網膜剥離日記2/術前診察〜手術前日

 さて朝イチ受診のためにB病院開院1時間ほど前にその最寄り駅へ。前日の時点で電話予約が入れられなかったので出発前に電話してみても時間外アナウンスが流れてしまったこともあり、最寄り駅側の喫茶店から再度連絡したところ、開院30分前に繋がりました。

Ns「う〜ん……今日は結構いっぱいなので、12:30に……」
わし「12:30に……」(←現在9:30)

 こんなに早くちゃカラオケボックスすら開いていないため、長っ尻できそうな別の喫茶店へ河岸を変えました。思えばネカフェのほうが良かったかねえなどと思いながら筋向かいのネカフェを眺めていたところ、サービス名を潰したUberバッグの人が出入りしていて勝手に不安になってしまった。あれは……何……何を運んでいたんだろう……?

 昼食を食べてからいよいよ受診。当日手術の可能性もあるということで30分おきに滅菌薬を点眼して検査と診察を受けました。

Dr「んー、写真見てもらうとね、ココ、コレ、網膜のココに穴が空いて水が入ってるんだけど、コレ、線が2本入ってるのわかる?」
わし「入ってますな等高線っぽく」
Dr「たぶんね、ゆっくり広がってきたタイプの剥離で、緊急性は低いのね。水の溜まってる場所も黄斑(網膜の中で視界の焦点になる場所)にそんなかかってなくて視力にもあまり影響なさそうだから、手術するなら今日(木曜)でも来週でも」
わし「したっけ来週でェ……仕事の整理もあってェ……」
Ns「では明日から4日間滅菌目薬を一日4回差して、手術前日の14時頃に手術時間確認のお電話をください」
わし「ウス」
Ns「で、手術当日は2時間前から散瞳剤(瞳孔を開いて検査や手術をしやすくする目薬)を30分おきに点眼してきてください。散瞳剤が効いてくると眩しくなるので、サングラスを用意しておくといいですよ」
わし「ウス」
Ns「手術費用は10万〜15万円程度なんですが、当院は現金精算のみとなりますので、限度額適用認定証を持ってきてもらうと、窓口での負担額が減ります」
わし「ウス」

 というわけで金曜と月曜は普通に仕事して、翌週火曜日に手術となりました。
 術後は約2週間「うつむき期間」として動けなくなることもあり、とりあえず実家に連絡。「そっち行って家事とかやろうか?」と言ってもらったものの「いやあ……ちょっと部屋が……ドン引きレベルの汚さなので……」(←事実)とお断りし、結局レトルト食品などを送ってもらうことに。

 翌日朝は私が不在の間の仕事をどうするかの相談で時間が潰れたため、夕方に限度額適用認定証の手続きをしに保険担当窓口へ。

わし「火曜手術なんスけど……月曜には……受け取れないスよね……」
担当者「通常1週間くらいかかりますね……!」
わし「デスヨネ!!!」

 結局限度額適用認定証はこの日から約2週間後に届きました。正直網膜剥離の診断が出た直後に申請してもいいくらいで、手術自体もできるだけ遅らせればギリ間に合った可能性もあったんだろうか。
 定期的に通っていた他の病院の予約が丁度うつむき期間に被ってしまったため電話で相談。手術当日の午前中に診察をズラしてもらってホッとしつつ、平日は仕事の片付け、土日は自宅の片付けに奔走して月曜日。

わし「さて今日は歯医者も行かねば……ん? 電話きちょる」
B病院Ns「手術日程確認のお電話がなかったので……」
わし 「そうでしたーーーーーー」(←フラグは必ず回収するヤツ)

 手術時間確認の電話、忘れないようにしような!!!

 次回はいよいよ手術当日! 金だ! 髪だ! 診察だ! 家賃の払込とゴミ袋も忘れずにな!

サポートをいただけると、私が貯金通帳の残高を気にする回数がとっても減ります。あと夕飯のおかずがたぶん増えます。