西森バキ夫

サブカルにもサラリーマンにもなりきれないバックパッカー憧れのアラフォーバンドマン。ro…

西森バキ夫

サブカルにもサラリーマンにもなりきれないバックパッカー憧れのアラフォーバンドマン。room202というバンドを細々とやっています。過去のブログのアーカイブ、旅行、音楽、登山、落語、映画、社会学など。日常の思考の記録。twitter:@ynsmr_room202

最近の記事

202403_diary from stuffy-locked up room

3/1 リモート仕事。仕事後、以前の会社の社長と仕事仲間と会食。居酒屋から二次会で先月行ったスナックへ流れ、room202ボトルを空ける。お気に入りのmont-bellの折り畳み傘もキープしておいてくれ、一安心。その後、飲み足りない且つ電車のない猛者と朝までカラオケへ。仕事の話で一通り盛り上がった後、いつも通りのカラオケレパートリー「イムジン河」や「さらば恋人」などを絶唱。〆は富士そばで朝カレーセット。4:58に券売機にはバツがついていたが、朝メニューの始まる5:00を待って

    • 202402_diary from stuffy-locked up room

      2/1 リモートで仕事。昼は近所の気になっていた中華料理屋で麻婆豆腐定食。辛味が足りずに最後に味変で辣油を投入。店は小さく古いが清潔感があり、好ましい。孤独のグルメの井之頭五郎気分で完食。夜はベビーシッターさんと話しながら娘とバイオリンレッスンへ。終始ふざけまくり、全然演奏せず。習い事どうするのか問題を悩む。いわしのツミレ鍋を泡盛のお湯割でやっつけて、夕食。 2/2 リモートで仕事。Yahoo!ニュースでコロッケの話題を読んで無性にコロッケが食いたくなり、娘の迎え前に近所の

      • 202401 diary from stuffy-locked up room

        1/1 元日。ふるさと納税で頼んだおせちをアテに爆笑ヒットパレード観ながら昼から実家でビール。太田光の「まっちゃん、元気ー?」に芸人が全てを茶化し、洒落に帰す態度を見て心の中で拍手を送る。午後、実家にて揺れ。能登半島地震のニュース。なんたる一年の始まり。Xはジャスティス対ジャスティスの通常運転で辟易。 1/2 久しぶりに妻の親戚が集まる大型新年会へ。総勢25名ほど。和食の店の座敷のフロアで娘はバイオリンを弾きまくり、風船が飛びまくり、キッズ達が叫びまくるというポジティブカオ

        • MOONLIGHT DRIVEというライブイベントを再開した件

          ランチを済ませオフィスに戻る際「てんすら、最高だったわー」というオフィスガールの世間話を盗み聞く。ん?てんすら?オニスラ=オニオンスライスは理解しているのだが、てんすらとはオニスラの親戚だろうか。引き続き聞き耳を立てていると「転生したらスライムだった件」というアニメーションのことを略して、てんすら、というらしかった。なるほど。即ちこのエピソードは、転生したらスライムだった件をてんすらと略して話していたので、酒クズの私は居酒屋の新メニューだと思っていた件という件であったが、これ

        202403_diary from stuffy-locked up room

          故郷を捨てた僕が上着の襟を立てて歩いてる

          横浜マラソンも近いので12kmジョグ。いつもの丸子橋往復コース。佐久間宣行のオールナイトニッポンのウエストランドの回、すべニューの伊集院光のラジオの回聴きながら。ウエストランド河本のポテンシャルの無さに唸る。ジョグは折り返し以降、大いにへばるが、後1ヶ月しかない。フル完走出来るか、不安でいっぱい。ちなみに、東京マラソンは落選。無念。 10/1から施行されたインボイス制度をいまいち理解していなかったので、youtubeやインターネッツを見て、少し調べる。私は事務職では無い一介

          故郷を捨てた僕が上着の襟を立てて歩いてる

          美術って分かります?

          電車の中で2人の男子高校生の会話「じゃあ、俺ここから“各駅”で帰るわ」「え?“各駅”?”各駅”じゃなくて”各停”じゃない?」「いや、普通”各駅”じゃない?」…「いやいや〜、1番正確なのは”各駅停車”じゃない!!??」と思わず即興コントに入りそうになるところを、間一髪で押さえる。よし、それでいい、落ち着け、私は既に43歳なのだ。 美術史をヌルッと学びはじめる。実は私は絵を見て感動したことがない。ハッキリ言って、よく分からないのである。「じょうずー!」とか「きれい!」とか「こわ

          美術って分かります?

          私の大好きなレトルトカレー

          近所のスーパーで「私の大好きなレトルトカレー!」という掲示板あり。ボンカレーやら銀座カリーやら食品メーカーが開発しているカレーのブランドを書いて貼っていく趣向。所謂、一般食の販促イベントだが、その中に「ママの手作りカレー!(ゴマすり味)パパより」という作品を見つける。趣旨を理解していない且つ、それを許してしまう主催者の価値判断に、スーパーの入り口で独り暗澹たる気持ちになる。レトルトカレーは買わずにスーパーを後にする。 評判の良い「憧れを超えた侍たち 世界一への記録 2023

          私の大好きなレトルトカレー

          君たちは盆踊りの輪に入れるか

          コンビニ界のヤマト運輸ことセブンイレブンの開催中のカレーフェスタ、最高。遂にコンビニにエリックサウスのバスマティーライスのビリヤニが陳列。令和5年の国士カレー無双。役満。 近所のプールは最高である。大人と子供2人合わせて500円くらいで2時間楽しめる。2時間という時間の設定も丁度良く、猛暑日で子供を外で遊ばせることが出来ない且つ、家でNintendo Switchをやる等の怠惰な過ごし方を回避したい休日のグッドソリューション。 ピース又吉のポッドキャストを聴く。芸人の出囃

          君たちは盆踊りの輪に入れるか

          宮崎駿と同時代に生きる幸せ

          ジム後、吉野家へ。店内では、牛丼のあたま(具)をよそう為の「オタマ」が牛丼調理のベストプラクティスを実現するために、これまで如何に試行錯誤され、開発されてきたかのアナウンスが流れている。このプチプロジェクトX的な何かの喧伝は、この世界がどこまで行っても資本主義の掌の上で駆動しているかを露呈させている。牛丼を食べる時でさえ、その情報は耳へ入れねばならない情報なのか。「おお!だからツユが均等にご飯の上にかかってるのか!これは素晴らしい!オタマの開発者に敬礼!いつもよりも牛丼が美味

          宮崎駿と同時代に生きる幸せ

          久しぶりにMOONLIGHT DRIVEやるぞ&room202メンバーチェンジのお知らせ

          というわけで(何が、というわけだ)、久しぶりに「MOONLIGHT DRIVE」をやることになった。このインターネッツという荒野の中でいきなり「MOONLIGHT DRIVE」と書いたところで「知らんがな」「てめえの自己承認調達のアクションにいちいち付き合っている暇はねえ」と読者のネガティブな思いを喚起するかも知れないが、それでもめげずに書く。おいおい、ちょっと待てよ?そもそも読者だと?驕るなよ、バキ夫。どうせ誰も読んでいないのだ、こんな駄文は。折角のみなみなさまの貴重な可処

          久しぶりにMOONLIGHT DRIVEやるぞ&room202メンバーチェンジのお知らせ

          我々を駆動するのは結局のところ、ポエムである

          〈イチローズモルトについて語れれば、それなりに満たされるであろう自意識レベル〉で40代を珍走する私の限りある日常。こんなんで生の実感を掴めるのか、俺は。雑誌やら適当に検索窓に放り込んで引っ張ったWEB記事を読んで都会のオトナとしてなんとなく知識やアイテムや振る舞いを身に着けて自己確認をしたいために、東京に出てきたのか、俺は。今すぐサラリーマンを辞めて、立川流の落語家に弟子入りするしか道はないのではないか。 子供に伊勢丹の子供服売り場で服を買うパターナリズムは、愛犬に服を着せ

          我々を駆動するのは結局のところ、ポエムである

          12月は毎日パーティー

          子供が何かを選ぶ時の定番の歌に「どれにしようかな 天の神様の言うとおり」という歌があるが、娘の歌うそれには、その後に「鉄砲打ってバン!バン!バン!」というフレーズが付け加えられていた。実に不条理。アメリカンニューシネマか。 娘の「お兄ちゃんって何で男なのに<ちゃん>がつくの?」の回答に窮する。「だって、「お兄君」だとおかしいでしょ?」と一瞬思いつくが、これは、詭弁である。汚れた大人の立ち回りは控えなければいけない。 DJkanekoweekender vol.4、ありがと

          12月は毎日パーティー

          まさか文房具屋で売っている物を信じているわけじゃないだろうな?

          「塔の上のラプンツェル」は英語で「Tangle d」というタイトルらしい。マジか。全然よくねえじゃん。絶対に「塔の上のラプンツェル」の方がよいい。「アナと雪の女王」は「Flozen」というタイトルらしいが、これも日本語のタイトルに完全に軍配。よく考えてみるとジブリの「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」や「ハウルの動く城」など3単語を助詞で繋ぐスタイルの単語には語感の勢いと世界観のサマリの情報量が絶妙。 人生2回目のディズニーランドへ。浦安万華鏡経由でディズニーホテルに前乗

          まさか文房具屋で売っている物を信じているわけじゃないだろうな?

          夢のなかへ行ってみたいと思いませんか

          <get wild and tough 1人では解けない愛のパズルを抱いて>なんて言うけれど、2人だったら愛のパズルは解けるだろうか。或いは、もっと大人数だったら?〈人生なんて食って、寝て、やって、終わり〉という立川談志の悲観のなきリアリズムに足場を持てば、やはり愛は幻想であって、マズローの五段階欲求の低レイヤーの欲求が概ね実現出来ている現在日本において、<愛>はその先の絶対に達成できない装置として機能しているに過ぎないのではないか。つまり、愛は永遠に解けないパズルであって、

          夢のなかへ行ってみたいと思いませんか

          田中の串カツバケツとか続・タモリとか

          2001.9.11から20年が経った。当時大学生だった私は20年前のその日、先輩のバンド、ザジのドラムの前ちゃんと2人で自宅で一緒に酒を飲んでいて、高層ビルに突っ込んでいく旅客機をテレビで観ながら「やべえ!とうとう戦争がはじまるぜ!」と興奮していたのだった。そうか、あの日から20年も経ったのか。月並みだが、光陰矢の如し。 レッチリにマジックジョンソンという最高の曲がある。私はその中の「カリーム!アブ!ドゥルジャバー」という掛け合いのパートが大好きで(開始から1:54くらい)

          田中の串カツバケツとか続・タモリとか

          タモリとサウナと庵野秀明

          娘と冷凍のたこ焼きを食べようと10個をレンジへ。レンジから取り出し、鰹節とソースをかけようとすると「醤油をかけたい」との要望を承る。たこ焼きに醤油だと?あり得ない。私は醤油はパスする旨を伝え、自分の分と娘の分は別皿管理とし、それぞれの志向に合う調味料を使おうではないか、と提案するも「否。全てのたこ焼きに醤油をかけ、統一したいのである」との主張で一歩も譲らず。こちら側も、負けじとたこ焼きの基本はソースであり、頑張って譲歩してもポン酢、明石焼きなら出し汁で、という一般論を強く提案

          タモリとサウナと庵野秀明