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きらめきの造形美、やすらぎのフォルム

その姿、佇まいを見るだけで至福。
使い勝手や実用性だけでは
どこか寂しいのです。
もう一歩先へ。

今日はボールペンというアイテムの話。
その造形美。
そして重量感。手触り、質感。
日々の仕事や暮らしのなかで
その感覚を楽しむくらいの余裕が、
ほしいものです。
日常遣いのアイテムですから。

1.きらめきへの羨望
〜長年愛用PLATINUM

多機能ペンではPLATINUMか
ジェットストリームを愛用してきました。
特にPLATINUMは美観が良いのです。
ボディの太さが丁度良く、
上品な光を放ち、きらめいています。
また、ボールペンの色を変える際の
ボタンの位置がボディ縦中央に。
だから書く際にそれが隠れるのです。
大抵のペンの機能切り替えボタンが
尾っぽにあり、書くとき丸見えに。
それを否定するものではありませんが
僕はそれが隠れたほうが美観として
どこか安心するのです。

PLATINUM、高価過ぎず嬉しい。

2.やすらぎへの憧憬
〜PILOTの木製、木軸のペン

グリップ部分の手触りが絶妙。
特にPILOTのS2Oシリーズの細いボディ、
温もりを感じる握り心地が大好きです。
また同社LEGNOシリーズは
書き心地というより、ペンケースに
入れて置くだけで安心感を覚えます。
クラッシックな造形に触れると
心静かになれます。


PILOT、その優しさが嬉しい。

3.強さへの私淑
rotring、LAMY、FABER CASTLEなど
ドイツ製ペン
頑強で研ぎ澄まされている感じで、
グリップ部分の工夫など機能美も。
全体の完成度の高さに目をみはります。

特にrotringは不思議と安らぎを感じる
重量感があります。
また最近は鉛筆メーカーの
FABER CASTLEのシャープペンも愛用。
長年仕事でシャープペンを使うことは
ありませんでしたが、
文具店に陳列されたFABER CASTLEを
眺めていると、その美しさに見惚れ、
思わず数本を購入してしまいました。
書き心地も抜群で、アイデアの構想を
方眼目のノートに書く際は
紙という海をすいすい泳いでくれます。


rotring、LAMY、この頼り甲斐、嬉しい。


FABER CASTLE、伝統美が嬉しい。

ペンの好みは百人百様。
グリップ感や美観の好みも違うし、
価値観の置きどころも。
高級ペンてはなく、
廉価なペン
(僕はuni ball Signo0.38も大好き)
を日常遣いにされている方も
大勢いらっしゃると思います。

記述方法はデジタル化、
AIで進化が加速していますが、
自分にしかない筆跡を紙に記すことは
ペンなどの筆記用具でしか
成し得ません。

自分なりのペン選びに
こだわって良いと思います。
この小さな贅沢が
仕事や暮らしに彩りを
添えてくれます。

どの逸品、作品にも、
各メーカーの作り手の、
考えや想い、魂が注がれています。

ペンに限りませんが
自分なりの逸品をたずさえ、
ありがとうの想いを託して
日々を生きたいですね。

今日もお時間頂戴し、
ありがとうございました。

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