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【335冊を振り返る②】1歳の頃に好きだった絵本

我が家にある子供の為に購入した335冊の本の中から、それぞれの時期に大好きだった本を振り返ります。

今日は長男が1歳の頃に好きだった絵本について。

1歳の時、親子共に大好きだった絵本No.1
そして、1日で繰返し読んだ回数もNo.1

「しろくまちゃんのほっとけーき」です。

こぐまちゃんシリーズは沢山出版されていますが、シリーズ最高傑作だと思います。
よく、年代別のオススメ絵本として紹介されていますね。  

こぐまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作り、それをお友達と一緒に食べるという絵本です。

この絵本の材料を揃えるシーンで卵を数えるシーンがありますが、ここは指を折りながら数えて「いち、に、さん」ではなく、
ひとつ、ふたつ、みっつ」という数え方を自然に覚えてもらえた気がします。

そして、「あっわれちゃった」で必ず
割れてる卵を指して、「落としたら割れるね」という事をひっそり教えていました。

余談ですが、こういう形の冷蔵庫って今見ないですよね(笑)レトロで好きです。


そして、このページがこの絵本最大の魅力❗️

「ぽたあん」
「どろどろ」
「ぴちぴち」  
と、焼けるまでの音を言葉で表しています。

長男はとにかくこのページが好きで、何回か読むうちに復唱してくれるようになり、そのうち私が読むより先に次の言葉を言う様になりました。

「しゅっ」はちょっとカッコ良い感じ。
「まぁだまだ」は可愛い😍
とか、とにかくその言い回しもどんどんサマになってして私がこのページが楽しみでした。

長男はこの絵本がキッカケで「よく喋る子」になったと言っても過言ではないです(笑)

そして母的にツボだったのが、こぐまちゃんを呼ぶシーン

長男は何故かこのページでは必ず、しろくまちゃんの手をマネしていました。

特に「この手面白いね」とか感想を言うわけでもなく、とにかくこのページになると、座って読んでいても、寝転がって読んでいても、手がこうなるのです(笑)  

窓から顔出して呼ぶだけで来てくれるって、
凄いご近所だね(笑)

実はこの絵本、生後5ヶ月頃にお祝いで頂いたのですが、最初に見た時は
「えっ、ただホットケーキ作るだけ?」と、特にサビと思われるページが分からず、イマイチ魅力が分からなかったのですが、それは大人目線だったから。

子供と一緒に読む事で10ページ程度の本が、最高に「面白い絵本」になるから不思議です。

この絵本は、長男が発熱して保育園を休んだ日に、明るいリビングにお昼寝布団を敷いて「読んでるうちに寝てくれないかな〜」と思いながら読んだら、すっかり気に入ってしまい💦
何度も「もっかい!」とリクエストされて、
1日で40回以上読みました😂

そういう意味でも本当に思い出深い絵本です。

その他に大好きだった絵本たち。

ももんちゃんシリーズは何冊も購入しました。

「あー、ごくらく ごくらく」とセリフを読んでると私も良い気持ちになれた絵本。


私が子供の頃から大活躍、五味太郎さん。

金魚を探すのも面白いけど、部屋のレトロ感に癒されます。

ヨシタケシンスケさんは、この絵本を頂いて初めて知りました❣️今では沢山我が家にお迎えしています。

寝かしつけのつもりで読んでも、最後にこちょこちょしちゃうので、元気になっちゃう絵本(笑)それでも寝る前に最高に楽しそうな笑顔が見られて母は幸せでした。


こうして、振り返るうちに少し涙腺がウルウルしてきてしまう(笑)

本当に、かけがえのない時間を沢山くれた絵本たちです。

絵本の魅力を知らない人から「絵本ってあんなにページも文字も少ないのに高くないですか?」と言われる事がありますが、逆なんです。

こんなに少ない文字数で
あっという間に飲み終わるのに、
ずっと記憶に残る幸せな親子時間が作れる
優秀すぎるアイテムなのです。

1歳は赤ちゃん絵本から少しづつ「意味のある言葉」「物語」へと移行したり、何かを探したり、日常生活に触れる内容があったり、一気に楽しめる絵本の幅が広がる時期。

今回ご紹介した絵本は勿論、是非 沢山の絵本を試して親子のテッパンを見つけてみてください✨

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