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星に想いを。

夜空を見上げると、星が輝いている。
惑星たちは太陽の光を受けて輝く。
太陽系の天体は、太陽以外は自ら光を発していない。
惑星たちを輝かせる太陽って凄いな、と思い、惑星以外の星たちは各星座から自らの光を放っている。
わたしはこの光たちの全てが恒星だということに感動する。
全部が太陽みたいに輝いているんだよね。
それがこんなに無数にあるって宇宙ってどうなってるの?(子どもみたいな疑問)

今ここに届く光の時差を想う。
光が届くのに何光年ってどういうこと?
気が遠くなりそうな時間を光として受け取っている。
この光を発した恒星は今あるのか、もう無いのか?

そんなこと考えても何も分からないけれど、地球という小さな星で受け取る様々な時間の光に、今ここで生きる奇跡を思う。

恒星がこんなに沢山あるんだから、地球のような星も無数にあるに違いない。
私は宇宙人にもUFOにも普通に興味はあるけれど、それよりもそれよりも遠い知らない地球のような星、生命が息づき、文化もある星にはどんな音楽があるのだろう。
と、考えるのが好き。

この地球でさえ、国によって楽器や音階や文化が違う。
楽器は進化して、横笛はモダンフルートになり、チェンバロはピアノになった。

見知らぬ星にも音楽や踊り、芸術がある筈で、そこにはどんなアートがあって、どんな音楽たちが奏でられているのか?
知りたい。

宇宙の法則は変わらないんじゃないかな?って思うけれど、それ以外の因子は違うだろうから、見たこともないものは数限りなくあるんだろうな。

などなど想いを巡らしていたら、この地球は多種多様が素晴らしいんだろうなって、改めて感じた。

わたしの命は両親から、両親はその両親から、命を頂いて繋がり続いている。
その命をずっと辿っていくと、命の源は何処に行き着くんだろう。
海?
大元がどこかにあって、数えきれないくらい枝分かれした先に、私という命がここにある不思議。
私の身体は、いま、命を持っている。

そこでまた考える。
命の起源からもう既に私が産まれることは決まっていたとしたら?
私のテンプレートは既に源にあって、私は、長い時間の果てに生を受け、型に収まって、今ここで生きているとしたら?
それは私だけじゃ無くて、全ての人がそうで。
と、思うと、この世界全部が愛おしいじゃないか。

わたしは想う。
この世界を動かしているのは権力者じゃない。
今ある命たち全てがいまこの世界の中心であると。

わたしは考える。
権力者たち、飛行機に乗ると窓から何を見てる?何を感じてる?
空から見える大地に、命がいっぱい溢れて、その全てが生きるを謳歌しているって考えたなら、戦争など出来ないんじゃないか?

彼らは空から何を見ているんだろう。
全てを己のものにしたいと思うのだろうか。
だから争うのだろうか。

人は長く生きても100年すこし、
平均は80〜90年生きれば万々歳。
たったそれだけの時間しか与えられていない。
それだけの時間の中で、全てを手に入れたと思っても、全ては手から離れていくのに。

神さまは人間に丁度いい時間を与えてくれたのだと感じる。
その期限ある時間の中で何が出来るか。
考えるより愛を持って動け。

そんな事を考える満月の日。

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