有花

どうしようもない私が生きている記録。

有花

どうしようもない私が生きている記録。

最近の記事

転職したい私。

『今日こそ言おう』 と毎朝思いながら、あれよあれよと1日が過ぎていく。 その1日を積み重ねて、もう1年くらい経ってしまった。 【退職】 という決断に対して、 「よりによってコロナで不安定なこの時期に辞めるの?」 「まだ新卒で入社して2年目じゃん」 と批判をくらうことは重々承知している。 会社から退職を止められることも目に見えている。 先にきちんと次の内定先を決めるべきだとも思う。 ただ、そんなことをしていたらずるずる引きずって私の精神の方が先に負けてしまう

    • 不安と「なんか違う」と転職

      不安だった。 思えば、私は度々、今の状況に納得できなくて「なんか違う」と違和感を抱いていた。 初めは、高校1年生で入部した吹奏楽部。 中学の時は習い事として続けていたサックスを、部活ですることができる。 希望を抱いて入部したものの、現実はどこか違っていた。 毎日どこかしらで女子同士特有の陰口大会が披露され、嫌われたくない私はいつも笑顔で誰からも嫌われないよう尽くしていた。 そんな自分に嫌気がさして、人間関係の煩わしさが嫌で、部活を辞めた。 次が大学。 センター

      • 何が正解で何が間違いで。

        イライラして不機嫌だった。 毎日いっぱいいっぱいで、 泣きたくないのに涙は止まらなくて、 トイレに隠れて泣くことが多くなった。 ・複数人とコミュニケーションを取りながら、加えて指揮を執ること ・予想外のことに対応する柔軟性 ・効率よくタスクをこなすこと どれも向いていない気がした。 それ、私がやることじゃなくない? なんでもっと頑張ってくれないの? なんで正しいことをきちんと教えてくれないの? なんでもっとしっかりしてくれないの? 《社会人の先輩》たちに抱く不満

        • マーケティングに興味がある話

          大学生の時に経営の仕事に持てたことが唯一の救いだった。 元々、建築に興味があったけど大学受験が上手くいかなくて、文系の学部に進学。 法律も経済も興味がなかった。 経営は唯一楽しかった記憶がある。 社会人になって、憧れだった建築の仕事に就いた。 ただ、ここで『マーケティング』を考えることになる。 うちの会社は他社に比べて高価だ。 「高いので他社にします」は断られる時の常套句のように感じている。 それはパナソニックリフォームは高価なリフォーム会社であるということが

        転職したい私。

          気まぐれで日記なんか書いてみたりして。

          2月17日 SixTONESの4枚目のシングルが発売された。 14時から京都で面接があった。 住宅の広告代理店。 あーあ、やっぱり人と話すのは難しい。 「今の職場に不満はありますか?」って言われても、そりゃあ無ければ転職活動なんてしないし。 「動機は何ですか?」って聞かれても、今の仕事がなんとなく嫌で御社に魅力を感じたからです、としか言いようがない。 『なんとなく』を明らかにしてほしい気持ちもわかる。 ただ、『なんとなく』は『なんとなく』なんだよな。 上手く

          気まぐれで日記なんか書いてみたりして。

          家族から『キモい』と言われて育った私の末路。

          家族から『キモい』と言われて育った私の話をしよう。 こんな冒頭だが私の両親は穏やかな性格で、怒られた記憶はほとんどない。 歳の近い兄と妹は、真面目で人当たりも良い。 兄は幼い頃から同級生に比べて背が群を抜いて高かった。 家族の中での立ち位置は『デカ』だった。 妹は小学生頃から過食がひどく、誰に似たのか太り始めた。 家族の中での立ち位置は『デブ』だった。 そんな2人とは違い、同級生の中でも平均的な身長でどちらかというと痩せ型だった私は、なぜか『キモ』の立ち位置だっ

          家族から『キモい』と言われて育った私の末路。

          推しの主演映画が公開された

          2月19日。 待ちに待った『ライアー×ライアー』公開日。 仕事を早く切り上げて映画館に向かうことを前日の夜に目論んだ私は、今日1日ずっと心ここに在らずでそわそわしていた。 こういう時に限って、昼から始まった研修は思いのほか長引く。 17時10分に始まる映画だから、予告の時間を考慮しても17時20分には映画館に着きたい。 ということは、17時には会社を出たい。 なんて、脳内で逆算が止まらない。 急いで仕事を片付けて、そそくさと職場を出たのは17時3分。 早く映画

          推しの主演映画が公開された

          鎌倉に移住したい。

          鎌倉に移住したい。

          結局自分が選んだ道しかない

          2021年1月13日。 7ORDERのライブに行った。 初めて行った7ORDERのライブ。 初めて行くライブがデビュー日当日なんて贅沢すぎて申し訳ないとすら思った。 『デビュー』の重みを知りすぎていたから。 それが才能ある人たちの中のひと握りしかできないことを知っていたから。 それを1番願っていた人達だと認識していたから。 『Love-tune』として活躍していた7人がジュニアの最前線で活躍し、突如姿を消してしまった時、当時嵐だけを追いかけていた私でも耳にしたこ

          結局自分が選んだ道しかない

          後悔なく休止になってほしいなんて綺麗事だった

          【当たり前だと思っていたことは当たり前じゃなかった】と感じることの多かった2020年。 それを最も強く実感したのは、12月31日の嵐の活動休止前に行われた最後のライブだった。 正直、結論から言うと、これを描き始めた2021年1月1日午前3時現在も、嵐が活動休止したなんて実感はない。 暫くは更新されることのない嵐の曲を聴きながらも、当たり前のようにまた新曲がすぐ出るような気がしてならない。 今年からは年始恒例の嵐の特番がないことも、来週からは嵐のレギュラー番組がないこと

          後悔なく休止になってほしいなんて綺麗事だった

          秋の上野公園は今まで見たどの景色より綺麗だった

          色褪せるけれど決して枯れないドライフラワーを過去に想いを寄せていた人に重ねた歌を聴いて、感嘆した。 私は、彼がずっと好きだった。 受験に失敗して不本意ながら入学した大学で周りの同級生が浮かれる中、私はいつも不機嫌だった。 そんな時に出会った1歳年上の彼は、優しくて、面倒みが良くて、私が特別な好意を自覚するのにそう時間はかからなかった。 希望も夢も無く灰色だった大学生活が一瞬にして鮮やかな色に溢れた。 けれど、私を見る彼の目が「ただの仲の良い後輩の1人」だということは

          秋の上野公園は今まで見たどの景色より綺麗だった

          『悲しみの果てに何があるかなんて僕は知らない』

          悲しみも喜びも、 きっと誰かと比べるものじゃないけれど、 多分私は24歳の割に友人の死を多く経験している方だと思う。 いずれも、自分に近い友人だったからこそ、多感な学生時代と、失意の底にいた社会人生活の中で私の死生観は大きく変わった。 この悲しみを乗り越えて、前向きに生きることもできたかもしれない。 それでも、もう癒えたと思っていた悲しみはふいにやってきて心の中に滲んで広がっていく。 悲しみと付き合っていこう。 何故か突然、そんなことを思った。 この悲しみを、共有

          『悲しみの果てに何があるかなんて僕は知らない』

          社会に染まれない

          浅はかだった。 私は落胆した。 その感情は、他愛もない会話の中で突然訪れた。 入社6年目の先輩が「最近受けている研修で、面倒くさい課題が出されているんだよね」と呟いた。 助手席に座っていた私は、コンビニで買ったばかりのホットコーヒーの温もりを手で感じながら「どんな課題ですか?」と尋ねる。 聞くところによると、その研修課題は『上司から出された、社内で問題提起されていることについて解決策をまとめて提出する』というものだった。 既に面倒くささを感じた。 『社内で問題提

          社会に染まれない

          いなくなったあの子の話

          いつか忘れたけれど、 数日前、くらいの最近の話。 夢を見た。 夢を見た、と感じたのは 目が覚めた時に「忘れてはいけない」と 無意識に言い聞かせたから。 夢の中で、彼女は生き返っていた。 「え?!生き返ったの?!」 なんて『現実』では有り得ない言葉を、 夢の中の私は嬉々と放って、はしゃいでいた。 そんな私の前で笑って、 確か頷いてたのかな、曖昧だな。 夢の中みたいに生き返っていたら 私は何と声をかけるだろう、 またたらればが始まってしまう。 きっと私は、 「な

          いなくなったあの子の話

          理想と現実で結ぶ靴紐は解けたまま。

          納得がいかない。 と思いながら生きるのはすごくしんどい。 それでも私は自分の過ごす毎日に対して 「何か違う」 の違和感を拭えないままでいる。 満足できない。 理想とは違う。 …そもそも、理想ってなんだっけ? 「意外と難しいことばかり考えている」 と友達に言われたことを思い出した。 難しいことを考えている訳ではない。 考え方が面倒くさいだけ。 自分で自分の面倒くささは充分わかっている。 自分の欠陥ばかり探す完璧主義者。 根性が無いのか、 向上心が無駄に高いのか、

          理想と現実で結ぶ靴紐は解けたまま。

          生きてるだけで、愛。

          「いいなぁ、あんたは。私と別れられて。」 私は時々、 ふいに生きるのを辞めたくなる。 こんなこと人に言えないけれど、 それはふとした瞬間に私にやってくる。 今日もそうだった。 月に一度、私は女を辞めたくなる。 私を苦しめてくる下腹部を取って、 楽になりたくなる。 私は生きている限り、 この身体と付き合っていかなければならない。 「いいなぁ、あんたは。私と別れられて。」 そう言う相手もいない。 この身体であり続ける理由なんてない。 将来に大きな希望があるわけ

          生きてるだけで、愛。