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2回目の誕生日、渡さない手紙

振り返るとすでに私は居ない

前を向くと私の知らない私がそこにはいる

鏡を見ると私の知らない私がそこにはいる

この記憶はいつか消えてゆく

何も遺らない今を生きている気がした



だけどきみが横で微笑んでいてくれるから

未来が怖くても

この世界がボードゲームだとしても

ただただ歩いていける気がする



いつか先に姿が見えなくなってしまっても

君がさみしくならないように


言葉では下手くそだから

絵や思い出を作りたい

それでこの先もずっと笑顔で居てくれたら生きた甲斐があったと思えるような気がする


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