集客できる人の思考回路
中野丈矢です。
ビジネスをする上で、欠かせないのが集客です。
集客に対してポジティブなイメージを持つ人もいれば、ネガティブなイメージを持つ人もいます。
ポジティブなイメージを持つ人の多くは、「集客は社会貢献だ」と捉えています。その理由はシンプルで、集客することで経済を回していけるからです。
経済を回していけば、当然ながら払う税金は増えていきます。
僕自身も支払う税金は毎年増えていますが、とてもポジティブな気分で支払っています。
なぜならば、支払った税金で街が綺麗になったり、給付金で国民に配れるお金も増えていくからです。
また、企業単位で考えていくと、集客力が増えることで雇用を増やせます。
雇用を増やすことで、家族の生活を守ることはもちろん、社員の才能を世の中へ還元する機会を作れます。
集客する人の思考回路は、それだけに考える規模が大きいのです。
自分が豊かな暮らしをするために稼ぐのではなく、自分が稼ぐことで経済を回している・・・
そんな自負を集客できる人は持っているのです。
お金を稼ぐのは悪いこと?
一方で、ネガティブなイメージを持つ人は、集客に対してある種のブレーキを握りしめている気がしています。
その代表的なものとして、「お金を稼ぐ=悪いこと」という考えがブレーキになってる気がします。
そのブレーキが集客すること自体を避けているように思えます。
お金を稼ぐことが悪いイメージは、日本人特有の均質であらねばならないという文化が根差していると思うのです。
「周りと同じでないといけない」「同じであるべし!」という同調圧力を受けながら今を生きているからこそ、「お金を稼ぐのは悪いこと」という価値観を持つ人が多いのだと思います。
例えば、ボーナスで買ったヴィトンのカバンで出社したとしても、上司からは「身の丈にあった服装をしなさい」と注意を受けるでしょう。
また、学校でも先生から「質問はありますか?」と言われて頻繁に手を挙げても、「あなたは目立ちすぎ」などと注意を受けるでしょう。
ついつい人と比べて生きてしまうのも、そんな同調圧力を少なからず感じてしまってるのです。
その同調圧力が自分にのしかかって、行動することへのブレーキとなっているのです。
ついつい人と比べてしまうのも、周りに合わせようとしてしまうのも、実は日本という島国に住んでいれば知らず知らずのうちに染み付いてしまうのです。
集客できる人の思考回路
では、集客できる人って、どんな人なのか?
シンプルに言うと、人は自分に力を持たせてくれる人のところへ集まります。
個人ビジネスにおいてもこれは言えることで、集客するには記事やSNSの投稿が「読者に力を持たせてくれる内容なのかどうか」ということなのです。
例えば、セラピストやカウンセラー、コーチングやコンサルタントなどあらゆる業種の方が情報発信で気をつけるべきなのは、この「読者に力を持たせているか」ということ。
つまり、読者に対して『生きる力』を与えているかどうか・・・が、集客力に直結していたのです。
ブログやSNSなど情報発信で集客するには、ただただ更新すれば良いというわけではなく、このようなロジックを知っておく事も重要です。
集客するには集客テクニックではない
では、読者に対して力を与えることとは、一体どういうことか?
集客する上での「生きる力とは?」
これについて理解するために、少し時代を遡って見ていきましょう。
かの独裁者ヒトラーは、群衆を惹きつける演説で国民の心をわしづかみにしました。
そして、ドイツ全体をナチス一色にしました。
今を生きる僕らからすれば、彼の行動は「おかしいし、やりすぎ。というより、あってはいけない」ものではないでしょうか。
しかしながら、当時のドイツ国民にとって彼の演説は、ドイツ国民に力を持たせていたのです。
つまり、国民を奮い立たせていたのです。
それも恐怖で。
もしも彼が、恐怖ではなくドイツ国民に希望を抱かせるようなリーダーだったならば?
きっとキング牧師やガンジー、坂本龍馬などの新しい時代を切り拓いた英雄として語り継がれていたはずです。
つまり、僕たちが個人でビジネスする上で必要なのは、「相手に希望や可能性を与えて、生きる力を高めてもらう」ことではないでしょうか。
集客は思った以上には難しくない
WEB集客でも、このロジックは同じです。
あなたの記事を見た読者(未来のクライアント)さんが、あなたの記事で生きる力が湧いたならば、少なからずメルマガに登録するはずです。
心から揺さぶられたならば、サービスに申し込む人も。
買わせようとするテクニックよりも、相手に生きる力を与えている存在である方が、集客する上でも、幸せに稼ぐ上でも、土台となるのです。
集客で悩む人は、買わせようとするテクニックよりも、自分の在り方を見直した方が良く、それは同時に同調圧力なんかに負けないような、強い信念を貫き通すことも必要です。
「自分の商品・サービスは、世の中に存在しなければならない」
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