コロナをきっかけに健康への意識が高まり、オーガニックのニーズは急激に高まっていると言われています。それは食べ物だけでなく．．．

お肌につけるものもオーガニックに！という方が増えているのです

ではオーガニックコスメを選ぶ時、あなたは何をみて選んでいますか？

今回はドイツIOB認定オーガニック専門家が「オーガニックコスメ」についてお話します♪

まず『オーガニック認証』って聞いたことはありますか？

オーガニック先進国である欧州では認証マークは一般的で消費者もそれを基準に商品を購入するようになってきています

しかし日本ではオーガニック認証はまだ一般的に知られているとは言えません


そして意外と知られていないのが…

食品に関しては「オーガニック」「有機」と表示するための法的基準が設けられていますが（日本では有機JASマーク）食品以外では法的基準はないということ

極端な話をするとオーガニック成分が0.1%しか入っていないものでも「オーガニックコスメ」として販売することができます

ナチュラルなデザインのパッケージを見て「オーガニック〇〇」「オーガニック成分配合」と書いてあり購入したものが、実はオーガニック成分はほんのちょっとしか入っていなかった．．．なんてことも！

成分を見て判断出来たら、それに越したことはありませんがカタカナが並ぶ表示で見分けるのはとても難しいですよね⁉

そこで今回はオーガニックコスメの選び方をご紹介します！

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オーガニックコスメの判断基準

ではオーガニックコスメは何を基準に見分けたら良いのでしょうか？

その基準のひとつとなるのが「オーガニック認証」です

「オーガニック認証」はその有機認証団体で決められた基準を満たしたものだけが取得することができます

そして認定後も一年に一回程度の厳しい年次検査が行われます(認証団体によって違いはあります)

オーガニック認証にはいろんな団体があるのですが

今回は「ECOCERT（エコサート）」「COSMOS ORGANIC（コスモスオーガニック）」基準についてお話します！

こちらの写真が「エコサート」「コスモスオーガニック」というオーガニック認証のマークです



エコサートは1991年にフランスで設立され、世界最大級のオーガニック認証団体として食品だけでなくコスメや衣類などの認証も行なっている団体です

そしてオーガニックコスメの認証基準の世界統一を目指して2010年にEUで設立されたのがCOSMOS 基準です

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COSMOS ORGANIC基準

COSMOS ORGANIC認証を取得するには以下のような厳しい基準をクリアしなければいけません

✔︎内容成分の95〜100%が自然由来
✔︎植物原料の95〜100%が有機農法、遺伝子組み換えでない農法によって作られた原料
✔︎完成品の最低20%は有機農法によって作られた原料(例外として洗い流す製品は10%で良い)
✔︎ヨーロッパの基準で厳格に定められた原料以外の成分は使用できない
✔︎製品に使われるすべての成分、原料は環境に悪影響を与えない生分解性のものでなくてはならない
✔︎動物実験は行わない

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日本ではまだまだ知られていない「オーガニック認証」

オーガニック製品を選ぶ一つの基準にしてみてくださいね♪


＊オーガニック認証を取得していなくてもブランド独自に厳しい基準を設けているコスメブランドもあります。商品のHPなどでそのブランド独自の基準も参考にしてみてください