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「好きです!付き合ってください!」が、好きな人との関係性の築き方として最強だと思う

会いたい人やいつか一緒に仕事がしたい人がいたら「好きです!一緒にお仕事したいです!」と伝えにいくのが一番いいと思っているんだけど、それどうやってやるの?とよく聞かれるから、0から関係性を築くためのアイデアをちょっと書いてみますね。

振り返れば、私の営業スタイルはこういうパターンが多かったなぁと思います。愛情や熱量をストレートに伝えて、相手の懐に入って口説くパターンです。

チャンスの女神は前髪だけ説

「この人と一緒に仕事できたらいいな〜」
「この会社で働けたら良いな〜」

そんな想いを抱く人や会社がいるならば、どうにか一緒に仕事をしたい。
その愛は告白しましょう!

はじめましてだったら、その方が開催しているイベントだったり講座にお金払って参加して、もし…あわよくば… 直接お話する機会がないかを伺ってみるといいです。

チャンスの女神は前髪だけ。
いまだ!という時を逃してはいけません。

もしその憧れの方と、偶然にも直接お話ができるチャンスが巡ってきたら、自分をご紹介できるように、自己紹介やプロフィールをサッと説明できるチラシを作っておきましょう。

履歴書とも職務経歴書とも違う、自分のフォーマットで書いたプロフィールです。
こんなところがあなたと一緒に仕事するときにメリットになりますというのをまとめた資料を手にして、イベントや講座に臨みましょう。

渡せるチャンスがいつくるかわからないので、チャンスがきたときスッと出せるように用意して、当日はその隙をうかがうように気をはっておきます。

ただ漫然と聴くより、あわよくばそんなチャンスがないだろうか…と、いつでも前に出ていくチャンスはないだろうか?と伺いながら臨むそのイベントは、いつもより自分ごとにできるでしょう。

そういうときのわたしは当事者意識の塊で、もはや主催者の一人ぐらいの気持ちで参加しています。

せっかく準備したけど、チャンスがなくても「心のまちぶせ」実績は1

毎回そんな簡単にうまくいくわけはありません。

せっかく準備していたのに、そんな隙なかった… 他の人の波にのまれた…空気に負けて前に出れなかった… 

そんなことのほうが圧倒的に多いです。

でもだいじょうぶ。
「準備したけど、お話できなかった」という実績が1になります。

何も生まれなかったけど、何かを生み出したいと願ってした行動を実績としてカウントしましょう。0から1へのステップです。

この1の積み重ねが、いつかやってくるチャンスにめちゃくちゃ効果を発揮します。

チャンスを伺い続けてやめなければ、いつか会える

千載一遇のチャンスがくるかわからないので、チャンスを伺い続けましょう。

何度も何度もチャンスを伺い、このアクションを続けていれば、1ヶ月後か半年後か1年後が3年後…いつかわかりませんが、いつかそのチャンスは訪れます。

待ち続けたその時。今までコツコツ積み重ねた「会いたかった」の実績がめちゃくちゃパワフルに機能します。

待ち焦がれたこの瞬間。何度も何度も準備をして、今日もダメだった…を積み重ねて、ようやくチャンスがきた瞬間に、今までの「まちぶせ大作戦」の思いを伝えましょう。

愛の告白と有用性の両方をエモーショナルにスマートに伝える

ずっとお会いしたくて、お話しをしたくて、
一緒にこんなことがやりたいっていう思いを伝えたくて、
あのイベントでもあの企画でもあのときも、
ずっといつお会いしても伝えられるように準備してきました。
今日お会いできてようやく願いが叶いました。
今こうやってお会いできて、感激です!
ありがとうございます!!!

今までどれほどあなたに会えることを切望していたかを「好きです!」という言葉に変えて、伝えてみましょう。

その上で、

私が得意なことはこれです。こういうことができます。
なので、あなたの(会社の)こういうところに私はお役に立つと思うので、ぜひご一緒したいです。

ここはシンプルに自分の技術と資質を伝えましょう。

だからあなたが私を使うと良いですよ!私を使うとこんなメリットがありますよ!こんなふうに役に立ちますよ!

ということを短くわかりやすくスマートに伝えましょう。

前半の愛の告白だけでは、ただの暑っ苦しい人です。ファン宣言で終わってしまいます。

後半のスキルや経歴だけでは、私を選ぶ理由が薄いです。スキルがもっと上の人に敵いません。

愛の告白とスキルを両方伝えて、これが濃厚でシンプルであればあるほど、この愛は実ります。

「好きです!付き合ってください」は最強のはじめかた


「好きです!付き合ってください」に敵う関係性の始め方ってないんじゃないっておもってます。

一番照れるし、言いにくいし、勇気いるし、振られたら悲しい言葉ですよね。

好きです!で自分の感情を丸裸にして伝えて、付き合ってください!で、丸裸な状態からのリクエストですよ。

こんなに自分のプライドとかまるでなくなるほど、あなたに惚れてるっていうことだけを伝える、白旗をあげたような丸腰のセリフって、なかなか出会わないものです。

婉曲に、遠回しに、奥ゆかしく。
そんな意味と無縁なほど、超ド級のストレート。

こんな告白されたことないから、だからこそ刺さる。
とても嬉しい。

もちろん、毎回こんなことやってたらボロボロに疲れるので、ここぞ!というときには、やってみると、きっと何かがはじまります。

心のまちぶせ大作戦でご一緒したい理由が磨かれる

心のまちぶせを繰り返すなかで、何度も何度も自分に問います。

私は本当にこの人(会社)と一緒にいたいと思っているのか?
この人(会社)とどんなことができると私は幸せなのか?
相手は今どんなことを望んでいるのか?
その望みに対して、私自身をどうやって活用できるか?

何度も何度も、自分に矢印をむけて考えます。

この強い思いがないと、毎回こんなヒリヒリしたことはできません。まちぶせするには、叶えたいほど強い願いがないと毎度待てません。

この自問自答を繰り返すからこそ、いつかそのチャンスが来た時に、短い時間で最大出力のプレゼンができるわけです。

ここぞ!という相手が見つかったら、この方法はつかってみてほしいです。
こうやって磨き続けて、想いと愛情を輝かせてきたならば、その相手には、必ず何かがとどきます。

振り返ると、こういうやり方で生きてきたなぁと思い出しました。
暑苦しい人だな〜と自分で思いつつ、そういう私はきらいじゃないです。

そして、いつか。こういう方法で告白をされて、一緒に仕事をする人が現れることが私の夢なんだな、なんてことにも気付かされました。

数字もロジックを踏まえた上で、愛情で繋がれる仕事を増やしていきたいですね。

最後までよんでいただきありがとうございます。
ストレートな告白、やってみよう!いいじゃん!と思った方は、ぜひ♡を押して教えてくださると嬉しいです。

国際コーチング連盟PCC
CTI認定CPCC®️
坂口佳世


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