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【子連れ旅行】頑張らない旅行で一年を締めくくってきた。

「怖いからちゃんと座ってて!!」

3月最後の土曜日。
私は海を目の前に叫んでいた。

それは、物凄く簡易的な釣り道具を借りて
柵が一切ない場所で、夫と子供2人が釣りに挑戦していた時の事。

海に突き出たほんの少しの道?の先端。
ふざけて走ってぶつかったら海へ落ちてしまいそう。

私は「人の管理下ではないレジャー」はこんなにも恐ろしいものなんだ…としみじみ感じていた。


3月2回目の旅行


利用期限が3月中に迫った旅行券5万円があることに、3月に入ってから気が付いた(笑)

4人家族で5万円。
その金額で泊まれる所なんて…しかも春休み中の土日である。

3月は物凄く張り切ってリゾナーレ八ヶ岳へ泊ったばかり。

これ以上、レジャーにお金を使うのも気が引ける…。
そう思い、今回の旅は以下の条件に設定して選んだ。

・車で2時間以内
・朝夕共に食事が出る
・駐車場無料
・温泉がある
・和室 又はベットが4台

その条件で出てきたいくつかの中から選んだのは、千葉県にある南房総最南端のグランドホテル太陽。

入口横に「歓迎」と団体客の名前が入る感じが昭和感。

敢えて何もしない旅行


リゾナーレ八ヶ岳では張り切りすぎて準備も片付けにも労力を使った。
滞在中も「ゆっくり食事」「ゆっくり夕食」なんて事は一切なく、日中のレジャーが終わると夜は何かと忙しかった。

更には3月前半は物凄く仕事が忙しかった上に、子供はインフルエンザになったり、私も発熱して転んで頭打ってみたり…(^_^;)
怒涛の1ヵ月だった。

最後の土日、翌日から新年度というタイミングで「頑張る旅行」は避けたい…。

そう思い、せっかくの千葉旅行だけど「マザー牧場」にも「鴨川シーワールド」にも行かない事にした。

だって、そんな場所へ行ったら閉園まで思いっきり遊んでしまう。。。
そして夕食の頃には疲れ果てている(笑)

自然と触れ合う


という事で、チェックインより前にホテルへ到着した。
そしてホテルで釣り竿をレンタルして1時間程釣りをしてみた。
1匹だけ連れたけど、上手く引き上げる事もできずに不発に終わった。

その後は、海の岩場で磯遊び。
私はその様子と海を眺めつつ、kindleで筋トレ本を読んでいた(笑)

子供達は「生き物探し」も楽しんでいたけれど、それ以上に岩場をジャンプして移動する「アスレチック」として楽しんでいた。

私は怖くて飛べない(笑)

子供達に呼ばれて私も岩場や砂浜を散策した。
砂浜では定番の「誰が石を遠くへ飛ばせるか」レースもした。

陽の光がイラストみたい。

温泉らしく過ごす


15時早々にチェックインをして
昼間から温泉に入り
17:30からは夕食開始。

なんてのんびりした旅なんだ(笑)

とてもレトロな「昭和感」満載のホテルだけど。

このコップとかね
窓際のこのスペースとかね

窓から見える景色は絶景!!

窓が凄く大きい。

1日目も2日目も、この景色と共にのんびり過ごす。
私は筋トレ本を読み、筋トレをして(笑)
子供達とトランプしたり、UNOしたり。

「上げ膳据え膳で、後はのんびり過ごす」というのはこういう旅行の事を言うんだなと実感した。

一年の締めは日の出鑑賞


2日目は海岸で日の出を見ようと、朝から散歩をした。
「朝散歩で絶景が見られる」これこそ旅の醍醐味である。

少し雲が多かったけれど、海の上にお日様を見る事ができた。

3月最後の日の出。
私の仕事も、子供達の生活も「4月」こそ始まり。

長男は2年生に。
次男は年長になる。

この一年も楽しく元気で暮らせますように!と声に出して合掌した。

〈あとがき〉
このホテルは食事に力を入れている様で、お刺身やカニが食べ放題でした。
口コミを見ても食事の事しか書いてないし、食事中に後ろに座っている人も「ここは食事が売りなのよ」とずっと話していました(笑)

周辺には廃業したホテルが沢山あるので、きっとこのホテルの「食事に注力する」という戦略が成功した証拠なのかもしれません。

海の目の前なので、「屋上海が見える露天風呂」とかがあれば凄く流行りそうな気がしますが、コスト面で難しそうですね。

リゾナーレ八ヶ岳では殆どお見掛けしなかった「大人だけの旅行」「3世代旅行」のグループに沢山遭遇しました。
「ターゲットを絞る」事も生き残り戦略のカギなのかもしれない。

って。私は観光業でも何でもありませんが(笑)

今日も有難うございました!

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