SLOW WAVES sailboat

海の文芸誌「SLOW WAVES」発ウェブマガジン。 本誌とあわせてお楽しみください。…

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海の文芸誌「SLOW WAVES」発ウェブマガジン。 本誌とあわせてお楽しみください。 スマホでも、波の音を持ち歩く。

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    SLOW WAVES issue02

    SLOW WAVES issue 02 特集「ボトルメールから始めよう」 初版刊行 2023.11.11 . 160p / 新書版 . 創作—————————— Save Our Ship 春田玲奈 煙突 きくちりょう 島に流れ着くものたち 今枝孝之 短歌—————————— 紙と硝子の惑星 辻述 遠泳 人子一人 昨日海に捨てたラブレターの話 古溝理沙 エッセイ—————————— 波が帰るところへ 加藤菜瑠 知の大海に漂う 本間流星 ※商品発送の際はレターパックライトを使用します。 ※差出人住所を一部省略させていただく場合があります。ご了承いただければ幸いです。
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    SLOW WAVES issue01

    海の文芸誌「SLOW WAVES」創刊号 特集「個人的な海」 ・新書版/152p ・責任編集:今枝孝之 ※商品発送の際はレターパックライトを使用します。 ※差出人住所を一部省略させていただく場合があります。ご了承いただければ幸いです。
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    SLOW WAVES issue 02 特集「ボトルメールから始めよう」 初版刊行 2023.11.11 . 160p / 新書版 . 創作—————————— Save Our Ship 春田玲奈 煙突 きくちりょう 島に流れ着くものたち 今枝孝之 短歌—————————— 紙と硝子の惑星 辻述 遠泳 人子一人 昨日海に捨てたラブレターの話 古溝理沙 エッセイ—————————— 波が帰るところへ 加藤菜瑠 知の大海に漂う 本間流星 ※商品発送の際はレターパックライトを使用します。 ※差出人住所を一部省略させていただく場合があります。ご了承いただければ幸いです。
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    海の文芸誌「SLOW WAVES」創刊号 特集「個人的な海」 ・新書版/152p ・責任編集:今枝孝之 ※商品発送の際はレターパックライトを使用します。 ※差出人住所を一部省略させていただく場合があります。ご了承いただければ幸いです。
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最近の記事

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春夏秋冬、それぞれ異なる街の風景を詠んだ連作短歌をお届けします。 季節と街に波打つ気持ちを、31音の響きに込めて。 (著者/人子一人) 「時空の十字路」収録短歌一覧 白波が山にぶつかるその麓 三月の雪、首都に残って  ビシュケクに海はなくてもスシはありペテルから飛ぶピンクサーモン 柘榴の実割れば魚卵(イクラ)のようであり聞けば多産のシンボルと言う 雪が降る海の向こうの同胞が故郷に建てた小さなモスク 青空に祈る両手と曇天の凍る港で働く両手 ティムールは海を目にしたのだろうか 

    • 〈往復書簡〉私から、波を起こす 第4便「わたしを見つめかえす『鏡』」

      第4便「わたしを見つめかえす『鏡』」2024年4月8日 今枝孝之さま こんにちは。春先はオセロをひっくり返すような気候の変化でしたね。 嵐が過ぎ去ったと思ったら、一気に春がやってきて、桜も満開になったのに気づかないまま散り始めました。 この書簡が発表されるころには、すでに初夏の気配も漂っているかもしれませんね。それほどにも、季節の進み方ははやくなっているような気がします。   前回のお便り、大変興味深く拝読しました。 SLOW WAVESに出会った時から、今枝さんと海と

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        第3便「孤独さを海にうかべて」2024年3月9日 村田奈穂さま こんにちは。先日は素敵なお便りをありがとうございました。 第2便にして「もうこの企画、終わってもいいんじゃないか?」と思ってしまうくらい、完璧に、僕の胸の真ん中に矢が刺さるお手紙でした。 僕の中に答えはあったんだと。本を作る上での僕の思いが——つまるところ思想が弱く、自己中心的で何の役に立たないものなのではないかという悩みへの答えは、自分の中に見出せる。 灯台下暗しというか、こういうのって、自分ひとりでは

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        〈季節の短歌〉なみうつきもち 春・キルギス/ウズベキスタン

          〈季節の短歌〉なみうつきもち 冬・荻窪

          春夏秋冬、それぞれ異なる街の風景を詠んだ連作短歌をお届けします。 季節と街に波打つ気持ちを、31音の響きに込めて。 (責任編集・今枝) 「魚影」収録短歌一覧 正月の待合室のモニターにどこかの国の太陽と波 どこ生まれ歯医者育ちの熱帯魚 メンテに来てくれる水槽屋 ハリセンボンが今日も窮屈そうであるタウンセブンとルミネの隙間 漁も海も知らずに踊らされていたソーラン節をこの校庭で 煙の輪つくれば君が「シロイルカ」と笑う暮れの邪宗門にて 午後10時 死んだ魚の目の人が半額の寿司買う西

          〈季節の短歌〉なみうつきもち 冬・荻窪

          〈往復書簡〉私から、波を起こす 第1便 「社会と文学はつながるのか?」

          愛知県常滑市を拠点に海の文芸誌『SLOW WAVES』を編集している今枝孝之と、三重県津市で書店・日々詩書肆室の室長を務める村田奈穂。 本を「作る」側と本を「届ける」側とで、本をめぐる思索の交流を、往復書簡の形で1年間行います。 常滑市と津市は、伊勢湾を隔てて(ほぼ)向かい合う街。おなじ海を間に挟む街は、言葉も風景も異なります。本をめぐる考えはどう異なり、どう重なり合っていくのか。伊勢湾に投げ込まれた「ボトルメール」のやり取りをお楽しみください。 (この下より、第1便が始まり

          〈往復書簡〉私から、波を起こす 第1便 「社会と文学はつながるのか?」

          スマホでも、波の音を持ち歩く。【statement】

          2024年1月1日、ウェブマガジン「SLOW WAVES sailboat」をはじめます。 年2回の紙媒体に加えて、もっとたくさんの文章をお届けしたいと思うようになりました。 そして、ウェブの海に文章を流すことで、もっとたくさんの方の目にSLOW WAVESが触れる機会を作りたいという気持ちも、大きくなってきました。 note上で連載を行い、書籍に還元していく場所にします。 「遅い波」をうたい、遅いメディアである本という形態を使ってきた本誌なので、スピードが最大の特徴であ

          スマホでも、波の音を持ち歩く。【statement】