーも確認します。
  ※価格帯には多少差があっても、カラーは統一している場合が多いです。
② お花の種類や価格帯に希望がある場合は、注文前に相談します。
  喪主様だけではなく、他のご家族やご親族の方々とも相談します。
③ 喪主様は、ご自身の意向をご家族やご親族様に共有しましょう。
  お葬式まで時間が無い中、トラブルなくスムーズに決定していくには、
  情報を共有していくのが欠かせません。




【一般参列者編】ホールへの確認が大切!


一般参列者や、故人様の生前の仕事関係の方など
ご家族やご親族以外の方々が供花を贈る場合も、
価格帯やベースカラーの確認が必要になります。

喪主様やご家族の方々はお葬式まで忙しいので、
お葬式を執り行うホールなどの会場に確認するようにしましょう。

① 先ずは供花を受け付けているかのご意向を確認します。
  あらかじめご家族に、供花を贈りたい意思をお伝えしておくと
  スムーズです。
② 供花の価格帯色味などを確認します。
  1つだけ色味が違ったり大きく派手になるとと目立ってしまい、
  喪主様のご意向に外れたり、全体のバランスが崩れてしまいます。
  ご自身のご希望があるかもしれませんが、全体に合わせて供花を
  選ぶのがマナーです。
③ 供花の注文数によっては、祭壇に飾りきれない場合もあります。
  供花を籠花に切り替えたり、供物にするなどバランスを考えましょう。



お花の多さ次第で飾りきれないことも


会場の規模に対してお花の注文が殺到してしまった場合、
正面の祭壇に飾りきれない場合もあります。

喪主様と相談の上、会場の両サイドにも並べたり
入り口に飾ったりすることもありますが、
届いたお花は基本的に全部飾られることがほとんどです。

会場の大きさに合わない規模のお花や花輪などは
かえってご迷惑になってしまう場合もあるので、
大きすぎる供花を注文したい場合は問題無いか確認しましょう。

持ち込みの供花などを希望している場合、
会場によっては持ち込みの供花を受け付けていない所もあります。
持ち込み希望の場合は必ず会場に確認しましょう!




故人様のため、ご家族の為にご用意する供花。
思う気持ちは大きくても、お花も大きくて豪華であればいいという事では
ないのが供花です。

お悔やみの気持ちやご家族を励ましたい気持ちもあるとは思いますが、
マナーと調和を守って、気持ちの良いお葬式に華を添えましょう。





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