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202402_diary from stuffy-locked up room

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リモートで仕事。昼は近所の気になっていた中華料理屋で麻婆豆腐定食。辛味が足りずに最後に味変で辣油を投入。店は小さく古いが清潔感があり、好ましい。孤独のグルメの井之頭五郎気分で完食。夜はベビーシッターさんと話しながら娘とバイオリンレッスンへ。終始ふざけまくり、全然演奏せず。習い事どうするのか問題を悩む。いわしのツミレ鍋を泡盛のお湯割でやっつけて、夕食。

2/2
リモートで仕事。Yahoo!ニュースでコロッケの話題を読んで無性にコロッケが食いたくなり、娘の迎え前に近所の肉屋へ。行ったものの16:00開店なのに既に揚げ物売り切れ。揚げ物熱は冷めず、いつもの唐揚げ屋で唐揚げや味噌カツ串を買い帰宅。妻が出張の為、娘は映画見放題。ピクサーの「ウォーリー」「Mr.インクレディブル」を鑑賞。愛飲している金麦75%を近所カクヤスでケースオーダー。缶のジャケット変更及び、伯方の塩のおまけ付き。父の献杯の為と言い訳をして、いいちこ25%のパックも追加。息子、娘と同じ無保育園入園決定通知が郵便で届く。一安心。保育園受かった、日本いいぞ。また、写真アプリで10年前の写真がレコメンドされ、room202、SHELTERのレコ発の写真を見る。あれから、10年。あの時着ていたお気に入りだったforeignerのTシャツは一体どこに行ったのだろう。

2/3
義母、八神純子リサイタルの為戻り。子供2人と3人の休日。友人が新しく始めたバンドのautumnのスタジオ音源素晴らしい。アメハー解釈のジャパニーズオルタナパンクスタンダード。持ち帰り寿司店の恵方巻きの長蛇の列を横目に、無印良品や本屋などで買い物。メイクアップなんちゃら塗り絵という2000円もする超高額商品を娘に強請られ、根負け。購入に至る。完全敗北。

2/4
妻の体調悪いため、卵粥を拵え、娘のバレエとバイオリンの付き添いへ。バイオリンに行くときにipadを見ていて全然止めず遅れそうになった為、娘をつい怒ってしまう。反省。夜は賛否両論の笠原将弘レシピで、鶏ホタテのつみれなべ。荒井由美とブライアン・イーノのプレイリスト聴きながら。素材を活かした素朴で食べ飽きない味、ゴツゴツしたツミレの食感。これは美味し。リピート確定。

2/5
リモートで仕事。東京は大雪の警報。雪が降るとエスパー魔美の「雪の降る街を」の回を必ず思い出し、あのメロディーが流れてくる。エスパー魔美って今放映したら相当ヤヴァイアニメだよな…。仕事中、夕方に息子の予防接種を終えた妻からケンタッキーでチルする写真が送られて来て、私もケンタッキーを強請る。故に夜はケンタッキーでビール。ケンタッキー、美味すぎる。ほぼドラッグ。マイケルジャクソンがハマり、唇をテッカテカにする放送室のエピソードを思い出す。

2/6
リモートで仕事。朝、残雪がある為徒歩で娘を保育園に送っていく。義母が東京戻り。義母の誕生日だった為、娘の英語教室帰りにブーケとケーキ、イニシャル入りのハンカチを娘がチョイスし、プレゼント。喜んで貰え嬉しい。その後、いいちこでケーキをやっつけながら「親ガチャ」について話す。親が自分を鼓舞する為の「親ガチャ」というワードはいいが、子供がルサンチマンとして親に仕向ける「親ガチャ」には全く良いことがないという見解で一致。誰かのせいにして自分の人生を肯定しようとしてしまうと、自分の人生が他者の課題に取り込まれるので、乗り越える事が出来ない。そういう人は取り急ぎ、ニーチェから読め。SNOOPYも〈人生は配られたカードでやっていくしかない〉と言っているのだし、〈てめえの人生は、てめえで走れ〉とYAZAWAも言ってる訳だし。

2/7
仕事。午後は外資系のイベント参加のため、ギロッポンへ。入山章栄さんのDXのセッションとても面白かった。AIに取られる業務領域がある、AIは学習し失敗しないようにどんどんアップデートされていく。一方、人は失敗する。人が行うべき仕事は失敗することである。それにより知の探求を進めること。円安の今、製造業との掛け算で日本にチャンスが巡ってくる話にアガる。面白い人はシリアスな現実に腐らず、いつも何かに期待している。オプティミズムの洪水を浴びる。夜はイベントのパーティーから焼き鳥、日高屋へ流れ、飲み散らかす。覚えているのは盛場の六本木の日高屋に流れる、重く厚い澱のような空気。

2/8
朝、おぎやはぎのメガネびいき聴きながら二日酔いで起床。宇多丸師匠乱入の回。セブンイレブンのアラポルトのパスタ食べたくなる。仕事。the boss-in the name of hip hop 聴く。SHINGO★西成とYOU THE ROCK★のトラックのオープニングについ笑う。もはや確信犯のコントであり、とてもチャーミング。仕事は即物的なタスクを捌くも、計画の工数を捻出出来ておらず後手後手感が増してくる。大いに疲労。夕食はおでんを食べて寝。

2/9
仕事。朝から自分がメインスピーカーの打ち合わせ5連発。脳は破裂、声ガラガラ。週末は3連休の為、仕事のタスクが詰まってくる。夜はテイクアウトのたこ焼きと焼き鳥で晩酌。21:00頃帰宅したが娘が起きており、一緒に風呂。その後、妻に内緒で少しSwitch。怒髪天から清水さんが解雇のニュース。マジか。

2/10
休み。昼前から娘と公園へ。遊具に捕まり体をのけ反らせ、視界が上下になった状態で「せかいがさかさまだー」と叫んでいる。世界が逆さまなのではなくて、自分が逆さまだよなと心の内で突っ込むが、実は娘の言っていることが真理なのではないか。その瞬間、世界は確実に逆さまなのだ。世界の位相は、自分の見方で決まる。私がどう眼差すか。夜は笠原将弘のレシピで、ビールを飲みながら石狩鍋を作る。太麺のちぢれ麺で〆。間違いない。

2/11
起床し、妻娘がバレエに行っている間久し振りに東京タワーまで7kmジョギング。天気最高。佐久間宣行のオールナイトニッポンゼロ聴きながら。ゴッドタン新年会の話やヨークベニマルの回。帰りに久し振りに松屋を欲し大門で〈ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし〉のランチセット。メニュー内の〈たま〉の文字を見逃し、追加で半熟卵をトッピング。完全に初老。帰宅後、自転車で娘の英語スクールの面接テストへ。外国人の面接官の質問には全て答えられたのこと。Excellent!夜は手巻き寿司パーティーをし、いいちこのお湯割り。風呂上がりにチョコモナカジャンボ。美味死。

2/12
鈴木紗理奈とジャパニーズレゲエを聴きながら空飛ぶ馬に乗って離島に沖縄そばを食べに行くという奇怪な夢を見て起床。夢診断をお願いしたい。昼からタワマンに住む友人のタワマンの高層階パーティールームで家族ぐるみでパーティー。ご飯も美味しいし、天気も良く、景色も綺麗で楽し過ぎた為、ブチ上がってしまい、まんまと飲み過ぎる。タワマン住むとこういう特典もあるのか、とひとしきり感動。その後、家族に甘えて自分は2次会、3次会へハシゴ。気がつくと家系ラーメンにライスを付けて〆る、という通常運転で連休終了。家ーい。

2/13
仕事終わってない為、早めに出社。準備不足ながらミーティングをなんとかこなす。昨日の二日酔い且つ食べ過ぎの影響でランチは少なめにするものの、夕方にお腹が空いてしまい、ついサラダチキンとナッツ。健康診断は近い。大丈夫か、俺は。

2/14
起きしなに放送室。一富士二高須三なすびの回。仕事。昼は沖縄そばとタコライス。途中でトイレの個室で鼻血が出て、おおいに焦る。トイレットペーパーを鼻の穴に突っ込み止血。鼻血が再び出ないことを祈りつつ、すました顔で席に戻り、1日をなんとか乗り切る。母から父の遺品整理の為に父のネクタイを処分するが欲しいやつあるかという写真のLINE。計10本くらいあり4つをチョイス。そのうち1つは東京でやった結婚パーティーの時に付けてたやつかいなと思い写真を調べるが、全然違った(色すら違った)。既に俺の脳は詰んでいる。帰宅後、娘から手作りチョコをもらう。そうか、今日はバレンタインだったのか。デコレーションや包装など凝っており、私の大好きなトイストーリーのステッカーがたくさん貼ってあった。ありがと。大好きだよ。

2/15
リモート仕事。昼は久し振りに千原ジュニアのYouTube見ながらセブンイレブンのすみれのカップラーメン。美味し。千原せいじのお勧めする書籍「Die with Zero」が気になりKindleで即ダウンロード購入。業務後、娘をバイオリンに。前半はちょけているが後半は巻き返し、きっちり演奏。いいぞ。夜は前日のお約束通りマクドナルドのハッピーセットをお持ち帰り。おまけのノートで一緒に間違い探しなど。「明日もマックがいい〜!」という娘に映画「スーパーサイズミー」の話をして娘をビビらせ回避。東野幸治のホンモノラジオを聴きながら寝。

2/16
仕事。夜は自分主催の恒例の職場新年会。盛り上がり、自由が丘で3次会。松本人志や父の死の話など。果てしなく飲み過ぎる。父について語ると言語化することで、自分がどのように感じているか、考えているかが分かる。そして自分にも必ず訪れる死という事と、それまでどうやって過ごすのかという問いを必ず連れてくる。時間は限られている。3次会終了後、さっとタクシーに乗って帰ってもいいのだが、楽しいので歩いて帰宅。夜中の東京を徘徊する愉悦。田舎者たる私の、都会だけのお楽しみである。

2/17
娘の保育園のお友達と遊ぶ為、近所の公園で待ち合わせ。喫茶店でランチ後、自宅にて遊ぶ。昨日の飲み過ぎの為、布団でグロッキー。夕方くら寿司に連れて行く約束をして居たが、時間が足りず。日程の延期を提案する。おおいにゴネられ、公園で先方のお父さんとくら寿司行く行かない問題で1時間半のデットヒート。彼女たちは女子トイレに籠城し、くら寿司へ行くことを要求してくる。「ここは、浅間山荘ではない、速やかに投降せよ!」と説得するも頑として応じず。翌日行く約束をなんとか取り付け、無事籠城は終了。最後は自宅の玄関で大号泣しながら、先方のお父さんに物理的に切り離され、お友達とお別れ。どっさり疲れる。

2/18
天気良く、朝から品川神社まで往復8kmジョグ。〈a scope 資本主義の未来〉のスズカン先生の回を聴きながら。センター試験のマークシートが如何に悪か。つまり、第二次産業で成功した日本人らしさ〈選択肢の中からエラーを見つけて排除し品質を担保する〉がインターネットが出現した新しいパラダイム〈自分が発想し、既存の選択肢に縛られず形にする事〉に対応出来ておらず、日本の教育の転換が必要だったという話。バチくそおもろい。品川神社ではしっかりと富士山もピークハント。帰宅後、バレエ帰りの娘をバイオリンへ連れて行く。野良猫を探しながら路地裏を歩いて帰宅。夕方は昨日の浅間山荘の釈放条件の通り、お友達家族とくら寿司。7人でテーブル予約するが、バラバラの4人がけのテーブル2つに分散される。なんじゃそりゃ。明日は健康診断なのでスーパードライゼロをキメる。イベリコ豚の大トロは安定の美味さ。回転寿司には回転寿司の美味さがある。お友達家族とサーティワンで〆。

2/19
起きしなにJUNK山里亮太不毛な議論の華大どんたくの回。如何に他の芸人に華大が愛されているかが伝わってくる。朝早くから健康診断へ。体脂肪率が減っているのに、腹回りと体重が増加しているというよく分からん状態に。今回は胃がんリスク検診と骨密度の検査も追加。休日ながら帰宅し溜まっている仕事をやっつける。その後、サウナへ。霜降り明星のANN聴きながら。ここでも華大どんたくの話。せいやがケンコバに「たいがいにせえよ」と弄られるくだりが兎に角最高。富士見湯のサウナで3セット。私にとっては100℃はちょっと熱く、なかなか整いパターンを見つけられず。チラーが抜群に効いており、水風呂も手強い。漸く3セット目でぬるいシャワーからの水風呂でキマる。なんとか攻略し、サウナスパ認定アドバイザーの面目躍如。最近、息子が座れるようなって可愛さに磨きがかかっている。彼は笑う時、嬉しそうな顔をして「うんにゃ!うんにゃ!」と声を出して笑い、それが果てしなく可愛い。

2/20
仕事終わってない為、早め出社。会社のエレベーターにて、スマホを使って閉まるボタンを突き刺すように押している女性が居てビビる。指で押そうぜ。夜は昔の職場の客先のメンバーと目黒で飲み会。その中の先輩は30代前半の私に仕事の進め方を教えてくれた師匠であり、先日退職されたとのこと。奥様を亡くされ、東京で暮らす意味を失い、少し落ち着いたら故郷へ戻る予定だと知る。このように人生とは抜き差しならんものだと自戒する。この日のメンツは今では全く仕事上の付き合いもない人達だが、年に1回か2回はどちらからともなく誘って食事に行っている。帰りは妻と駅で待ち合わせて2人で歩いて帰宅。

2/21
二日酔い。妻出張の為、娘を保育園へ送る。雨なので歩いて。午前中は打ち合わせ祭りの裏でAM中必達ワークをこなし、どっさり疲れる。「Die with zero」読了。限りある人生において、貯蓄や資産形成が目的化する意味を疑い、思い出作りに消費を振り向けることで人生を豊かにしようぜ、という話。人生はとどのつまり〈思い出作り〉なのだ。健康をベースに金と時間があり、それらを取り回す事で良い思い出をたくさん作る事。先月の父の死と関連して今読んで良かった本だった。会いたい人にあって、やりたい事をやろう。今すぐに。人生と健康は有限である。上手に金を使っていくこと。先ずは早く母親を海外旅行に連れて行かねば。私はこれまでにビジネス書やら自己啓発本の中にも大いに影響を受けたり、膝を打つよう本がたくさんあった。自己啓発本ということで低く見られがちなところはあるのだが、それらをまとめて「自己啓発本でしょ?」と揶揄する奴らが読んでいるちゃんとした本とは何なのだろうか問いたい。読書は結局〈自分の棚卸し〉なので、自分の為に必要な本を選べばよい。村上春樹しか読んだことないようなやつは、たいしたことない読書体験でいつも外からそう言うことを言いたがる。(とは言え、自己啓発本は基本的に〈乗っかっていく〉本なので、業や逡巡を塗りつぶすもので文学とは全く非なるものではある)

2/22
リモート仕事。ストレスフルな瞬間多々あり、サラリーマンとしての辛酸を舐める。サラリーに含まれていると言い聞かせ、気を落ち着かせる。終了後、雨の中娘をバイオリンへ。娘が小ボケを連発しまくりほぼ何もせずに終わる。夜は義母の作る焼き鳥で晩酌。美味し。いいちこのお湯割りを飲みながら、次に読む本をKindleで選ぶ。今日で父が亡くなって1ヶ月が経った。お父さん、そっちはどうだい?俺は生きてるぞ。

2/23
3連休初日、雨。朝、友人から吉田豪のYouTubeの近田春夫ゲストの回が面白かったのでリンクが共有されてくる。天気も悪いので何か室内で、と麻布に移転したチームラボボーダレスに行こうと思うも既に満席。娘にディズニーの「wish」を見る事を提案し、港北ノースポートモールへ映画に行くことに。暴君になった魔法使いの王に対する市民革命。ディズニー100周年の題材として革命というテーマのチョイスに違和感を感じつつ(アメリカっぽくない)も、ミュージカルアニメーションとしての出来は圧巻。日本の声優陣も素晴らしかった。これの何処が駄作なのか。ゲーセンとフードコートに寄り、モールを満喫して帰宅。夜はテイクアウトのたこ焼きでビール。絵にかいたようなお父さんの休日。

2/24
天気最高。息子を義母に預け、3人で髪の毛を切りにgoodybaseへ。俺はいつも通り、妻はパーマ、娘はボブに。ドラえもんの土管の公園で少し遊び、帰りに恵比寿の神座に寄り、おいしいラーメン。白菜の甘味とパスタみたいな麺。いつも美味しい、おいしいラーメン。餃子とニラでビールも飲み下し、大満喫。

2/25
雨。家でダラダラ。午前は職場の同僚に赤ちゃんグッズを受け渡し。娘と妻はバレエとバイオリンへ。バイオリン帰りに初めて寄ったカフェでいくつか注文し、絵本を読みながら歓談していると「次のお客様がお待ちですので…」と退店を促されたとのこと。カフェの何に金を払っているかというと邪魔されずに〈ゆっくり出来る時間〉である。コーヒーやデザートはマクガフィンに過ぎず、1人ないし複数人が作業したり、取り留めのない会話をする場所、それがカフェの存在意義と理解している。帰れと言われるカフェに私は行くことないだろうし、潰れて仕舞えばいいのにと心から思う。食べログの口コミをちらっと見ると「回転率を上げるためにパソコンの使用はご遠慮頂いている」らしい。可及的速やかに潰れて仕舞え。さっさとテイクアウト専門店として輪廻天性することを望む。夜は息子を義母にお願いし、妻と娘と3人で恵比寿のオイスターバー。子供が産まれるまでに妻と何回も来ている店。生牡蠣もしっかり美味いし、カジュアルで使い勝手もよい。子供対応もバッチリ。6Pセットをビネガーソース、カクテルソース、レモン岩塩を使い分けてそれぞれ頂く。スパーリングワインから白ワインもグラスで2杯飲み下し、大満喫。雨。山手線人身事故によりタクシー帰宅。

2/26
仕事。比較的タスク落ち着いて来たが2月末の山を登り切る必要あり。助走が足りない。稼働という名の助走が。昼は帯広の豚丼。美味いが、肉が煮豚と焼き豚の間くらいで分厚く、顎が疲れる。なんつう飯だ。夜は渋谷HOMEへ寄り、イベントの打ち合わせ。ライブハウスに調整に行くあの感じ、懐かしい。帰宅後、風呂で吉田豪のYouTube、近田春夫の回を少し観る。昔から全くブレてない。自己分析の達人。心にいつも、近田春夫を。

2/27
朝、妻と娘はディズニーランドへ。バタバタと準備をして出ていった。駅まで〈a scope〉橋爪大三郎先生の回、聴きながら。キリスト教は鍵であり、それを使って哲学や文化芸術を理解出来るのに日本人のキリスト教理解が乏しいのはとても残念という話。確かに子供に聖書を読み聞かせるのは良いかも知れない。兎角、最近では語学としての英語教育に熱心だが、合わせてそもそも思考のカーネルやOSをアップデートしておかないとコミュニケーション出来ない部分もある(言語を理解すると文化も理解出来るという側面も大いにあるが)。これからは言語自体はどんどん翻訳アプリケーションに依ってシームレスになるだろうから、他文化のコンテクスト理解の重要性は相対的に高まってくるはず。電車ではKindleで「チーズは何処へ消えた?」を読みながら出勤。読了。今ここにあるチーズは必ず無くなるので変化を恐れずに変わろうという話。組織にも自分にも適用出来る擦り切れない自己啓発本の印象。仕事後、夜は旧仕事仲間達と飲み会。カンゾーコーワを事前に飲むが、楽しい飲み会で果てしなく飲み過ぎる。二次会まで駆け抜ける。

2/28
ガッツリ二日酔いで起床し、トイレで嘔吐。昨日はカンゾーコーワで緩和される閾値など秒殺で超えている酒量だった。オッサンになっても全然酒の飲み方が分からんのか、俺は。出社し、何とか仕事をこなす。帰宅後、ベビーシッターさんから息子を引き継ぐ。娘と息子を風呂に入れる。昨日のディズニーランドのビデオを観ながら盛り上がるが、眠い。俺はとても疲れている。それはどの角度から眺めても自業自得である。俺の肝臓、ビガップ。

2/29
仕事。昼はいっぺこっぺでカツカレー。硫黄のような味のするヒマラヤの岩塩ナマックが目の前にない。かと言って、店員に「すみません」と言って声を掛けるほどでもなく、カレーを食べている隣の人のカウンターの前に「すみません」と言って手を伸ばすほとでもない。めんどくささが食指に打ち勝ってしまう。このようにこれからも人生に現れる沢山のボールを振ることなく見送っていくのだ、と己の意識の低さに辟易しながら仕事に戻る。仕事終わりに宇野常寛さんのnote 「ラーメンと瞑想」を読む。バチバチに面白い。直ぐにでも富士丸に行き、ラーメンと対峙したくなる。今日のランチで食事に対して誠意を持って対峙出来なかった己を思い出し、再度恥じる。バック後、上京している義弟家族と焼肉。後から参加した為巻き返すべく肉を頼みすぎ、完全に胃がもたれる。暴飲暴食により乱れ、暴飲暴食の為に生きてる初老こと、俺。なぐさめ合うわけでもないしただ夜もぼくも一人でブルーに包まれる。


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