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スプリングクリーニング〜春の大掃除

イギリスは春の大掃除週間

イギリス では、3月2日から8日は、全国春の大掃除週間(National Spring Cleaning Week)。春の大掃除を推奨している。

日がだんだんと長くなってきて、日差しも強くなってきた。暗い冬を終えて、明るくなって気づくのが、家じゅうの汚れ。暗いと見えなかったものが、見える見える。特に気づかされるのは窓の汚れ、部屋じゅうのほこり、床の汚れ、コンピュータスクリーンに飛び散った飛沫。「何で見えなかったの?」と言いたくなるほど、これらが春の日差しで明らかになる。

もともと、春の大掃除は、石炭や薪などを使う暖房が必要なくなる春の暖かくなってきた時期に、家じゅうの煤(すす)を片付ける習慣からきたもののようだが、春に大掃除は理にかなっている。外が暖かくなり始めているから、外の窓拭きも苦にならないし、寒くないから窓を開けて空気を入れ替えながら掃除ができるのもいい。

手始めに娘たちのベッドルームの模様替え

手始めに、娘たちは気分転換にベッドルームの模様替えを提案してきた。家具やベッドを動かすときに、普段手が届かないところも掃除できる!」と思い、彼女たちの考えに乗った。彼女たちが考えた配置のデザインをもとに、早速実践した。

本棚の本も一回全部出して、本棚を動かしたので、本のほこりも払えた。ついでに、小さくなった服の整理、おもちゃの整理もして、かなりスッキリ。気分良く、新学期を迎えられそう。

外に洗濯物が干せる季節到来。庭の掃除も開始!

春の大掃除として、冬の間に荒れ果てた裏庭の掃除も始めた。日向ぼっこする用の椅子を拭いたり、洗濯物を干しやすいように片付ける。やっと、暖かくなってきて、何よりうれしいのが、外に洗濯物が干せること。カーテン、布団カバー、クッションカバー、毛布など、大きなものも、心おきなく外に干せる。この気持ち良さはたまらない。家に、乾燥機もあるが、やっぱり、外に干したいのだ。

一気には、掃除できないので、これからイースターホリデーまでに、徐々に春の大掃除を進めたい。ロックダウンの緩和が始まるが、まだまだ終わらない。このロックダウン中を気持ち良く過ごすためには、春の大掃除。いいアイデアかもしれない。


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