「長男くんは、お勉強面で特に心配な事はないですが、お友達とお喋りが始まってしまって集中できていない事があるので、勿体ないかなと思います」

先日、長男が２年生になってから初めての個人面談があった。
そこで言われたコメント。

うん、そうだよね。
授業参観で見たから分かってる。

そうなんだけど、モヤっとする。
それは先生に対してではなくて、もっと広い意味で。

そんなに何度もやる内容なのか？

授業参観の内容は算数の「グラフと表」だった。

グラフと表は、こんな感じの仕上がり。

引用元　2年算数　表とグラフの教え方 (12sansuu.jp)

ノートを見ると、こんな感じの学習方法を既に３回以上繰り返している。
更には「次は〇〇なテーマでやろう」等と話していたので、まだやるのだ。

つまづきポイントはどこなのか？

こんなに丁寧に授業をやるからには、どこかに躓きポイントがあるのだ。
私は長男を見つつも、色々な子の様子を観察してみた。

その結果、つまづきポイントはこんな感じだった。

こうやって書き出してみると分かる通り、③以外は全て「算数」とか「グラフと表」云々とは別のポイントで躓いている。

数を数え間違えた子こそ、偶然間違えたのか、「数を数える」が苦手なのか？フォローが必要だと思う。

だけど、そういう子は先生から見えない。
約30人の集団授業って、とても難しい。

集中できない理由もわかる

約30人の子供が1人づつ発表するだけで30分近くかかる。
答えの選択肢も８つ位なので、大体みんな同じような回答をする。

大切なのかもしれないけれど、確かに飽きるよな～と言う気がした。

大変失礼ながら、私も過去の授業参観で一番退屈だった(^_^;)


長男は先生の指摘通り、早々に飽きたようでお隣の子と殆ど喋っていた💦

授業開始早々は「赤鉛筆がない」と私に向かって訴えてくる(-_-)

後半には色鉛筆の中から赤と青を出して、セロテープでくっつけて「赤青鉛筆」を自作して「筆箱に入らない」と、下らない事を言って笑っていた(-_-)

そんな調子だけど、グラフも表も特に間違える事なく完成していた。
そして長男以外にも殆どの子は間違えている様子はなさそうだった。

私はその様子を見ながら、長男がこの授業において何を目標に頑張れば良いのか？考えてしまった。

正直、算数じゃない。
お喋りをしない、整理整頓をする位しか思いつかない。

やがて苦行になる

長男に限らず、多くの子が周りのお友達とワイワイ楽しそうに授業を受けていた。

そして、これが私としてはモヤっとする所だけど。
参観してる保護者さんの中にも、授業中にお喋りをしている人が結構多くいた。

今はまだ２年生だから、どの授業であっても何となく「ワイワイガヤガヤ」している。
だから、長男も楽しく過ごせている。

だけど高学年になり皆大人しく授業を受けるようになったら、どうなんだろう？

長男に限らず、クラス全員にとって「丁度の学習」が行われる事は難しい。そうすると「既に理解してる子」「全くついていけない子」にとっては、とても辛い授業だ。

その時間、シーンとした中で「やってるフリ」をして時間をやり過ごすってどうなのか？

それこそ、会社の中で大して仕事もないのにExcelいじりながら「仕事してます感」出してる人と同じじゃないか？

こんな苦行に耐える事が、「学び」なんだろうか？

お喋りで人の邪魔をするのは良くない。
だけど、退屈なモノは退屈だ。
子供って、こんなに自由がない時間を過ごしていると思うと何だかシンドイ気がした。

今日も有難うございました。