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青春と呼ぶにはおこがましい日々。

12月30日現在、世間の年末の雰囲気についていけないと、もがきながら、なんとかこの気持ちを昇華させようとスマホをにぎっている。

2020年12月31日で一旦の活動を休止する嵐。

私みたいな田舎育ちの少女にすら、笑顔と幸せを配ってくれる嵐に魅了され、気が付けば人生の半分、嵐を追いかける日々を送っていた。

以前に櫻井くんが「嵐の曲が思い出の扉絵になってくれたら」と話していたことがあった。

まさにその通りで、小学校、中学校、高校、大学、社会人になってから、全ての思い出に嵐の楽曲があって、曲を聴くたびに、その時の風景や気持ちを思い出す。

受験の時にずっと聞いていた「サクラ咲ケ」、新入社員の頃、貪るようにずっと聴いていた当時の新曲「Round and Round」

どんなに悲しくて辛くても、毎週の嵐の番組やラジオ、何年かに一度なんとか当たるコンサートを糧に過ごしていた幸せな時間。

その日々は青春と呼ぶにはあまりに綺麗すぎて、おこがましい。

永遠というものはこの世界には存在しないことは分かっていたけれど、いざその時が来ると、やはり信じたくない気持ちが勝る。

2019年1月27日の午後5時。

電車の中でファンクラブサイトのお知らせを知って、呆然としながらイヤホンで動画を見た。

あの時の気持ちは、思い出の扉絵のような音楽はなくて、あまり思い出せない。

あれから約2年。

誠意を見せ続けてくれた嵐の5人と全ての関係者の皆さんのおかげで、寂しい気持ちになる瞬間は本当に少なかった。

しかし、いざその時が近づいてくると、やはり寂しいものなのかと実感している。

当たり前のようにあった番組の最終回、CM、街中の広告。

5人が当たり前に集まっているそれらが見れなくなる日を想像する。

何を書いても思っても、時間は止まらない。

嵐がくれた幸せな時間を抱きしめながら、今日と明日、後悔しないように過ごしていたい。

青春と呼ぶにはおこがましいくらい、綺麗すぎた日々が、もうすぐ終わる。



レコード大賞後。追伸。

それでもずっと、嵐がくれた楽曲達は、来年もこの先も胸の中で流れ続けて、青春と呼ぶには綺麗すぎた日々は、形を変えて続いていくんだ。




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