見出し画像

逆噴射小説大賞2020大賞、受賞

朝起きてツイッターを見ると通知があった。
大賞おめでとうございます!だと。
記事に飛んだ。
読んだ。

勝った。
しかもダブル受賞だ。
呑みたかったが買い物の予定があるので、仕方なくボロニアソーセージを齧りレモン汁を口中に垂らす。

栄光はおれのもの。
コロナビールはおれのもの。
コメントがとても嬉しい。
いくつか問題がある。

逆噴射聡一郎先生が、続きを読みたがっている。
サイバーパンク2070(通称:サイパン。誰も呼んでくれない)を買ったばかり。
あの子の方は短編を意識したが、英雄は中編から長編を意識した。つまり長い。
いままでおれはコイツはあくまで800字限定の作品だ、と書いたら放置していた。だが今回はそうはいかないらしい。双方相当な時間が掛かることを覚悟しなくてはならない。こいつは。

とかく、読んでくださった皆様へ、特にスキをつけてくれた人たちへ、そしてダイハードテイルズの皆様へ、ありがとうございます。
畜生こっ恥ずかしいや。

それはそうと、大賞決定した瞬間にスキが大量に付くのって皆現金すぎやしないか。

次に、受け取ったコメントについて書く。
そう、荒削り。特にあの子。もうちょっとしっくりくる文体にできなかったものか。しかも、

「そう」
「でも、ガニアはしょうがないかな。でも、どうしてさぶちゃんを。あの人はそんなことする性格じゃないわ」

ここはアリアひとりの発言というね。正しくは

「そう……でも、ガニアはしょうがないかな。でも、どうしてさぶちゃんを。あの人はそんなことする性格じゃないわ」


こんな具合か。
英雄は前回最終候補に残った

これに使った、短いセンテンスを連続させて語り手の意識と展開を加速させ、緊張感を生む……という効果がうまくいったようなので上々。

そして

血肉として参照しているであろう作品群にさらに独自の現代性を味付けできれば、ものすごいパルプ小説作家になるだろう。

ここをうまく咀嚼して、さらに上り詰めてやろう、と。

あとは他のコメントで気になったところとかを書く。

おまえ自身が大統領であれば大統領の小説を書くだけで面白くなる可能性が相当ある。

これ、実在するんだぜ。
題名:大統領失踪
著者:ビル・クリントン&ジェイムズ・パタースン

アメリカ合衆国大統領ダンカンは密かにホワイトハウスを抜け出した。世界を崩壊させかねない大規模サイバーテロを防ぐには他に道はなかったのだ! ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位獲得! 元大統領とベストセラー作家のコンビが放つ傑作スリラー
(以上アマゾンから引用)

(アマゾンのURL貼れなかった)
そう、クリントン元大統領が小説を書いていたのだ。おれはまだ読んでない。kindle版もあるぞ。

それと、「ヴードゥー・キャデラック」持ってた。積みっぱなしだけど。今度気が向いたら読む。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?