ThirdNorth 1 -出会う2人-
市場の一角、精肉店の店先。
「あの、連絡先を聞いてもいいですか?」
「もちろん。」
スマートフォンを取り出す2人。
「よし、登録できました!ありがとうございます。」
「こちらこそありがとう。僕もずっと君の連絡先を知りたかったんだ。」
「…というと?」
「実は、前から食事に誘いたくて。この近くにおいしい南部料理を出すお店があるんだけど、今度一緒にどうかな?」
「もちろんです!こう見えて俺、辛いのかなり得意なんで。」
「良かった。じゃあ、日程はあとで連絡するね、サードくん。」
そ