見出し画像

"よその子ども"をどのくらい叱っていいのかわからない、2児の母の悩みごと

40歳の研修講師、プロコーチの2人の娘の母は悩み始めている。"よその子ども"をどのくらい叱っていいのか、加減がわからない。

金曜日に卒園式があって、土曜日も日曜日も、娘の保育園の友だちと遊んでいる。6歳と4歳と3歳たちだ。みんなとても可愛い。それぞれの成長を振り返り、卒園式の園児入場だけで、つい泣いてしまった。

と同時に、そろそろ言葉遣いも悪くなったり、小さい4歳さんたちは動きが予測不能で危険だったりする。道路の前で、予測不能な動きをしていたら、危険極まりない。我が娘ならば、「こら!止まりなさい!」と声を強めに制してしまう。命の危険度100点ぐらい、命の危険を伴うような状況ならば、「こら!止まりなさい!」と強めに制しても言っても良いだろうと気にしていないが、命の危険度が50点ぐらいならば、正解はどうだろう…

どのくらいピシャリと注意していいのか?

私はかなり心配性だ。それにわりと「世間体」を気にしてしまう方だ。特に交通ルールや公共の場所では、邪魔になる行動は控えてほしい。

でも、他の家の教育では、こんなにピシャリと言わないのかもしれないなぁ…と、思おうとなんて言っていいかわからなくなる。特に女児はそんなに暴れたり大きな声を出したりあまりしないけれど、男の子は想像以上に、動き回って騒いでいる。私自身が姉妹だったので、”男の子”がよくわからない。どのくらいの強さで、制したらいいのかちょっとわからず困ってしまうことがある。

ありがたいことに、一番仲良くしているママ友とは、この怒り加減が近い。なので一緒にいてとても気が楽なので、親子ともども一緒に遊んでいるのだけど、これが別のお母さんだったらどうなるのだろう…と心配している。

娘の友達に言われた言葉に凹む

「ちょっと!〇〇ちゃんママ!ついてこないでって言ってるでしょ!」
「おばちゃん、▲▲できないんでしょー、うちのママはできるよー」
「何それー!うける!」

こんなことを6歳に言われて、実はちょっとグサッと凹んでいる。

我が娘に言われたら、私は烈火の如く叱る。
「なんて言葉使うの!!」と叱る。

でも、いくら仲の良いママ友の子どもといえど、どのくらいの強さで叱っていいのかわからない。モヤモヤするけど、どこからは、ピシッと言っていいか、どこまでは許容してスルーするのかがわからない。

うるさすぎるのか、気にしすぎるのは良くないのか。
そもそも教育方針がわからない。

ちょっともやっとするし、地味に凹む言葉なので、直後少し落ち込んでいるけど、まあ復活できないほどではない。だから余計に困っている。

研修やコーチングの世界なら”合意”するのだけど

どこまで叱ってよいか、どこまでスルーしていいか。こういうモヤりは、どこにでもある。大人の世界ならば、もっというと私が普段いる「研修」や「コーチング」という文脈なら、事前に、どこまで踏み込むか、どこまでは許容するかなどを決めておく。

でもここは、子どもを中心としたママ友との関係性だ。なかなかそこまで深い話はしていない。もちろん、そんな深い合意ができない関係性ではないと思う。やろうと思えば、大事な話をしようとできると思う。でもなかなかそこまでは至っていない。

6歳相手にモヤっている気持ちが生まれるのは、子供の成長の証だ

最近少しづつそんな”モヤっとした気持ち” が娘の保育園の友達と遊ぶと生まれている。成長している証だ。去年はまだこんな気持ちに私がならなかった。

すっかり6歳を一人の人間としてみていて、ショックを受けているのだ。

これから娘たちは、小学生になる。
きっと保育園時代とはまた違う関係性が始まるのだろう。

最近その変化を感じている。
娘のおかげで、もう一度「小学生の微妙な人間関係」の世界に踏み入れることになった。さてさて。令和の時代の子どもの人間関係に飛び込んで体感したいと思う。


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

子どもの成長記録

数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。