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はじめての活版印刷ワークショップ

すろうぷれすとして初の活版印刷ワークショップをしました。
5月に鳥取県八頭町で開催された「はやぶさにちようマーケット」への出店でした。準備から当日までバタバタしましたが、無事に終えることができました。来場者のみなさん、他の出店者のみなさん、主催者のみなさん、サポートしてくれたスタッフに感謝です。

活版印刷ワークショップの内容は、手製本ノートに絵柄と文字を手動式の活版印刷機で印刷してオリジナルノートをつくるという企画でした。

手製本ノートは中綴じで色違いの5種類。一人ひとり好きな色を選んでいただきました。このノート、表紙の紙質や色選びをして、手製本作家の紙創庵さんに依頼した手づくりノートを使用しました。完成後、参加者のみなさんに持ち帰っていただく作品本体です。

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A6サイズのかわいい手製本ノート

印刷する絵柄は手描きイラスト13種類。これを活版印刷機で印刷するためには版が必要で、今回は樹脂版を使用。製版は東京の真映社さんにお願いしました。かっぱんくんありがとう。

文字は参加者のみなさんそれぞれ好きな言葉を。ただし、ひらがなで8文字以内の条件付き!ひらがなの金属活字を拾っていただきました。使用したのは、横浜の築地活字さんの活字。活字を使うのは活版印刷ならではです。ひらがな縛り、8文字以内縛りでしたが、みなさん工夫されて、思い思いの楽しいフレーズが並んでいました♪写真を撮ること、すっかり忘れていました💦

絵柄の樹脂版と文字用の活字

そして、最後の印刷工程。選ばれた絵柄と文字を組み、活版印刷機にセットして印刷です。初めて触れる活版印刷機でそれぞれのガシャガシャ音♪を鳴らしながら作品づくりを楽しんでいただきました。使用した手動式の活版印刷機は、朗文堂さんのSalama-21Aです。小さくてかわいい、色々こなせる印刷機です。

所要時間10分程度の活版印刷ワークショップ。参加されたみなさんに聞いてみると、活版印刷を体験したのは初めてという方ばかりでした。初めてでも勇気を振り絞って参加していただいたみなさんありがとうございます^_^ 活版印刷について少しでも、触れて、知ってもらえたことをとてもうれしく思いました。

これからも、作品づくりと並行して活版印刷ワークショップをコツコツ続けて行きます。鳥取でも活版印刷ファン増えるといいな。

【関連情報】
株式会社築地活字
 ワークショップでは、築地活字さんのひらがな活字を使用しました。
株式会社真映社
 ワークショップでは、真映社さんが製版された樹脂凸版を使用しました。
株式会社朗文堂
 ワークショップでは、活版印刷機Salama-21Aを使用しました。
紙創庵
 ワークショップでは、紙創庵製の手製本ノートを使用しました。手製本ノートやご朱印帳などの作品の展示販売もしました。


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