杉浦麻友美

人や場との出会いを大切に踊っています。静岡県浜松市在住。はままつ・つながり・アート代表…

杉浦麻友美

人や場との出会いを大切に踊っています。静岡県浜松市在住。はままつ・つながり・アート代表。(有)杉浦金網製作所経営。

マガジン

  • 身体表現について

    踊りについて

  • 思考のメンテナンス

    考えていること。

  • マイストーリー

    わたしの歩んできた道とこれからの道

  • 表現と感覚について

    表現力とは何か?感情や感覚とのつながりについて考察したことを書いています。

  • 仕事について

    これからの社会を生きていく上で仕事について考えています。自分を見失わないように。

最近の記事

風薫る季節

お茶摘みの季節5月。暑すぎ。屋外パフォーマンスって私としては日焼けと熱中症対策が一番心配。脳がやられるとまともな表現ではなくなるからね。後悔するような踊りはしたくない。 今月、3回本番がある。自然な中での布を使ったコンテンポラリーダンスは福祉施設のクローズド。どんなことに興味を持ってもらえるだろう。何が苦手なんだろう。 もう一つの屋外は物語に沿った現代舞踊。これは土の上。野っ原の中。蛇神の化身が恋を知り子を慈しむ心を知り地蔵菩薩として祀られ、600年の時を経て龍神となる。

    • 5月

      いろんなことが動き出す 五月からいろいろ始まる。打ち合わせが連休中にいろいろあるし、スケジュールも決まってくる。 5月9日には福祉施設で音楽と舞踊のセッション。初めての経験でドキドキする。 入所者の方たちが楽しんでくれたら一番。屋外で人工芝だというのでそれも楽しみ。 福祉に踊りで関わっていくのはとても嬉しい役立ち方だと思っている。まだ未知数だから何回かやっていくうちに関わり方が上手くなるので、これから先もチャンスがあれば積極的に参加したい。 5月18日は県立森林公園キ

      • 面白いことを考えてみよう

        待ち時間の妄想タイムコインランドリーに来た時って意外とnote書いてるぞって発見する。 少し気持ちが鬱々としていたので、この際妄想に走ろう。 現実の枠を外して楽しいことは何だろう。 舞台つくることかな。声楽家の友人とピアニストに来てもらってもう一度共演してみたい。今共演しているコンテンポラリーダンサーやfree jazzのバンドにも参加して欲しい。 音響の良い、座り心地の良いホールで私がメインではなく、構成によって歌やピアノや弦楽奏にそれぞれスポットがあたる公演にした

        • 当たり前だけど楽しいばかりじゃない

          踊れる日々に感謝している連日、打ち合わせやリハーサルがあり、これから先へ作品を深めている日々を送っている。 踊りと一口に言っても、様々なプロジェクトにそれぞれの関わり方をしているのが有り難い。 作品ごとに関わる人が違うと切り替えて臨みやすいし、ある作品で天狗になりそうになっても次の場では無能な自分にペシャンコになったりするし、またその次は有頂天になったりする。 要するに評価を気にしないで精進するだけだと気づかせてもらっている。 人が集まれば悩みも増える大きな作品になれ

        マガジン

        • 身体表現について
          32本
        • 思考のメンテナンス
          114本
        • マイストーリー
          31本
        • 表現と感覚について
          27本
        • 仕事について
          33本
        • 舞台をつくる
          15本

        記事

          行動してわかったことは望みは叶うということ

          踊って生きたい私の願いはとてもわかりやすい。踊りながら生きたい。ただそれだけだ。小さい頃からずっとそう思ってきた。 この中には稼ぎたいとか賞賛されたいとか勝ちたいが1ミリもない。なので、どう生活していくのかは全くわからず人生はお先真っ暗だったが、生きるのは好きなので死にたくはない。 踊りに現を抜かして生きるために教師という固い職を選んだら、就職氷河期第一期で非常勤講師しか無く、やはりお先真っ暗なままだったが、とりあえず踊ることはできた。 来年からは中学社会科の免許を自費

          行動してわかったことは望みは叶うということ

          連休前に仕事の区切り

          納税完了法人税、預かり消費税の支払いが無事完了してやれやれ。ちゃんと有効に活用していただきたい。 選挙権も行使しているし、一市民の出来ることはしている。ただ立法機関外でルールを決められると及ばないところで政治が動くのでそれは民主主義ではない。 私は人生は自分のやること、やりたいことに集中すると決めているので、義務はここまで。 月末締めの請求も早めに投函している。連休があるし、そもそも郵送に時間がかかるようになった。運送業者も以前より遅く来る。せっかちなので前倒し気味にな

          連休前に仕事の区切り

          初夏

          4月半ばもうすぐ連休。桜から葉桜に変わり、ただ今真夜中で春雷。 連休前は注文が混むし、納期が短くなりがちで嬉しくない。もっと大らかであったらいいなと思う。もしくは早めの注文かな。 月末は請求や支払い、納税でなかなか頭が痛い。全部終わるまで気が抜けないから、ゆっくり出来るのは5月になってからだね。 舞踊活動今年の様々な事柄が一斉に動き出したのでメモ。 5月9日、四季の郷にてセッション。ここは福祉施設で入所している方たちとどれだけ交流できるか楽しみ。芝生の広場だから日焼け

          踊る体と生活する体の間にあるもの

          踊りの変化について現代舞踊で育ってきたので基本はクラシックバレエである。クラシックバレエの基礎を学び体得しつつ、日本人の体の表現として現代舞踊をやるのだと教育されてきた。 歴史が一番あり、基礎レッスンが確立されているクラシックバレエで体を作った上で表現のための使い方をするのだと言われてきた。 確かに軸を知り体幹を感じるのに、クラシックバレエの基礎レッスンは手っ取り早い。200年の歴史をかけて培ったものを一から考える暇は一人の人生の中にはない。 ただ、クラシックバレエのパ

          踊る体と生活する体の間にあるもの

          生き方の美意識は表現の美意識

          みっともなくていいカッコつけないで生きたいと思っている。 みっともない自分を隠さずに、言い訳せずにそのまま生きたい。 だからって露悪的になるのも傍迷惑な話なので気をつけたいんだけど。 生き方に対する美意識は踊りに対する姿勢と同等なので、カッコつけない踊りが好きってことだ。 伸びやかでゆったりして、しなやかな動きが好きなんだけど、そういう生き方が好きなんだね。 誰かと絡まったり、関係したりしながら、個々のダンサーがソロなのが好きというのも、生き方に同じことを求めているん

          生き方の美意識は表現の美意識

          存在と所作

          4月1日に寄せて今は明け方四時。起きちゃったから今年度へ思いを馳せてみる。 先ずは昨日、ライブセッションに参加した。今どきのダンスイベントのラストに誘われて、高架下の広場でセッション。音楽家3人とダンサー4人は初めて。 管楽器、弦楽器、打楽器。ハウスダンス、コンテンポラリーダンス、モダンダンス、現代舞踊、もうジャンル分けするのもバカバカしい話。 全員全く違うから良かったと思う。それでいて違和感なくセッションしていた。 ほんとうに初めての人もいたから、これから回数重ねて

          行動の基準はノるかノらないか

          義理や常識から外れて生きるやらなきゃいけない、我慢しなきゃいけない、それが生きるってことで大人になることなんだと子ども心に諦めながら生きてきた。 大人になってわかったことはそんなことないよってこと。 いやいや我慢しながらやってるから、子どもにもそれを強制したいし、自分が間違えていたなんて思いたくないから正当化している大人たちがたまたま周りにいただけだったんだ。 やりたくないことや我慢しながらいやいややるくらいなら、やらなくていいんです。それと引き換えの孤独はいっときだけ

          行動の基準はノるかノらないか

          出不精でせっかちで

          20日の公演無事に終わりました竹嶋賢一音楽会「二人」 素晴らしい刻を過ごしました。 今日は久しぶりの休日で行きたいところもあったはずなのに、ゴロゴロしていたいのです。 春だから?気圧のせいでしょうか? 踊る予定以外はずっと家でゴロゴロしていたい。行動すると出会いがあり、人生が変わると分かっていても植物みたいにそこで陽の光を浴びているのが好きです。 ただ不思議なことにせっかちでもあります。用事は早く済ませたいし、仕事は早く片付けたい。過程を味わうのが好きでいながらそこは話

          出不精でせっかちで

          人生の転機について

          転機について考えるちょうど半世紀生きて、今は3月年度末。せっかくなので転機について考えてみた。 場の転機、踊りの転機3歳で現代舞踊に出会い、18でモダンダンスに出会った。舞踊団員を続けながら結婚出産した25から教え始め、子どもが小学生になって子育てが落ち着いた35から遠征公演などに積極的に参加。休みなく無償で働く日々に限界が訪れて42で組織を離れた。 3年間は思考の習慣のまま舞台づくりをしたけど、主催はやりたいこととは違うと分かったときにコロナ禍でちょうどいいタイミングで

          人生の転機について

          明け方の思考

          早く寝て早く起きる会社を継いでこの一年、夜9時にはゴロゴロして明け方1〜3時ごろには目が覚める生活をしている。 舞踊団で下っ端の教師兼ダンサーでいた頃は教えてレッスンして夜中まで自主練した後、コピー機回してお手伝いしたりしていたから、朝は仕事に行くのが大変だった。遅刻もしたし、仕事中に眠ってたりミスして父に叱られたり。 朝型になるのはそれまでの生き方を捨てたら簡単に変わった。頭も体もクリアになった。 要するに私はムリしてた。合ってなかった。ってことに気づいた。 それで

          明け方の思考

          常識を超えて辿り着く

          常識という名の幻からいかに解き放つか育った環境というものは、自分の意志ではどうすることも出来ない。理不尽だけど抗うことは不可能な中で子どもは育つ。親の心理状態や家族の営み、地域社会によって子どもの社会は作られている。それは子どもにとって世の中全てで、当たり前の常識になり、普通という名前で認識されていく。 大人になるということは、自分にとっての普通がある1人の人間の育った環境に過ぎないことを気づいていくということだ。 自分の中の常識を超えていくと本当の自分らしさに気づくことが

          常識を超えて辿り着く

          年度末は忙しい

          今までと今とこれから3月は年度末で金網屋は忙しい。今まで見積もりしてた分が発注になり、今月末までにって言われる。みんなが一斉に言うので、当然平常より納期が延びる。 さて、春になって踊りの方も公演の機会をもらえてる。うれしい。貰えなくなったら作ればいい。作る資金がなければ、川辺で踊ればいい。公園や町中で踊ればいい。そう思うようになった。 会社経営を一年無事にやれそうで安心している。会社の負債はあと3年で終わるので、そこまでは地道にコツコツ。かな。faxや紙の記録が無くなって

          年度末は忙しい