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びんぼーにんのプロテイン行脚

 プロテインを愛飲というレベルではないがそこそこ飲んでいる。そこまでストイックに運動しているわけではない(リングフィットアドベンチャーと、エアロバイクと、その他ライトな器具いくつか)が栄養の偏りに大いに自覚があり、ただし食生活の改善は諸々の都合上めんど…難しく、プラシーボ兼おやつ兼で飲んでいる。プロテインは味が多彩なのだ。ある種珍ドリンク愛好みたいな気がある(にわかで恐縮ですがチェリオやDodaiの自販機はいいですね。あと神戸居留地も好き)。買う時のモットーは安くておいしいやつ。あとタンパク質含有量が良識的なやつ 。

プロテイン業界はカオス

 フィットネスブームとともにプロテイン食品のマーケティングも過熱している。ドラッグストアにもプロテインコーナーというのがはっきり確立していて品揃えもそこそこだし、ふらっとコンビニに入るとタンパク質含有量〇〇g!を謳った商品をいくつも見かける。プロテインバーもプロテインドリンクもおいしくて嗜好品としてけっこう好きだが、含有量が少なかったりお値段高めであったりタンパク質を摂取する目的の上ではちょっと効率がよくない。「ダイエット用プロテイン食品」もコスパの悪いものが多い。ざっと10食程度で4000円とか!!(大袋のプロテインならまちまちだが1食換算で30~50円くらいだ)。素人目に見ても流行に乗じただまくらかしのようなものもあった。5000mgとか。

大袋にドカーンと入っていて、シェーカーで溶かして飲むプロテインも一枚岩ではない。ソイ、ホエイ、カゼイン、ダイエット用、増量用、ナントカ味カントカ味。メーカーが違ったら同じ量で値段が2000円も3000円も違う!!何が違うの!!などなど。初めてプロテインを買おうとしたとき私はネットの海で立ち往生した。レビューを見たら同じ商品に対して美味い不味いがまっぷたつであった。私はプロテインの購入をあきらめて寝た。

月日は流れ私はいくつかのプロテインを飲んだ。あるものは美味しく、あるものは鼻をつまんで息を止めて飲み干し、あるものは腐らせた。シェーカーも何度か買い直した。同メーカーのものを買ったり別メーカーの同じ味を比較してみたりもした。私はレビューがあまりあてにならないことを悟った。一口にチョコ味といってもA社とB社では味が違う。みんなが美味しいと言っていた味がおいしくない。味覚が共有できないが故の敗北も幾度となく味わった。

プロテイン購入にまよえる人に

 プロテイン購入を思い立ち、よくわからなさから不安と苛立ちにさいなまれる人のささやかな足がかりになろうとこの記事を書きシリーズをはじめようと思ったものである。そこらへんの砂利の一粒みたいな足がかりだが奇跡的にこれが助けとなれることもありかもしれない。あったらいいな。

私はドにわかである。マッスルメモリー(一度トレーニングをし、衰えた後も筋肉細胞はそれを記憶していて筋肉はつきやすくなっている)とか超回復とか覚えやすい理論の超おおまかな概要は知っているがちょっと踏み込んだ筋トレ理論には口ポカーンである。そんなドにわかが「プロテイン買いたいけどよしあしがわかんねぇ~。難しいことはわからんがハズレは引きたくねぇ~」という人のためにメーカーや実食したプロテインを味、コスト重視でゆるくレビューしていきたいと思う。記事を書く人と味覚が合うのであれば参考になるかもしれない。そんなレビューかな。

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