くにさき

旅行と音楽とカレーが好きです。

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最近の記事

紅が一番似合うシチュエーション

映画「カラオケ行こ!」を鑑賞した。元々原作も読んでいて、好きな作品の映像化だったのだが、観れば観るほどこの作品における紅の重要性を感じて、なぜこの作品の劇中歌が紅だったのか、そしてタイトルと話の主軸がカラオケなのかを考えさせられるのだった あの歌を聴くと誰かを思い出したり、何かのシーンを思い出すことはよくあることだと思う。昔好きだった人が歌っていた曲、寂しい時に寄り添ってくれる曲、思い出や気持ちにフィットする曲が誰にだってあると思うが、この作品に出てくる紅がピッタリな思い出

    • 「君たちはどう生きるか」を君たちはどう解釈するか(ネタバレ考察)

      君たちはどう生きるか、というのは宮崎駿からの映画を観た人全てへのメッセージなのだと思った。あえて解釈の幅を持たせたストーリーと心情の吐露が少ない主人公は、ファミコン時代のRPGのように観客の没入感を増し、それぞれが物語を考えることによってタイトルが生きてくるように感じた。 これはその中の一つの解釈として書いた感想と考察だと思ってください。 この作品の主人公は宮崎吾郎さんなのだと思った。 鈴木敏夫という、友達でもなく、嘘ばかりついて、腹の底が知れない、でもどこか憎めないプロ

      • 今、GARLというBOOWYトリビュートバンドを見ておくべき理由

        まず最初に、GARLとは平均年齢20代前半のメンバーで構成されたBOOWYのトリビュートバンドである。彼らは令和の今、昭和の最後を駆け抜けた伝説のロックバンドBOOWYの曲を、大真面目にライブハウスで演奏している。 これを書いている私も、BOOWY直撃世代ではない。むしろGARLのメンバーと同じく『なんで今BOOWYを?』と聞かれて20代を過ごしてきた30代である。無論、解散のあたりに生まれ、LAST GIGSにも行っていない私は、直撃世代からしてみれば、当時は謎の存在だっ

        • 神の手を見たい!バーナーヒルズに格安でたどり着く方法

          英語ができないアラサー夫婦が、ダナンで話題のバーナーヒルズに現地ツアーをつかって格安で行ってきた話です。 バーナーヒルズは何処にあるの? 正解は山の中です。あの巨大な建造物である神の手が作られるだけあって、ダナンの中心地から車で30分くらいかかる山の中にあります。最初はタクシーで行けば、帰りのタクシーも拾えるだろうと思っていましたが、郊外という言葉では生ぬるい程のなにもない山中に、急に巨大なディズニーランドが現れるような感じです。タクシーはおろか、現地の方もほとんどいない

        紅が一番似合うシチュエーション

          二泊三日の旅行を財布なしで乗り切った話

          結論から言うと、現金の大切さを噛み締めつつ、普通に観光して帰ってきました。これから旅先で財布を家に忘れてきたことに気がついた時のライフハックとして、このお話を書きたいと思います。 大阪京都を二泊三日で回るひとり旅の旅先で、わたしは財布を家に忘れてことに気づきました。現在地は大阪、家は東京。今回はライブを見ると言う予定がメインだったので、家に帰るのは2日後な上に、帰りの交通手段は疲労の程度を考えて臨機応変に対応出来る様に何の手配もしていませんでした。 手元にあるものはスマホ

          二泊三日の旅行を財布なしで乗り切った話